まっくろで、おそろしく、悲しい考えによって 心に陰りが生まれるときがあります。 自分がそんな考えをする人間だとは 思いたくないから 必死に、明るい色で塗りつぶそうとするけれど 綺麗な色にはならなくて、色を足せば足すほど どんどん心が汚れて、次第に、本当の心が わからなくなる時があります。 そんな時、わたしはある本をひらきます。 『黒い鳥の本』 文：石井ゆかりさん 絵：沙羅さん 1ページ1ページに、 色鉛筆で描かれたような鮮やかで綺麗な
自分のやりたいことがわからなかった。 今、自分が食べたいものさえ決められない毎日が 何年も何年も続いた。 自分のことが分からない状態で生きるのは苦しいから 本当の自分がどこにいるのか探し続けてきた。 頭の中には暗い森が広がり 豆電球一つの明かりで照らしながら 小さな鍵を見つけるような、途方もない答え探し。 次第に、身体も心も疲弊していった。 ある日、わたしは答えを探すのをやめた。 心の声に耳を傾けることだけに集中するようになり 食べる物、行く場所、やることも深く考えず
いつからか、なにも描かれていない 真っ白なキャンバスをまえにすると 紙に筆をおろすのがこわくて なかなか、 絵を描き始められなくなっていました。 最近その理由について、深く考えてみました。 時をさかのぼって。 なにが、こわいのか。 いつから、こわくなってしまったのか… 幼いころから、わたしたちは学校に通いはじめ 文字を書き、計算を解き、絵を描いた。 文字はきれいに、計算は速く、絵は壮大に。 それができたら、先生に、友達に褒められた。 でも、できなかっ
”はい” ”できます” ”好きです” ”いいですよ” という言葉は すんなり口にできるのですが ”いいえ” ”できません” ”嫌いです” ”いやです” という言葉を発するのは あまり得意ではありません。 ”できます”よりも、 ”できません”のほうが はるかに、 ”言葉を発するためのエネルギー” が、必要なのだと思います。 でも、たとえば 「荷物を持って」と言われるごとに 「わかりました」と荷物を受け取り 手に、肩に、首に、腰に 荷物を持たせ
薬局で働いていたことがありました。 ちいさな薬局だったのですが 毎日50人、多くて80人ぐらいの患者さんが 訪れてくれました。 もうずいぶん前に、薬局のお仕事は 辞めてしまったけれど 今でも、たった1人だけ 元気でいるか、気にかけている人がいます。 彼は70歳で、目が見えない、おじいちゃん。 わたしは、そのおじいちゃんが 来るのを、いつも待っていました。 薬局の前までは、記憶をたよりに なんとか足を運べるのだけれど 薬局の入り口までは、どうしても
noteを始めて、まだ一か月も経っていないけれど わたしは、ここ5日間、くすぶっていました。 いいものを書きたい、誰かに褒められたい。 より、みなさんが 共感してくれそうな内容はなにか。 そう考えているうちに、どんどん 書きたい気持ちがしぼんでしまったのです。 文章を、伝わりやすく、言葉もやわらかく 整えることはとても大切だと思いますが 内容まで、整えすぎてしまっては それは、まるで 綺麗すぎるお人形のようになってしまいます。 たとえば、機械でつくられ
繊細なこころを持つ人が 繊細なこころを持つ人へ書いた本 その本の中の文章は こうしてみるのもいいですよ 〜するのもおすすめです そこでお伝えしたいのは、○○ということです という表現のしかたが、多く見られます。 遠回りな言い回しにも見えますが 心に余裕が生まれ、そうしてみようかなと 思うことのできる、 ちょっとした工夫なのではないかと思いました。 こうしましょう それは、やめましょう いますぐ、〜してください 同じような言葉の羅列だけれど、 なん
わたしが、そばに置いている本の 作者さんを、近くに感じることができて とても幸せな気持ちになりました☺️ "黒い鳥"に惹かれたのは "蓋をしてきた自分"が この本に込められた 包み込むような優しさを 感じ取ったからかもしれません。 大切に、これからもそばに置いておきたい 一冊です🌱 コメントを送ることができないため、 こちらに、お礼を書かせていただきました。 石井ゆかりさん、 ありがとうございます☺️
