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第三回 未来のまちづくりミーティング

令和4年5月28日(土)午後2時から左京西部いきいき市民活動センター高齢者ふれあいサロンにて開催した、かもがわデルタフェスティバル実行委員会・養正学区各種連絡協議会主催『第三回 未来のまちづくりミーティング』の様子を、議事録にてご紹介します。

このミーティングは今後も月一回ペースで1年かけて計10回開催予定(9月、10月は非開催)ですので、是非皆さんもご参加ください。


開会の挨拶


司会:かもがわデルタフェスティバル実行委員会事務局長 杉山準

皆さんこんにちは。定刻になりましたので、そろそろ未来のまちづくりミーティングを始めさせていただきたいと思います。

今日もお忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。それでは冒頭に、かもがわデルタフェスティバル実行委員長の浅井からご挨拶をさせていただきます。


養正学区各種連絡協議会・かもがわデルタフェスティバル実行委員会委員長 浅井吉弘

皆さんこんにちは。たくさんお集まりいただきましてありがとうございます。

3回目となりました。1回目にだいたいの基本的な計画を伺って、2回目に団地住民の声を 聞きました。今回3回目、団地周辺にお住まいの方の声を聞こうということで進めていきます。

何回かやっているうちに課題なども出てきていますので、それを修正しながら、基本的なやり方は一応決まっていますが、皆さんの声を聞きながら修正して進めていきたいと思います。

最後までよろしくお付き合いくださいませ。よろしくお願いします。


未来のまちづくりミーティングについて

杉山

まず今日、3人のゲストの方に最初にお話しいただこうと思っていますが、前回、前々回の会でこのミーティングはどういうものか、どういう会かというご質問をいただきましたので、最初に、この未来のまちづくりミーティングは何かということをペーパーにしましたので、説明させていただきたいと思います。

お配りした資料の中に『ようせい 未来のまちづくりミーティングについて』という紙がございますので、ご覧ください。声に出して読んで説明させていただきます。

このミーティングは、団地住民だけでなく、周辺部の方や専門家など、いろいろな人がやってきて、まちづくりについて、わいわい語る会です。養正市営住宅団地やその周りの地域のまちづくりについて、いろいろな方々から意見を伺う開かれた会です。養正市営住宅団地建て替えで生まれる跡地活用などの意見をまとめ、まちづくりについてイメージを共有します。この地域のまちづくりや団地再生に伴って生まれる跡地活用に関心のある様々な人たちのコミュニケーションの場を作り、豊かな地域の創造に役立てたいと思います。

特徴としては、養正学区住民でなくても、関心ある方は誰でも参加できます。跡地の活用については、意見を一本化することを目的とはせず、一定の整理を行い京都市と共有します。 参加した人が立場に関わりなく、自由にものが言えるところです。参加したいけれど参加できなかった人、話し合われたことを知りたい方には、話された内容を公開します。

この会のルールです。1、参加した人が、立場に関わらず自由に発言できます。2、他人の発言は否定せず、建設的な対話に努めます。3、参加者の見解は、所属団体の公式見解とはしません。4、特定の個人・団体の非難はしません。

参考ですが、この会は、かもがわデルタフェスティバル実行委員会への寄付金や助成金によって運営をされています。これがこの会の特徴と、ミーティングに参加する際のルールです。何かご意見やご質問はございますでしょうか?

配布資料

参加者A

【このミーティングは】のところの上から5行目に、『意見をまとめ』というところとか、あと特徴のところの二つ目に『一定の整理を行い京都市と共有します』とあるんですけど、ここでいろんな意見とか想いとかが出ると思うんですけど、それ(事業)は行政の責任で行われることだと思うので、京都市に絶対これだけは守ってほしいとか、そういう効力があるものでしょうか?

それともう一つは、公式に京都市が出席されるべきだと思っているのですが、それが今後あるのかないのかということと、特徴の部分の四つ目の『参加したいけれどできなかった人、話し合われたことを教えたい方には話された内容を公開します』ということなんですけど、どういう形で公開されるのか。もう1回目のはネットに公開されていて、私の発言かなと思われるところは、意図的かどうかわかりませんが、削除されてる部分がすごくあったりもしましたし、ネットにそういうふうに勝手に公開されるというのは、この場が安全じゃない、自分たちのすごくプライベートの話が話し合われると思うし、怖くて発言できない、本音を話せないということになりかねないので、どういう形で公開されるのか、議事録のまとめ方とかを詳しくここで共有していただけたらと思います。お願いします。


杉山

はい、ありがとうございます。今のにお答えさせていただきます。

まず、京都市と共有するという部分ですね。この会の考え方はここに書かせていただいた通り、まずはいろんな人たちとまちづくりについて対話を生んでいこうということが趣旨です。何か問題に対して意見を一本化して、それを京都市に言いますということを最初から目的とはしていないということです。だから、最終的にこの話し合いの中で、そういうことを京都市に言いましょう。そっちの方がいいね。ということが概ね総意となったら、おそらく、きちんと伝えさせていただくと思います。

それと効力についてですが、これも手続きの問題が非常に大事なんじゃないかと考えています。つまり、ここで話し合われたことは、まっとうな開かれた会であって、その中でいろんな意見が出てきて、そこがこういうことを望んでいる、またはこの地域住民がこういう方向性で、例えば跡地を活用してほしいとかいうことを望んでいるということがそれなりのふさわしい手続きで進めば、きっと京都市に届くんじゃないかと信じています。

だから最初からここはそういう会ですとは、ちょっと今は言えないです。言えないですけど、これだけ一応開かれた会で、情報も公開して誰でも来てくださいというふうにして話し合いが積み重ねられた結果を、そう無下に無視はされないのではないかと期待をしているということです。

