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川とシャボン玉と、禅語

先日、シャボン玉をして遊びました。

最後にシャボン玉をしたのは7歳ぐらい…

もう大人の仲間入りをした(と思われる)

わたしが、シャボン玉をするのは

少し気恥ずかしかったけれど

せっかく川にきたのだから

思いっきり、童心に返りたくて…

誰もいない場所で、

近くで買った980円の水着に着替えて

冷たい川の水に、足だけ浸かって

シャボン玉の筒を吹きました。

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虹色のからだをくるくるまわして

大きくなったら飛んでいく。

わたしが吹く息の量によって

大きく一人で飛び立つ子もいれば、

小さく沢山の仲間達と飛び立つ子もいる。

一つ一つ、色が違い、その違いを見るのも

シャボン玉に透けた川と木を見るのも

とても楽しくて、心が癒されました。

そして、とびきり大きいシャボン玉を

作りたいと思って、集中した時間…

その時、いつも色々な考えが飛び交う

わたしの頭の中には

シャボン玉を大きくして、飛び立たせる

それだけしかありませんでした。

頭の中で、考えがまとまらず

疲れて寝込んでしまう毎日が続く中、

一つのことに集中できたこと

とても嬉しいことでした。

そして、以前読んだ禅語の本で

似たような言葉があったことを思い出しました。

"一行三昧"

これは、一つのことを無心に行うという意味

持っている禅語です。

人間の悩みの多くは、自分が作り出した妄想。

迷いや悩みがあるときは、

今やるべきことに集中すれば、

雑念や妄想が入り込む余地はない。

と、本には書かれていました。

興味の対象が次々と変わってしまう

わたしには難しいことだと思っていましたが

それは、難しいことに挑戦するからであって

まずは、シャボン玉を大きく作る

そのぐらいから始めれば

わたしの頭の中も、少し休み気に

なってくれるかもしれません。

テレビを観ながらご飯を食べる時と

何も見ずにご飯を食べる時、

ご飯の美味しさを心から味わえるのは

後者なのかなと、わたしは思っています。


禅語は、固い、かしこまったイメージを

持ってしまいますが、

心の中に禅語をしまっておくと

時々、心の中から飛び出して

気持ちを楽にしてくれます。

言葉を見た瞬間、心地よさを感じた言葉を

大切にしようと思います☺️

最後に、可愛らしい絵と、優しい文章で書かれた

おすすめの本と、わたしのお気に入りの

川とシャボン玉の写真を載せて

記事をしめくくろうと思います。

長い文章でしたが、読んでいただき

ありがとうございました☺️

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