効率と非効率
ある日の工房です。
師匠に見守られながら黙々と手を動かしている職人たち。
こういった関係性(師弟関係)って徐々に少なくなっているのでしょうね。伝統工芸の世界も、AIが人間に教える時代がすぐそこまで来ていますし。
大切なのは伝統工芸を絶やさないことだと思いますし、そのためにこういったテクノロジーは活用していくべきだと思います。効率的です。
一方で、非効率ながら人が人に指導、鞭撻することも絶やしてはいけないと思っています。
それにより生まれる軋轢など含めて教育、育成なのかなって思ったりします。(今となっては古い考え方なのかもしれませんが)
そもそも、鉄瓶を使うこと自体が非効率ですし、効率的に生きたい方にとっては不必要です。
でも、非効率だからこその価値があり、その価値を感じていただける方々のために私たちはつくり続けます。
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