そして情報の公開についてです。すみません、情報公開しますと最初に言ってしまって、それでぽっと議事録を上げてしまったので、それについて気分を害された方や、また自分の発言と違うじゃないかと思われた方がいらっしゃったら大変申し訳ございません。そういう意図ではありません。議事録を今まとめてそれを公開しようとしています。後でそれ説明させていただきますが、公開はかもがわデルタフェスティバルのホームページから入れるようになっていまして、この今日の資料の中にQRコードなどもありますので、スマホで読んでいただいたら読めます。あと、TwitterやFacebookとInstagramでもこの会の情報を公開しています。また、そういったコンピュータの機器をお持ちでない方には、アンケート用紙に、ここに話された内容を送ってというふうに住所とお名前を書いていただいたら、全文掲載のものじゃない摘録の形のニュースレターみたいな形で情報をお送りしようと思っています。

ホームページでの議事録の公開は、原則は全文、例えばわかりづらいところなどは修正をかけますが、基本的に全ての発言について網羅したものを公開したいと思っています。第1回目に関しましては、大変申し訳ないです。マイクの調子が悪くて録音が聞き取りづらく、文字起こしが非常に難しかったんです。なので、手でメモしたものとかを基に書き起こしましたので、発言が掲載されてないとか、私の言ったことが載ってないという可能性がございます。もしそういうことがございましたら、これを載せて欲しいということでメールや連絡をいただいたら、修正いたします。あとその逆で、私は載せて欲しくないという方もいらっしゃるんじゃないかと思います。そうしたら、それは削除させていただきます。あと、また雰囲気を伝えるために写真を撮らせていただいています。もちろん顔がわからないように全部ぼやかしていますが、それも本当はお断りをすべきでした。お詫びをするとともに、今日の内容もいずれ公開させていただこうと思いますが、写真を使わせていただこうと思います。ただ、出席者の顔はぼやかすなどして、誰が参加したということはわからないように配慮をしていきたいと思います。

京都市さんの正式参加は、 今のところ考えておりません。どうしてかというと、ここは、まずは住民が住民の間でまちづくりをどうしていこうかということを話し合う場にしていきたいと思うんです。要望をまとめて京都市に伝えるということよりも、その住民同士の対話を生んでいくということを目的としていきたいので、そういう意味でオフィシャルな参加は考えておりません。ただ、ここは京都市の方じゃないと説明が難しいというようなことが出てきた場合には呼んで説明していただく可能性はございます。以上でよろしかったですか。


参加者B

ここの跡地利用の膨大な計画書が一応もう、京都市のホームページにPDFで出ていますね。

住民説明会が多分、個別では開かれているけど、こういう形で全体での説明会が開かれていないので一部の市民の方が説明会の開催の要望も出してらっしゃると思います。最初私たちはここがその代わりで京都市が参加してオフィシャルなものかと思っていたんですけど、そうではないと。

京都市と一口に言っても(組織が)広いですが、住宅建設局になるんですかね、ここの計画を立てているところに、ここでこれだけ人が毎回集まっていろんな意見が出て、それは一応住宅建設局には届けるけれども、別にそれは京都市がその話をどんなふうに受け止めるかとか、公式に何かディスカッションするための場ではないということでいいんですよね。なので、ここのまちづくりの、今具体的にまちづくりがされていこうとしていることを例にとった、ここはワークショップの場のようなもので、別に京都市と交渉していくとか、そういう場ではないと思ったらいいんですよね。


杉山

そういうことです。


参加者B

わかりました。


参加者C

この集まりが(今回)3回目ですが、私はここに住んでいて、(前回までは)仕事上来られなかったんですけど、私たちもこの住宅に住んでいながら、賀茂大橋を渡っていると(見える)この高い建物はどうにかならんかなと、景観のことを思うと、もうちょっと低い方が良かったのかなと思いますが、だけど勝手に、いつも京都市の方から図面をもらっているけど、説明とか何もなくポストに入っているんですよね。個別で言うことでもないし。図面を描いているときには勝手にもしかしたらもう先に(事業の内容が)決まっていると思うんです。

ただ高齢者がたくさんおられる中で、ネットとかどうのこうのと言ってもらったところで、高齢者は(団地再生事業のことを)本当に知らないんです。私らが銭湯で説明するとか、どこかで会ったときに説明するとか。けれどある程度(の高齢者は)老人ケアセンター行ったりしているから、なかなか会うこともないけど。

ただ京都市が入らないということは、勝手に絵空事で会議しなさいっていう感じだけであって、本当の(事業の)中身は(京都市が)どこまで言ってくれているのか。そして、住民が本当に住みやすい環境をどれだけ作ってくれるのか。

私こう見ていたら、(参加者の中に)ここに住んでいる人はわずかです。周りの人が本当に心配してくれていて環境を気にしてくれているのは本当ありがたいと思うけど、住民は、本当に一から十まで聞いてもらえる場所が全くございません。いつも中途半端で終わって、一方通行で書類が回ってきて、進めているという感じでいつも思います。

本当にここは鴨川の(環境が)一番いい地域です。今、あちこちの同和地域に(新しい)住宅が建っています。千本北大路のところの楽只(地域)は、ちゃんと学校も設備もされて、学校と保育所を一括して綺麗になっています。そのかわりに養正地域は、地域の人によってかどうか知らないけど、(事業が)進むのが一番ビリです。ということはやっぱり、こういう意見が(今まで)なかなか反映されていなかったと思います。

私達の住みやすいようにも一番大事だけど、環境も大事。ただ、お金を生むことも大事だと思います。京都市は財政難です。だから、あとはお金を生むことも考えて、そして環境も考えて、やっぱり私達住民の住みやすいように、それを考えてほしいと思います。そのために養正の保育所もセンターも一般化されて利用していると思います。以上です。


参加者D

先ほどの説明でしたら、養正を良くするためということを目的として、ここでみんながワイワイガヤガヤとやっているだけであって、それが市にきちっと伝わって、市から、これこれこう、これはこうですというきちっとした説明をしていただけないような言い方でしたが、今日おいでの方は皆さん、京都市からいろんな説明が聞けると思って来られている方がほとんどだと思います。それなのに先ほどの説明では、この中でワイワイガヤガヤ、そしてもし市に伝えるようなことがあれば、市と共有するために伝えますというのは、今回の集まりの意味がないような気がするのですが、皆さんどう思われますか。

