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心の解像度を上げる

こんばんは : ) 

日本語が少しおかしいですが、私は時々、感情を感じることが下手になることがあります。

みなさんは感情に翻弄されていると感じるとき、どのように過ごしていますか?そのまま自然と感情が鎮まるまでそっとしておいたり、別のことに集中しようと努めるかもしれません。

感情に翻弄されているとき、穏やかな方向に流れていくための一つの解決策になり得るのが「心の解像度を上げる」ということだと感じています。もしくは、「感情を因数分解する」とも言えます。

例えば、私にとって、放っておくということも含め、特に対処が難しい感情は不安なのですが、例えば私が不安を感じているとき、どうしても「何が不安なのか」を明確にすることが難しく、漠然とした不安感に浸るだけで、心がガチガチに緊張してしまうということがあります。そうなってしまう原因には思いつくだけでも様々なものがあります。今日は原因解明ではなく、そうなったときの対処法の一つである「心の解像度を上げる」ことが私にとってどういうことなのか、不安という感情を例にそのプロセスを書いてみたいと思います。


【 心の解像度を上げるまでの私の感情のプロセス 】

・なんだか不安を感じていることに気が付く

・身体の緊張を感じ、なんとなく怖さを感じる

・何が不安なのか感じてみる

ここで明確に、「あ、明日のあの仕事に思ったよりもプレッシャーを感じているんだ」とわかれば、この時点で、「不安」を形成するものの一つが「プレッシャー」だったのだと解像度を上げることができたということになります。

ただ、なんだかモヤモヤが収まらない、明確に何が不安にさせているのかわからないこともあります。そんな時、私は次のようなプロセスをたどることが多いです。

・直近の過去や近い未来に不安のタネがあるかもしれないが、それだけではない漠然とした不安なのかもしれない、と思う

・不安感、身体の感覚と向き合ってみる

( ここで、向き合うのが嫌だと感じたら、無理に頑張らないようにする。)

・自分のこの不安感や身体の嫌な感覚に、どう声をかけてあげたいか考える

・感情に圧倒されている自分を批判していたことや、早くこの状態から抜け出すために焦り、感覚を無視して追いやっていたことに気が付く

・うまく自分の感情に素直になれると、今この瞬間にはない、過去の辛かった気持ちや、押し殺していた感情が自然と出てくる。

・その浮き上がってきた感情が、不安ではないことに気が付く

・例えば、罪悪感、恥、恐怖であったり、誰かに話したかった、聞いてほしかった、共感されたかった、否定や無視ではなく肯定、受容や興味を持ってほしかった、など、色々な叶わなかったその時の欲求であることに気が付く

・その感情が、今も自分の中にあり、何かのきっかけで浮かび上がっていることに気が付く

こういったプロセスで、今ある漠然とした不安が、上に書いたような、自分の今持っている感情への否定、禁止、そして過去の罪悪感、恐怖、その時切実に必要としていたコミュニケーション等々といった様々な要素によって構成されていたことに気が付くのです。

これが、私にとって心の解像度を上げることであり、感情の因数分解です。こんな風に、不安以外の感情にも様々な感情が出てきて逆に感情に圧倒されてしまうのでは、と思うかもしれませんが、私の場合はこのプロセスを辿ることは癒しになっています。

感情には波があり、強い感情であればあるほど、心の解像度を上げることが難しいと感じます。

今回不安を例にしましたが、怒りや驚き、悲しみ、困惑、同情、喜び、満足などの様々な感情の因数分解をすることが、自分の心の解像度をあげ、自分の感情に寄り添う秘訣なのではないかと思います。

とは言っても、感情をその感情として、なんの分析もなしにただただ純粋に受け取ることができるときは、そのまま何も考えず、ただ感じることが非常に大切だと感じます。よく言う、「考えるな、感じろ」ですね。

でももし、「この感情は一体何なんだろう?素直に自分の感情に向き合えていなのかも…?もう少し丁寧に見てあげたら、心が穏やかになれる気がする」、そう感じる時に、感情の因数分解を試みるといいのかもしれません。これもまた、「考えるな、感じろ」に繋がるプロセスなのだと思います。

いつも翻弄されてしまう感情があったり、悩まされる感情がある人は、心の解像度を少しずつ、本当に少しずつ上げてあげるといいかもしれません。

でも、できれば、安心できる誰かが横にいる時や、自分が安全だと感じられる場所で、辛くならないで済むところまで、と決めておくと尚安心だと思います。一緒に、「一人でやろうと頑張らない」ことをしていけたら嬉しいです。


今日も読んでくださってありがとうございます:) ♡

KanaKathy




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