あまいものを描くのが とっても好きです🌱 焦げ目とか、生クリームの影とか いちごのつぶつぶ、カラメルのきらめき 添えてある植物を描くのも好きです🍁 今日はいつも壁に貼っていた絵を スクラップブックに貼ってみました☺️ 去年は、カーテンも開けず、真っ暗の中で ただ生きていただけだったけれど 一年後の今は、こうして 自分が幸せな気持ちになれることを 少しずつ、できている☺️ 昨日の一日中、今日の前半も、眠くて眠くて ずっと寝てしまいましたが、 今日
たまごの"から"は、どこにいくの？ ある日のこと。 カフェ「ひだまり」にやってきた、 ひとりの、ちいさなおとこのこが そう言った時は、 motohiroさんも、黒猫さんも なんのことだかよくわかりませんでした。 けれど、おとこのこが、もういちど 「オムライスは、"たまご"でできてるんだよね。 じゃあ、たまごの"から"はどこにいくの？」 と言って、ようやく、 ああ、そういうことかと motohiroさんと、黒猫さんは 納得することができました。 大切
先日、シャボン玉をして遊びました。 最後にシャボン玉をしたのは7歳ぐらい… もう大人の仲間入りをした(と思われる) わたしが、シャボン玉をするのは 少し気恥ずかしかったけれど せっかく川にきたのだから 思いっきり、童心に返りたくて… 誰もいない場所で、 近くで買った980円の水着に着替えて 冷たい川の水に、足だけ浸かって シャボン玉の筒を吹きました。 虹色のからだをくるくるまわして 大きくなったら飛んでいく。 わたしが吹く息の量によって 大きく一人
音が、痛い。苦しい。吐き気がしてきた… もう、随分長い間その繰り返しでした。 空調の音、電車の音、食器を片付ける音 子供の泣き声、雷の音… 大きな音も、ささいな物音も 気になり始めると頭が真っ白になる。 本を読んでいても、どこまで読んでたか わからなくなってしまう。 喫茶店の美味しいコーヒーが大好きで のんびりしたいのに、音が気になると 苦しくて、お店を出るしかありませんでした。 そんなわたしに、訪れたあるきっかけ。 "ノイズキャンセリングイヤホン"
おはようございます。 少し朝寝坊をしてしまっためじろです。 昨夜、わたしの大切な場所の１つが 大雨に見舞われたというニュースを見ました。 "山形県の遊佐町" 胸が痛みました。どうか、被害が小さく 済みますよう、お祈り申し上げます。 そして、そのニュースを見て思い出したのが "丸池様"のこと。 丸池様は、山形県の北の北のほうにあります。 訪れる度に色が変わるエメラルドグリーンの池 といわれています。 実際訪れて、写真を撮りました。 わたしは、このよう
こんばんは。熱帯夜ですね。 人からしてもらった嬉しいことは 書いてでも覚えておこう。 強く思ったことなので、忘れないように 文字に残しておきたくなりました。 それは昨日の、ある出来事がきっかけです。 わたしが、足を震わせながら noteの扉を開いて これでいいのかなと思いながら 投稿した記事に、いいねが8つ そして、「小さくて大きな一歩ですね 自分のペースで楽しんでください」 と、コメントをいただきました。 その時、震えていた手足は 落ち着きを取り
こんにちは。本日noteの世界に 誕生しましためじろです。 初めてのnote…まずは気持ちを落ち着かせて 書こうと思い、いくつか準備をしました☺️ コーヒーと、甘いパンと、ビスケット。 木のお皿にのせるだけで、ほっとします。 心を落ち着かせてくれるラベンダーのアロマ。 ラベンダーのアロマは、少し香りがきついと 思っていたのですが、こちらはブレンドしてあり やわらかい香りになっていると思います☺️ 大好きな手嶌葵さんの歌声。 Lullaby Of Bird