皆さんきちっとした説明が欲しくて、ここへ見えておられると思うのですが、それがワイワイガヤガヤということだけに済むのなら、全く意味のない集まりのような気がしますが、他の方どう思われますか。


杉山

ありがとうございます。他、何かございますか。


浅井

1回目の(ミーティングでの)説明のときに確認できているのですが、跡地活用の予定エリアについては、地域住民の声を聞きながら進めますという話を行政側がしてくれました。あと活用予定エリアをどうしようかということに関しては、聞いてくれるという話です。

そこを僕らがまとめていこうというのが始まりだったわけですが、今までネットで公開しているけども、ネットを使いこなす人が何%いるのかということもあるので、京都市側の説明が今まで不十分だったというのは、今までの話を聞いていて痛いほどよくわかりますよね。だから、そういう機会をどのような形で作るのか。今回はあくまでも活用予定エリアをどうしようかという話をまとめ上げる形でやっていきますが、(事業そのものについて)今までの市側の説明不足がある。そこをみんなにわかりやすく説明してほしいという個別のことに関してもそうですし、各引っ越し先のアパートの間取りとかそういうことも聞きたいとおっしゃっているということは、今まで説明が十分なかったということがあらためて確認されています。

それをどういう機会でもってどのような形でやるか。それはこのまちづくりミーティングとはまた別の会でやるべきものなのか、この会がそれをやるべきものなのかというのを、京都市側とも相談しながら、実現できるように。コロナもちょっと収束傾向でもありますから、今までの説明不足のものを解消するような形の会がどういう形でできるかというのを京都市側と話し合いながら進めていきたいとは思います。それがいつになるのか分かりませんが、とりあえず明らかになったのは、今まで京都市側が十分に説明してこなかったということなので、そっちの方面はそれで進めていきたいと思います。


参加者C

まちづくり委員会と、この会と、私はマッチングしてないと思います。まちづくり委員会はあくまで住んでいる人のためのまちづくり委員会の説明であって、そのまちづくり委員会の内容さえ私たちは100%知りません。

またこの会はこの会でこういうことをやってくれているんだないうことで勉強させてもらいます。それを必ずマッチングして、ちゃんと前へ進めようと思ったらやっぱり京都市の職員が必要ではないですか。たった2人(でいいから)。こんな大きいところ(地域)ですよ。

(同和)地域の中で一番大きいところは七条の(崇仁地域)芸大ができているから、もう(再生事業が)進んで綺麗になっているけど、次の大きい街(同和地区)はこの養正です。

いくらでもいろんなことに利用できると思うけど、まちづくり委員会と、ここ(この会)と、本当に平行線でマッチングする場所がなかったら、何の会かわかりませんよ。


浅井

すいません、まちづくり委員会と、ここっていうのは?ここはまちづくりのミーティングと言って、まちづくり委員会が主催しているんですけども。別のまちづくり委員会?


参加者C

私たちは個々のことはセンターとか、ここの住宅課に相談するとか。私はそこで電話するけど。だけど、大きい、このプロジェクト(のこと)を相談する場所は私たちは分かりません。ただ一方通行で紙もらっているし。その(事業でできる)跡地を話しするのはこの会だと思っています。

まず私たちは一番心配なのが住むところで、あと、跡地をどうするかというのが二番なんだけど、やっぱり今までよりも良い環境をということで、私は(今回)初めて参加させてもらっているということです。

だけど、京都市が全く(ミーティングの内容を)聞かないというのはこれもおかしいことです。だからいつかどこかで(この会に)来てほしいと思います。


浅井

跡地活用エリアをどうするかということに関しても、例えば箱物をどうするかとか、ハードの面をどうするかというのは一方であって、もう一つソフトの面、ソフトのまち作りという面もあわせて考えていきたいというのがこの会の趣旨なんです。

その空き地にどんな建物が欲しいかだけじゃなくて、それを住民がどのようにまちづくりとして活かしていって、ソフトとハード、わかりにくいですかね。要は、どういう繋がりのあるまちづくりとか、人と人とがどういう関係を持ちながらまちづくりしていこうというか。僕は各種団体の連絡協議会の会長なんですが、それぞれの町内ごとに、町内会があるところもあるし、ないところもあります。そういう町内会も含めて、どういうふうに地域住民同士が繋がって、良い街にしていこうかというのはソフトの面も大事だと思っているんです。ハードの面だけ立派なものができても、それを使いこなすのは地域住民だから、それをどのように地域住民が使いこなして良い街にしていくかというところまで話し合っていきたいと考えています。

だから、ハードの面に関しては、やっぱりいろんな質問が出るだろうし、疑問に思っておられることもたくさんあると思うし、繰り返しますが、今まで説明不足だったということは確実に明らかになったので、その辺は解消するような方法を、このデルタフェスティバル実行委員会がするのか、また別組織がするのか、その辺をまた、おいおい決めていかないといけないとは思うので、その辺は進めていきたいと思います。


参加者B

今皆さんおっしゃったのと私も同じ気持ちなだけど、浅井さんにしろ、杉山さんにしろ、一生懸命開催してくださっているのは分かるんですけど、行政の代わりに責められて、行政の代わりに返事しなくていいんですよ。浅井さん、一生懸命に今(行政の)代わりになろうとされているように見える。だからそれはやっぱり市の職員がちゃんと説明会をしてないというボタンの掛け違いがあって、そこから始まっているから、住民の要望を一緒に届ける側に(浅井さんたちに)なってもらって、説明会をまずしてくれと。そこから、さっきからおっしゃっているソフト面は自分らも手伝うけど、地域住民の要望を聞くのは君たちの仕事やってしっかり言ってくれんと。ずっと責められる立場じゃないのに、一緒の立場なのに。だから市の職員を呼ぶなり、要望を出すなり、ここでは無理だということであればはっきり言っていただいたら自分らで行こうと思いますけど、そういう話だと思います。

