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自分の承認欲求を、少し掘り下げてみる。

今日は自分の「承認欲求」について、はっと気づいたことがあったので、自分の頭の整理も兼ねて記事を書いてみようと思います。

(いつもより少し長めの文となっております。
よろしければお付き合いください。)




noteを始めるまで「文章を書いても、何の意味があるのだろう?」と、私は自分の中で価値が見つけられずにいました。

誰かを勇気付けられるような経歴もないし、文章力もない。でも何故か書きたいという気持ちはずっと消えない。

そこで一度、「他者への価値の提供」は無視して、「書きたい気持ち」を優先することにしてみました。それが今書いているこのnoteです。
(もう少し詳しい経緯はプロフィールに置いてある『自己紹介』の記事に書いてあるので割愛します。)


ここで少し一連の流れを観察してみると、私の中にはどうやら、
”文章で自分を表現したい”という「自己表現欲求」と、
”誰かの役に立ちたい”という「自己承認欲求」の二つが沸き起こっているようでした。

(※学術的な根拠の元では書いていない、あくまで私個人の意見として読んでいただければ幸いです。)


ここまでは良いのですが、問題があるとすれば、
「自己承認欲求」が「他者承認欲求」とすり替わることで苦しくなるということ。
つまり他者評価に依存して自己の評価を下すと、いつまで経っても承認欲求を満たすことが不安定となり、苦しい状況になってしまうということです。


ここでもう一つやっかいなのが「自己顕示欲」という存在。

これはあくまで私のイメージでの話ですが、
「自己承認欲求」は、子どもが「見て見て!」というような、軽くてキラキラしていて、皆とシェアしたら嬉しさが倍になるよね、という無垢な感じ。ここに他者との上下は存在しません。

それに対して「自己顕示欲」は、「私を見てよ!すごいでしょ!」と人を見下ろしながら言うイメージ。マウントをとって、自分をアピールする、トゲトゲして重たい感じ。
ここには、他者と自分を上下に配置することでピラミッドが発生します。


他者の承認を軸にすることで不安定になった承認欲求が「自己顕示欲」という形をとり、人を上下に比べてなんとか自分を保とうとする・・・。
とても苦しい状況です。
そしてこれは他者を傷つけることに繋がったり、自己嫌悪として自分を傷つけることにも繋がるかもしれない・・・


まだ上手く説明できるに至っていないのですが、
この辺を混同してごちゃごちゃに考えてしまっていたのが、なかなか自分を認めてあげられない要因だったのかな、と今日ふと思ったのでした。


「承認欲求」は恐らく悪者ではありません。
これは小さな子どもも持っているように、とてもピュアなもの。
「他者との比較」もきっと悪者ではありません。
苦しい原因は、”それを上下のピラミッドで観ている視点”。


私がずっと探していたのは、自分自身を承認したい「自己承認欲求」であり、それは他者と共生する社会の中で生まれます。
自己と他者の関係は上下の関係ではなく、隣り合うような、そんなイメージ。よく例えに出されるような、色の差異のような感じでしょうか。


それを踏まえた上で、最初の方で書いた「自己表現欲求」を加えてみると、

noteにおける「自分の表現欲求を満たす価値」と「それを公にする意味」が以前よりくっきり見えるような気がしてきました。




本日の記事は、正直自分の中でもまだ上手く落とし込めていない未熟な内容ですが、なんだかとても大事な考え方のように思ったので、思い切って書いてみました。

「文章表現」のみならず、生きる上での様々な欲求に対して通ずるような気がするので、引き続き生活の中で観察していこうと思います。



一つ、再度注意書きをさせていただきますが、これはあくまで個人的な意見なので学術的な根拠のある内容とはなっておりません。

私が大学で学んだこと、読んだ本、知人の話、SNSなどなど、目にして感じた色々なものを参考に、自分なりに咀嚼して、複合的に書いてみました。

特に「自己承認欲求」と「自己顕示欲」を分けるという視点は、SNSで発信されている方の内容に大きく影響を受けたうえで自分なりに書いたものなので、私から発生したものではありません。
(もし何か問題がございましたら、すぐ記事を削除しようと思います。)


本当はもっと参考文献や学術的な内容も交えられれば良いのですが、そうなると小論文のような意気込みが必要になってきそうなので、今の私には少し難しそうです。


長くなってきたうえに、まとまりがないので、今日はこの辺で。
誰かの役に立つ内容なのか、今回は特に自信を持つことができませんが、
私的には大きな発見だったので、取り急ぎ書いてみました。


ここまでお読みただいた方がいらっしゃれば、
お付き合いいただき誠にありがとうございます!
では。


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