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紫陽花が思い出させてくれた、子どもから学んだ幸せ。
こんにちは。
今朝、保育園に娘を自転車で送ってる時、道端に咲いている紫陽花を見かけて思い出した事があったので、そのエピソードについて書いてみます。
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6月生まれの娘が2歳になる頃、お休みの日にベビーカーで近所のクリーニング屋まで行った時に、帰り道に立派な紫陽花が咲いているお宅があり、足を止めて娘と眺めていました。
「かたつむりいるかなぁ〜」とか話しながら抱っこして見ていたら、そのお宅からおばさんが出てきて「良かったら何本か持ってく?」と言ってくれました。
お言葉に甘えて、立派な紫の紫陽花の枝を何本かいただき、ベビーカーに乗った娘に持たせて家まで帰りました。
娘は大きなお花を持てて嬉しそうにしていて、私もベビーカーを押しながら、すごくほくほくした気持ちになったのを覚えています。
家に帰ってから早速部屋に飾り、ちょうど6月は私の誕生日と結婚記念日もあったので、この時期に以前撮った臨月の時のマタニティフォトをわざわざ引っ張り出して一緒に飾ったりしました。
思いがけず立派なお花をいただいて、特に予定もない娘との週末の一日だったのが、素敵な思い出の一日となりました。
毎年、この時期になって綺麗な紫陽花の花を見る度に、この時のことを思い出します。
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子どもが生まれるまで、会社と自宅の往復で、休みの日も夫や友人と基本外出していたので、地域に住んでる方との交流はほぼ無かったのですが、子どもが生まれてから初めて、地域の繋がりの大切さを実感するようになりました。
子どもを連れて歩いていると、おばちゃんやおばあちゃんはよく声をかけてくれるし、同じような子連れのママとも交流があったりします。
仕事以外で、面識のない人といきなり話す場面て独身時代はあまりなかったと思いますが、子どもがいる生活になってからは、日常生活してる中で出会う様々な方との距離が近くなりました。
レジの人や、通りすがりの人、電車で隣に座った人、レストランの店員さん、市役所や支援センター、児童館のスタッフの方、、、、
なんというか、社会で育ててもらっている感を感じ、子どもがいる事で、地域や社会との距離がぐっと縮まりました。
子どもがいるからこそ生まれる交流って、利益を考えて動いてない、優しさからくる行動が多いような気がします。(泣いてうるさいのを何とか止める為に必死の手段、みたいな場面もありますが。汗)
だからこそ、その場限りの交流でも心があたたかくなる。
人との交流のきっかけや出会いは、子どもがくれる小さな幸せの一つなんだろうなと思います。
子どもが生まれる前は、自分の事と、自分の周りの狭い範囲の事しか考えてなかった。
でも今は、子どもたちがこれから生きていく社会をどうしたらいいか、どうすればより良くなるのかを自然と考えている自分がいます。
この視点、視野の変化も、子どもが学ばせてくれた事。
そんな事をつらつらと思ったので書いてみました。
お読みいただきありがとうございました。
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