そこはだからもうはっきり、(浅井さんたちが)請け負わないで、一緒に市に言いに行きましょうよと思いますけど、いかがですか。


参加者D

最終的に判断をされるのは京都市になりますよね。市に持っていく問題に関して、それをここでみんなでわーっと話し合って、そちら(会の主催者側)で精査して持っていかれるということになると、みんなの意見が反映してもらえないという形になりうることもあります。だからやっぱりそういう場には(京都市の方に来ていただいて)、京都市の方は返答しなくてもいいから、話に耳を傾けてもらう。そうしたら、こういう意見があったからこんな方向で行こうとか、そういうところ京都市に考えてもらわないといけないです。それをここでみんなでわーっと言っているだけで、それが最終的に京都市に繋がっても、みんなの意見が反映されていなかったら意味がないわけです。だから、ここで出た意見を京都市に直接聞いてもらわない限りは、みんなの意見を反映するということはあまりないと思います。

なので、京都市も混ぜて一緒に話をするというような方向にいかないと、ここでワーワー言っていて、市は勝手にどんどん話を進めていくということになってしまうと、私らの意見がどこまで反映されたか、出来上がったときには、えーっ、私らこんなこと頼んでないみたいな形になることもあると思うので、そのあたりを踏まえた上で、私は京都市も一緒になって話をしないといけないと思います。皆さんもそういう感じのことを言っておられるので、やっぱりそこのところを踏まえて考えていただきたいなあと思います。

責めているわけじゃないんですよ。そちらの方(主催者)を責めているわけじゃないんですけども、私らの希望としてやっぱりそれはしてほしいなあということなんです。すみません、責めているわけじゃないんですけど。


参加者C

京都市のあんな(京都市役所に設置されている漆塗りの)エレベーター。あんなのに使うお金がいっぱいあるんやったら。私らだって何かあったらお金いるのに。そんなお金あるんやろうか。


浅井

それ京都市役所のエレベーター?


参加者C

そういうお金無駄じゃないですか。財政、無いって言っているのに。またここ(の再生事業)に(お金が)いるのに。ただでできません。(住宅を建てるのに)プラモデルみたいに、粘土張って、プラスチックで貼るわけいかないし、やっぱり、一応は予算が要ります。そういう予算が出るのを念頭にこういう会が生まれるのなら分かります。1円もないってわかっていて、無駄使いしてはるのに、どっからどう(お金を捻出して)、この村(地域を)作るの。

私ら京都市役所行かないですよ。一般(来庁者)用ってあるけど。皆さんもおかしいと思いません?何かにつけてお金いりますよね。そんなお金が(どこかに)あるんやろうかと思う。もし公共事業でこういうことをしたい、ああいうことをしたい、箱物を作りたいと思ったら、まずお金(がいる)。だからなんぼ(人が)集まっ(て話をし)たところで絵空事になってしまいます。


浅井

住宅の建て替えに関しては、国からも予算が出るので、京都市が全部(お金を)出すのではありません。それで、空き地、活用予定エリアは、全部京都市が出すのか、あるいはものによっては国からの補助もあるのかということも僕も聞きたいと思っています。

将来的に実現可能なものに近づけようと思ったら京都市だけではお金が回らない。だったら、 国から補助を引っ張り出してきやすい案というか、ものを作ってくれという要望することも可能だと思います。だからその辺も、活用予定エリアに関する予算は、どんなものなら国から補助も出るけど、こんなものなら出ないので全部京都市が出さないといけないというような説明も僕は聞きたいと思っているので、その都度その都度疑問点が出てきたら、京都市にぶつけていかないといけないと思います。

とりあえず8月まで(の、このミーティング)は地域住民の声をとりあえず聞こうという趣旨でやりますし、それ以後、どうしても京都市の行政側からも公式な見解をという皆さんの声が多かったら、そういうことを伝えて、後半、デルタフェスティバルが終わって、9月10月はこの会は休みますが、11月から12月、1月、2月、3月、この辺で呼ぶことも可能かとは思います。その辺は皆さんの声を聞きながら進めていきたいと思います。

とりあえず、僕は京都市の味方で代弁しているみたいなことは思わないでください。


参加者D

住宅以外の跡地利用ということに関して、それは、京都市では今どんなふうなところまで進んでいるんですか。青写真みたいな。


浅井

1回目の(ミーティングでの)説明のときに何回も京都市側に聞いたところ、何も決まってないんですって。


参加者D

今は全くないと?


浅井

そういうふうに言っています。そういうふうにおっしゃっています、京都市側は。

だから、どれぐらいの猶予期間があって、声をまとめたらいいのかというのを、本年度中、来年の3月ぐらいまでにお願いしたいというのが京都市の意向です。何も決まってないんです。

だからこそ、僕らが今、意見が言える機会なので、それも一本化しようとは思っていませんし、いろんな意見があってそれを併記で出すということも考えているので、その辺は京都市の言い方を信じて進めていきたいとは思ってます。


参加者D

みんなの意見聞いてもアバウトすぎて、どこどこにこんなものを建てて、こんなものをして、こうしてというような意見はちょっと出にくいと思います。皆さんにお聞きしてもらったらいいですけども。全く何もないところから、みんなにどんなものが欲しいかと聞かれたところで、ものすごく言いにくいと思います。わからないと言った方がいいかもしれないですが。

だから、みんなこんなのどうですかみたいな、もうちょっと何か具体的な案みたいなのを、それが決定ではないけども、もうちょっと具体的な感じで、跡地をこんなふうに分けてこんなふうにやるような方向でいったらどうかと思いますけど皆さんどうですかというのを提示をしてもらわないと、だだっ広いところにみんな何が欲しいとかこんなのをして欲しいとかいうのは、専門家でないと頭の中で考えて発表するのは無理なんなじゃいかと。


浅井

具体的なものが欲しいということだけではなくて、こんなものが欲しい、こういうものがあればいいということを出してもらうということなので、僕自身はいろんな思いがあって、委員長だからあまり個人的な意見は出さない方がいいと思って今まであまり喋ってないですが、僕自身の思いはいろいろあります。

