「こうあるべき」から抜け出せない私。
こんにちは。
この文章は、私自身のことを通して「こんな人もいるんだ」ということを知っていただければという思いで書いています。
今日は、私が社会人として生活していく中で、今まさに直面している問題について書いてみたいと思います。
私は「こうあるべき」ということに固執してしまいます。
法律だったり、社会通念だったりに対する、いわゆる「ルール違反」が許せないのです。
例えば、私が以前勤めていた職場では、休憩時間が休憩時間と呼べる状態ではありませんでした。電話は鳴るし、お客さんが見えたら対応しないといけない。決してそうしろと言われているわけではありませんが、目の前にお客さんがいるのに「私は今休憩中なので」と無視するわけにはいきませんよね。
これだけ見ると、この状態に疑問を持つのは当たり前だし、むしろ管理している側が労働者に適切な休憩時間を与えていないのが悪いと多くの人が共感してくださるのではないかと思います。
しかし、同僚たちは「まぁ、職業柄こういうのも仕方ないよね」と状況を受け入れ、淡々と仕事をしています。
サービス残業に関しても、日本にサービス残業が常態化しているということは、それだけ多くの人が「サービス残業というものを受け入れて実行している結果」なのではないかと思います。例え不満があったとしても、そうせざるを得ないからとどこかで割り切っているのではないでしょうか。
私はその「割り切り」が苦手。完璧にホワイトな世界なんてないのはわかってはいますが、休憩時間に電話対応をすることも、残業代が出ないのに職場に残って仕事を片付けることも許すことができず、はらわたが煮えくり返るくらいの怒りとストレスを感じてしまいます。
この件に関しては、私は自分が「間違えている」とは思っていません。どんな理由があれ、違反は違反だから。
しかし、これでは今の社会では非常に生きづらい。
どんな職場にいても多少のルール違反はあるような世の中で、その違反に直面するたびにこんなに怒りを感じ、ストレスを感じていたのでは働き口もないし、体も持ちません。
もう少し考えを柔軟にして、少しの理不尽さには目をつむることができたら、きっともう少し生きやすいのだろうなと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
「こんな人もいる」と知っていただけたのなら幸いです。
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