「どうして料理が好きなんですか?」と聞かれて困ったお話。
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それは昨日のこと。
わたしのインスタグラムを見てくれている人から「どうして料理が好きなのか?」と尋ねられたのだ。
※インスタのリンクは記事の一番下へ
その人は「食べるのは好きだけど、料理するのは好きじゃない」と言う。
しかも【お料理上手な、素敵なマダム】を目指して料理教室へ通っている最中だとか。
きっと、それまでは本気で料理をしたことがなかったのだろう。
教室へ行ってみて初めてその厳しさを知り、「嫌になっちゃった」らしいのだ。
本来なら楽しさを知るためのお料理教室で「料理が嫌になった」というのは、なんとも皮肉な話である。
とはいうものの、「どうして料理が好きか」と尋ねられたわたしは、答えに困ってしまった。
「楽しいから」以外に、料理が好きな理由は何もなかったからだ。
では、なぜ料理が楽しいのか?
えっと・・・食べたいものが自分で作れたら楽しいし、思いつきで作ってみた創作料理がおいしかったらめっちゃ嬉しいし、適当に作ったものが意外な美味しさだったら楽しいし(このあたりから答えがダブってくる)、子どもの頃から自分で何か作るのが好きだったから・・・。
そう。つまり、楽しいと思えるかどうかはその人次第。
だから「どうしたら楽しいと思えるか」なんて人に言葉で教えることはできないのだ。
だって、もともと楽しかったから。
昔は嫌いだったけど好きになったのなら、その「好きになったきっかけ」を伝えることはできるだろう。しかし私の場合そうではなく、昔から料理が好きだった。
本当は好きなのに、若い頃(20代くらいまでだろうか)は「料理が好き」と言うことに抵抗があって言えなかっただけで、大人になって色々なこだわり(『女らしさをアピールするみたいでイヤ』とか)が少しずつ取れていくうち、いつのまにか素直に「料理が好きです!」と言えるようになっていたのだ。
*
そして、もう一つ大きな問題があったのだ。
わたしの中には「料理といえばお母さん」というイメージが強く刷り込まれていた。最近になって、その根強い刷り込みからやっと解放された、ということだろう。
母は料理の苦手な人だった。料理だけでなく、家事全般にわたって。
その母の子どもである自分が料理上手なはずがない、とどこかで決めつけていたのかもしれない。しかしその決めつけも、「母への憧れ」からきていたものだったとしたら。
その一方で、料理のできない母を恥ずかしく思う自分もいたのだ。
料理ができない母が恥ずかしいのか?
母ができないことをできる自分が恥ずかしいのか?
料理ができることを自慢するのが恥ずかしいのか?
できないことを自慢するのが恥ずかしいのか?
何を自慢する?何を恥だと思う?
だんだん、何がなんだかわからなくなってきた。
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わたしは最近、「ゆるすこと」についての記事も書いていた。
「ゆるすゆるさないごっこ」に気づいた話だ。
※その記事はこちら👇
なんだか今回も、それと同じような感覚がしてきたのだ。
「自慢」も「恥ずかしい」も実は同じものなのではないかと。
たとえば、
「まじめなのが自慢」な人もいれば「まじめで恥ずかしい」人もいるだろう。
「勉強できるのが自慢」な人もいれば「勉強できるのが恥ずかしい」人も。
「背が高くて自慢」する人もいれば「背が高くて恥ずかしい」人もいる。
それならば、
「不真面目なのが自慢」でもいいし、「ネガティブ思考が自慢」でもいいし、
「彼女いない歴が自慢」でもいいし、「めちゃくちゃ神経質」を自慢したっていいではないか。
ということは、だ。
♪︎
料理上手なことを自慢してもいいし、料理ができないことを自慢してもいいということになる。
さらに言えば、、「料理上手」の基準など勝手に決めていいのだ。
誰かと比べる必要などない。また、誰かに決められる必要もない。
だから、プロの料理人でも「自分は料理が下手だ」と思っている人がいるかもしれないし、カップラーメンしか作れなくても「自分は料理の鉄人だ」と思っている人がいてもいいのだ。
そう、全部自分で決めればいい。
それを人に伝えた時にどう思われようと関係ないのだ。
もちろん、伝えられた人がどう感じるかもその人次第。
大切なことはただ一つ。
自分がどう感じるか。
「恥ずかしい」という思いは「他人の目」ありきの感情である。
しかし、「他人の目」はあくまでも他人のもの。
感情は自分主体のものであり、他人にどう見えるかは自分にとって、本来どうでもいいことなのだ。
わたしは今回のことを通して、「もっと色々なことを自慢していいんだ」ということに気づかされた。
💡
よーし、それじゃあ今まで「この程度なら誰でもできるだろう」と遠慮してきたことも、これからはどんどん自慢してみよう。
自慢できることはたくさんある。
ほぼ毎日ヨガをしていることや、ほぼ毎日瞑想していること(「ほぼ」では自慢できないという思い込みを捨てる)。
レシピなしでパンを焼いたり、きのことジャガイモの豆乳グラタンを適当に作れること。
♡*♡*♡
ココット鍋でご飯を炊いたり、スキレットでナスのラザニアを作れること。
何の構想もなく、けっこう簡単に2000字のエッセイが書けること。
自慢しましょう!自慢しましょう!!😃✌
さぁ、皆さんもご一緒に。
ん??
「どうして料理が好きなんですか?」という質問から、いつのまにかこんなことになってるぞ。😂😂
・・・ということで、
質問への答えは、実は『なんでも自慢していい』という新しい気づきに繋がるきっかけだった、というお話でした~。
めでたしめでたし。
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♡♡♡最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの幸せのヒントが見つかると嬉しいです^^!
いっっぱいの愛をこめて。♡♡♡
桑田華名
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