でも、具体的なこれが欲しいというだけじゃなくて、こんな感じの使えるものがあればいいよというとこらへんから、それを話し合いながら何回か進めていって、意見を言って、その意見に対してまた意見してもらって、対話をしながら、それがだんだん明確なものに見えていったらいいなと考えていますので、最初からこんなのがいいとか、こういうものがいいとかいうことは求めていませんし、そんなことは出るはずはないとは思いますから、だんだんそういう対話を重ねていく過程で、最終的にはそういうのがはっきりしていったらいいなというようなことを僕としては思っています。

僕の意見が聞きたいとおっしゃるなら言ってもいいけども、僕はあまり前に出ないほうがいいと思うので、今は控えますが、おいおいは喋りたいとは思います。


スタッフ

すみません、さっき言っておられたと思うんですけど、何も編集しないで、今日ここで話されたことをカットしてくださいという要望がなければ、そのまま全文公開してその全文を京都市さんに持っていくということなんですよね。


浅井

そういう形でも京都市に届けられますし、人間のことだから100%正解というのはあり得ないので、(議題に)上がっていることに関しても、議事録に関しても、いやここはこういうつもりで言ったんじゃなくて、本意はこうなんですということもあればどんどんどんどん返していただいたらいいと思います。それでだんだん完成度を高めていけたらいいと思っていますので、気長に一年というか、長いようでも短いですので、お付き合い願えたらと思います。


参加者C

ここの地域に住んでいる者の跡地の考えと、地域外の人の跡地の考えは違うと思うんです。

それがどこでどう合うか。私はそれは課題だと思います。


浅井

その点に関しても、いろんな方々の想いを言っていただきながら、一つにまとめる必要はないと思っています。地域の方はこういう考えで、地域外の方はこういう考えなんですということを、そのまま併記して届けるという形になると思います。議事録をきちっと残して、それも京都市がチェックしてくれたならば、それは届いているはずなので。

だから一本にまとめるということは全然考えてないです。


参加者B

令和3年3月に出た38ページに及ぶ養正市営住宅団地再生計画というのは住んでいる方は見られているんですか?回ってきて。


参加者C

そんなの見ない。


浅井

印刷したものでは全然見ていない?見れていない?


参加者C

ある程度絵の描いたのはあるけど、なかなかわからない(あっても理解できない)から、お風呂(養正浴場)で(住民同士)説明したり。養正浴場にきちっと貼ってありますよ。だけど、それすら読めない人もいっぱいいると。先にそこをうまいこと、説明をきちっとしないと何の意味もありません。ただ、絵(再生計画の説明)は貼ってあるけども。でも目の悪い人がいれば、学歴(のない人もいるし)、私たちだって分かりません。説明聞いても分からないのに、(個別説明会に)行ってない人は余計に分からない。

養正浴場のところに貼ってあるけど、4年後とか10年後はもう死んでるわという人もいるし、いろいろ言う人がいるからね。100いたら100人とも知りませんよ。まずそこを知らさないことには、跡地(の話)は何の意味もありません。


参加者B

事業者の名前が出てきているからね。事業者が跡地利用(について)のいろんなヒアリングした結果とかも出ているから、跡地利用に入る事業者はもう決まっているのかと。

そういうところもやっぱりすごく疑問があるので、さっきおっしゃったように市の説明会を、今回はもう議題を考えてきてらっしゃるだろうけど、次はぜひそれを、住民説明会としてこの会でやってくださるか、できないのならできないと知らせて欲しいなと思います。

お尻が決まっていて、今年中に意見をまとめないといけないようなこともおっしゃっていたので、お尻が決まっているのなら、声がちゃんと届く仕組みを早急に作らないといけないので、それは次回やってほしいなという要望です。


浅井

はい、ありがとうございます。本題に戻させてもらいます。よろしいですか。はい。


参加者E

この未来のまちづくり(ミーティング)というのは、初めに聞いたときは、商業用地(跡地)、要するに土地だけの話をする予定でしたよ。住居の話はもうこれとは別箇になっています。というのは住居(のこと)はもう決まっている話なので、商業用地(跡地)だけの話をしようということでこれ(このミーティングが)進んできていると思うんです。

でも今日も多分その話(住居)が出ると僕は思っていたけども、やっぱり聞いていないからそういう話が出てくるのでね。その説明が第1回目の養正校(でのミーティング)できちっとされていたらどうもなかったんだけども、はっきりとできていないというのが一つの課題です。まちづくりとか未来づくりとかが合致するかと言うと、なかなかそれも合致しません。

ただここはあくまでも、商業用地、要するに更地になったところに何を建ててほしいのかいうことを、町内の方とか周辺の方とかと合同で、いいものを作ろうということの話をする場だと僕は思うんですけどね。


参加者D

だから、前の(ミーティングの)時に(住居と跡地を)一緒くたにしないで、バラバラに考えて、バラバラの会にしてくださいとお願いしたじゃないですか。京都市の人がいらっしゃるところで、住民の意向、そしてその住民の人たちがどんなふうになるのかという説明をきちっと受けられる場所と、跡地の空いた場所をどんなふうに利用するのかという話し合いとは別々のところでしないと、一緒くたにしたらもうややこしくなって、住民の方はその(住居の)話を出してこられるし、跡地の利用については跡地の利用についての話を出してこられるしということで、話がごちゃごちゃになってややこしくなるから、別箇のところで京都市がきちっと説明するという形でしてもらったらどうですかって、1回目の(ミーティングの)時にそうお願いしたんですが、それはなされてないみたいで、住民の方たちはそんな説明は受けていませんっておっしゃっていますので、そのあたりのことを整理して、きちっとしてもらわないと、ここでワイワイガヤガヤみんなで意見を出し合って話し合いましょうと言ったって、それがどうなるという後が分からなかったら、(京都市に)出すと言っても、自分たちが出したことがそのあとにうまく繋がっているかというところが分からなかったら、ここでワイワイやっている意味がなくなってくると思いますので、その辺りをきちっと整理していただいてやっていただいた方がいいように思いますけど。


杉山

ご意見おっしゃる通りだと思います。なので、市にはそういうことを伝えて、そういう説明を開いてほしいという住民の声が大きいということはお伝えしたいと思います。

もう一回整理しますと、この会議は何度も言いますけれども、跡地をどうしていくかということと、もう一つすごく大事なのは、まちづくりというのは住民が主体になって進めることが基本だと思います。だから、どんな街にしていきたいのか、またそういうことを、いろんな意見があると思いますので、耳を傾けながら、こういうのもいいね、ああいうのもいいねということを突き合わせていくことが大事だと思いますので、その辺をご理解いただければと思います。

それではすみません。今日は、最初にお話ししました通り、3人の方にお話しいただこうと思っていますので、そちらの方に移らせていただきたいと思います。今回は住宅の周辺にお住まいの皆さんがどういうことをお考えになっているかということを聞く会です。

それでは最初に、村上光幸さんに、村上さんの思いをいろいろお聞かせいただきたいなと思います。


村上光幸さんからのお話

皆さんこんにちは。Y・Tまちづくりの会といいまして、まちづくりの方を専門的にするよりは、地区住民の意見とか、また景観を良くしていくということで、毎月第2土曜日の月1回ですが、清掃活動をしながら、地道にコツコツと取り組んでいる団体です。

周辺の話ということでテーマがあるんですが、実は私、ここの地区で生まれ育ちました。前回も、前々回もお話に出ていましたが、スターハウスで生まれ育って、一旦13棟の方に移りまして、また結婚をしてスターハウスの10棟の方に戻ってきて、非常に思い入れも強く残っておりますし、今後の跡地のことについてY・Tまちづくりの会としての想いというものを少しでも皆さんに伝えられたらなと思っておりますので、よろしくお願いします。

まず、かもがわデルタフェスティバルをきっかけにこのミーティングがスタートしまして、デルタフェスティバルは多文化共生というテーマを持っております。一方でY・Tまちづくりの会は福祉人権のまちづくりということで、今後の跡地活用についてはどうなったらいいのかなということを少しでも皆さんに思いを伝えさせていただくということで、まずその話に戻りますが、デルタフェスティバルでは交流をキーワードにしながら、また未来のまちづくりミーティングは、日常の皆さんの足元からともに生きていくという社会を築く、そういうきっかけになればいいかな、そういうミーティングになればいいのかなと思っております。それで、皆さんそれぞれいろいろな意見が出ていますけども、今まさに未来のまちづくりミーティングというのは、自分たちの地域は自分たちの総意と、それから、こうして集まってたくさんの意見を言い合うことによって、新しいまちづくりという機運が高まってきていると私は思っております。

今後の活用地なんですが、最近よく地震が日本全国各地で起こっていますよね。一昨日、京都市内でも左京区で豪雨がありましたし、関東の方でも先日、大変な豪雨に見舞われるというようなことがありましたので、災害に強いまちづくりということで、防災の施設の充実を何とかこのミーティングの中で少しでも実現できたらなと思っています。

また障害のある方や高齢者の方、ひとり親家庭の方、外国人の方とか、そういった社会的立場の弱い方など、困窮している人(のこと)をどれだけ僕たちが考えて、そのミーティングの中でワークショップもしながらできるのかということも、要するに何が言いたいかというと、寄り添い型の地域共生社会の実現に向けた、そういうミーティングにしていかないといけないんじゃないかなと思っています。それは私がこの被差別部落地区で生まれたということと、もう一つは障害を持つ子供もいます。なので、親亡き後のことも考えますので、正直、社会が私達を見るその眼差しに生きづらさを感じているというのを本当に実感しているところもありますので、そういうところも、ぜひ皆さんとお話をさせていただきたいなと思っています。

もう一つは、実は私の長男がこの春から中学校の教師をしております。その長男から、身近にDVの問題とか、あるいは子供の虐待とか、ヤングケアラーと言われるような問題が惹起していて、本当にその現実があって衝撃を受けたということを聞きました。もちろんその学校とか福祉事務所とか児童相談所とか連携しておられるのはわかるのですが、地域でできることも今後考えていかないといけないんじゃないかなと。その中で、身近に、名前出していいのか悪いのかちょっと申し訳ないですけど、寺子屋さん(京都Tera.Coya)や、あすかい子ども食堂さんなど、子供たちをしっかりと支えてくれている、大きな役割をしてくれている子供たちの居場所がありますので、跡地活用についてもそういう子供たちの居場所を確保し、充実できるようなまちづくりを進められたらなと思っています。

実行委員長も事務局長も言われた通り、たくさんの人がいろんな意見を言ってもらって、どんどんどんどんこのミーティングに参加してもらって、いいところも悪いところも全部含めて発展的に進めていけたらいいかなと思っておりますし、切に願っております。私の話は以上です。ありがとうございました。


杉山

村上さんありがとうございました。何かご質問はありますか。


参加者F

私のところは三つの学区の境目なので、他の学区からもこうしろとか言われたり、また養正の方はほったらかしにされているんじゃないかという気持ちもありまして、先月(のこの会に)来させてもらって、ああ、こういうことがあったのかって(再生計画を)初めて知ったものですから、そういうふうに見放されているような気持ちになるので、やっぱり私たちは養正(学区の住民)ですし、みんな一緒に付き合ってもらいたいと思います。


杉山

はい、ありがとうございます。


浅井

すいません、もうちょっと詳しく教えてほしいんですけど、三つの学区の境目?


参加者F

養徳(学区)と北白川学区と養正(学区)のわかれ目です。一軒おいて隣からが養徳学区、私のところの裏が北白川学区で、子供が通って卒業したのは養正小学校です。


浅井

わかりました。養徳と養正の場合が多いんですが、そういうのあるんです。通っておられる小学校は養正小学校だけど、避難所は養徳だったりするんですよね。

具体的に言えば、叡電より南側は養正(小学校)が避難所なんです。叡電より北は養正学区であっても避難所は養徳小学校だったりするんです。未だにそうなんです。そういう境目にお住まいの方が、なかなか情報が伝わりにくいということですよね。

はい。よく分かりました。ありがとうございます。


杉山

ありがとうございました。続きまして、大谷八重子さんにお話を伺いたいと思います。


大谷八重子さんからのお話

皆様こんにちは、大谷でございます。私は今、上玄京町に住んでおります。もうそこに55年ぐらい住んでおります。この街はとっても住みやすいなあと思っています。まず買い物が便利、そして交通の便も便利です。だからお迎えが来るまではそこにいたいなと思っています。

では、先ほどから(話題に上がっている)跡地利用のことなんですが、私は跡地に欲しいものが三つございます。

これはぜひ欲しいなと思っているんですが、まず第一に避難所です。今、年に1回避難訓練を養正小学校でやっておりますが、集まるのは200人前後。養正学区の人口は6500です。これがみんなで一緒にやったらとても大変です。一つや二つ増えてもあまり効果がないかもしれませんが、できたら跡地に大きな避難所が欲しいなあと、それが一つでございます。

二つ目は集会所です。高齢者もたくさんになりまして集会もしたいんですが、今安く借りられるところは養正小学校と自治会館なんですね。でも、それが2階なんです。私も若い頃は2階なんて平気で上がり降りしましたけども、歳をとりますと上がるのはしんどいし、降りるのは怖いしということで、ぜひ集会所、それも誰でも行ける、車椅子でも、どんな人でも行ける集会所が欲しい。それも今、コロナのようなときになりますと空間が必要になりますので、ぜひ広い集会所があったらいいなと思っています。

そして三つ目は広場です。公園はたくさんありますが、なかなか行って、座ってのんびりしたいなと思うような魅力のある公園は少のうございます。ですから、赤ちゃんから小学生、中学生、高校生、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、みんなが行って楽しめるような、そんな大きな広場があったらいいなと思っています。

私の希望はその三つなんですが、これから皆さんのたくさんのご意見を聞いて、その中から、みんな実現できるとはなかなか思えませんけど、少しでも実現できたらいいなと思って希望しています。どうもありがとうございました。


杉山

大谷さんありがとうございました。まとめて質問や意見をとりたいと思いますので続けてお話を伺いたいと思います。

3人目は下村泰史さんです。下村さんよろしくお願いします。


下村泰史さんからのお話

このミーティングの初回から参加させていただいております下村と申します。よろしくお願いいたします。住んでいるのはこの北の高野の方でして、生まれ育ちは関東の方になりますので、こちらとはもうあまり縁がないというか、本当に外からという感じになると思うんですが、一部とんちんかんなことを申し上げるかもしれませんけれども、笑って聞き流していただけたらと思います。

今日はちょっと頑張ってパワーポイントみたいなのを作りましたので、すみませんが、それをやらせていただけたらと思います。(今回のテーマが)近隣住民から見たということで、東大路高野第3住宅という団地に住んでおりますが、最初ちょっと自己紹介させていただきますと、UR(都市公団:都市再開発事業や旧公団住宅などの管理を主な目的とする独立行政法人。かつては大規模なニュータウン開発等も行なっていた)に勤めていたこともありますので、URの団地再生の話とかも交えて養正団地はどんなところなのかなと私が勝手にいろいろ考えた与太話がございますので、ちょっとだけご覧いただけたらなと思います。

今、高野団地に住んでいるんですが、昔URに勤めていまして、団地のことやニュータウンの仕事なんかをしておりました。今は瓜生山の京都芸術大学で教えたりしていまして、元々は造園をやっていたんですが、最近はいろんな人の思い出の風景、故郷の風景みたいな仕事ばっかりしているなと思っています。

この北の方の南丹市に日吉ダムというダムがありますが、そこに沈んでしまった村の街並みみたいなものを灯りで作るとか、それから盆踊り歌に地域の思い出を入れていただくなんてことをやっています。

これは日吉ダムの例ですが、(村は)ダムに沈んでしまっているんですけど、学生のアイディアで、そこの(村があった)ところの湖面に、灯りを置いていくんです。そうすると夜になると暗い山と湖の風景の中に点々と村の灯がともるわけですが、そうすると元々お住まいだった方がご覧になって、どこが何々ちゃん家やとか、あれちょっと位置おかしいけど、あそこに何々寺ってお寺があってなみたいな話をばあっとしてくださるわけでございます。

そういうときには、やっぱり、風景と思い出ってすごく大事な繋がりがあるなという気がするわけです。懐かしい風景はってとても大切なものだなと思います。

今やっているのは(滋賀県)旧志賀町の守山村というところなんですが、こちらの皆さんと一緒に歌を作っています。地域のいろんな思い出を出し合っていただいて、これをみんなで歌詞を作って歌って踊って、盆踊りの大会で披露すればということで、(地域の)いろんな方々と一緒に作って、音頭の歌詞になっているんですが、これをみんなで歌って踊ろうと。『♪比良の八講荒れじまい 金比羅さんのお祭りに 春まだ浅い山の里』。皆さんのアイディアから出てきたそれぞれの思い出の風景をこうやって(歌詞にして)いるわけですね。今そんな仕事をしているところでございます。こうやって踊って、これもしかしたらこちら(養正)でもやったら楽しいかななんてちょっと思っているんですけど、まあそれは妄想でございます。

URに勤めていたときに、やはり古い団地の建て替えというのがテーマになってきておりまして、私は直接この建て替えには関わらなかったんですけれども、いろんな先輩がそれの仕事をしておりました。例えばURの団地でも戻り入居(建て替えの際にいったん転出して建て替え後に戻ってくる)の方がいらっしゃるので、戻ってくる方のためにどういう団地にしようかというのをやるときに、なるべく元の環境、皆さん住んでいた人たちが、ここ好きだなとかいいなと思っていたものは大事にして残す作り方をしようというふうになってきていまして、それで元々あった木を残すとか、木だけじゃなくて元々あった石垣を残したりしています。それを残すときに単にデザイナーの人がこれ俺好きだからって残すんじゃなくて、地域の人にいろいろ話を聞いて思い出のあるものを、これは大切にして残そうと、残せなかったらちょっと移設しようというふうにして、丁寧に住民の方の意見を聞きながら、ここは元々こういう街だったよねという記憶が残るような団地作りというのを最近はしているようです。それで、団地の仕事をやっていた人間としては、やっぱりここ(養正)にもそうあってほしいなという想いがあるわけです。

ただ、(養正では)果たしてそういう手続きがなされているのかなって気になるんですよね。この元々団地にあったものを大切にしていきたい。神戸の御影団地では、団地の住棟の間に松の木がたくさん生えていたのをなるべく切らないで、松林の中に新しい団地があるみたいな形になっているんですが、それはやっぱり地元の方たちがこれは大事な風景だよねという合意があったのでそうなさったといいます。

だから私が思うのは、今ここにあるものって結構大事な思い出があるんじゃないのかなということなのです。このままだと、敷地ごとに建て替えます、建て替えます、建て替えますとやったら全部それがなくなっちゃうと思うんです。果たしてそれでいいのかなというのが、傍から見ていると疑問だということです。

この養正団地にもいろんな思い出があると思います。子供の頃遊んだプレイロット(子供の遊び場)みたいなのもあると思いますし、ご近所の人といろいろ話した場所みたいなのもあると思いますし、仕事で関わった場所も、それぞれの記憶に、場所とか風景とかがきっとあると思います。

じゃあ養正団地はどういう歴史なのかなって、私地図が好きなのでいろいろ調べたんですが、(地図を投影しながら)これが明治25年頃のようです。結構昔から建物があるんですね。この道の筋を見ていっていただきたいんですが、赤いのがほんのり出てきた、これはかなり昔から、この時点からあるみたいです。

こっちが昭和10年代なんですが、この道はかなり昔からあるらしいですね。それから、この道はかなり(昔から)、これも、この(会場の高齢者ふれあいサロンの)前の道ですが、少しずれてますけどこれもかなり昔から。それから面白いのはこれなんです。6号棟の方にちょっとある道(叡電の西側に少しだけ残る途切れた道)が実はかなり昔からあるものだと。

これは比較的最近の地図ですが、この中にも今の道筋がありまして、お寺とこの道筋は古いものも結構あるなと。あとこっち側(団地東側)の太い道とかは昭和10年ぐらいに区画整理をやってできた道が多いみたいなんですが、古い道がある。でもその後団地ができてからも、こっち(東側)の区画整理やこの団地の整備がなされてからもかなり経っていますので、新しいものもそれぞれみんな思い出があるところなんじゃないのかなと思います。

団地の中を歩き回っていろいろ写真撮らせていただいたんですが、南の方の駐車場になっているところ(21棟南側)ですけど、この石垣はおそらく昔団地があったこころのエントランスのものだと思います。

もうほとんど意識されないと思いますが、言ってみれば団地があったことを示す遺跡みたいなものだなと。今お話にも出ていましたけど、スターハウス(7棟・10棟)が今すごい話題になっていて、文化財的な側面もあるかなと思っています。

新しい21棟。新しい建物になるとやはり駐車場をきちんと整備しなきゃいけないということですごくすっきりした感じになっています。

スターハウスのところの緑のあり方は古い団地ならではのすごく身近な感じの緑で、最近作るとこういうふうになかなかできないんですけど、すごく懐かしい感じがします。いい緑だなと思います。

お地蔵さんがいたりとか(21棟北東角)。

お地蔵さんの前の広場もよく使われたらいいなと思うんですけど。

それから団地のジャングルジム(12棟西側)とか、

すごく立派なけやきですかね、木があったり(叡電線路西側、旧6棟南側)とか。

児童公園、この石垣もさっきと同じような表情の石垣ですね。

多分この時代の設計の中でこういう石垣の作り方が流行ったんだと思います。それからいろんな緑があったり(12棟東側)、

遊具があったり(11棟吹き抜け部分)、

ブランコがあったり(13棟東側)。

(高齢者ふれあいサロンの)外構もかなり凝った石垣と植栽になっています。ちょっと木がものすごくモサモサになっていてこれは整理しなきゃいけないかなと思うんですが、すごい緑の塊ですよね。


こういう中にも、そういえばこんな場所あったなというところがあると思います。おそらく今の工事を進めると、21棟と公共施設以外は全部一旦更地化するような計画ですから、これが全部なくなってしまうわけです。いろんな風景があります。玄京町の公園です。

これはもうお地蔵さん引越しされたんでしょうか(中身のないお地蔵さんの囲い)。

これ(13棟1回の動物などの置物)も面白いスペースです。

ここ(13棟南側のベンチ)でお話された方もいるかもしれません。

こんないろんな場所があって、それぞれ使われたり使われなかったりするけど思い出があると思うんですが、これが全部すっ飛んじゃっていいのかなというのが私は疑問に思います。先ほども言いましたように、地域の歴史をたどってきて、地図で調べますと、(地図を投影して)緑が結構まとまった形で存在するのはこんなところになります。もちろん児童公園のところ、それから高野川に面した旧6棟のところに大きなケヤキがあったりとか、それから、(他にも)所々に大きな木があったりします。それから、子供の遊び場、プレイロッドがある場所ですね。ジャングルジムがあったり、お馬さんがあったり、あるいは保育所の裏庭だったり、子供が遊べるような場所ですね。公園のものも含まれています。それから、原っぱになっているところ。使えるやつと使えないやつとありますけれども、草っぱらになっているところですね。トンボとかバッタとかがいるかもしれません。それからお地蔵さんがあったりする。こういうものは地区内にこれだけあって、結構、児童公園みたいに公共側で持ってるところもあれば、団地の敷地内にあるものもあります。

緑が草木のあるところ、ピンクの●がプレイロッド、ピンクの★がお地蔵さん

子供の遊び場とか緑の拠点になってるところは建て替えまたは除却が計画されている住棟の外回りで確保されているものが多いので、放っておけば失われてしまうんだろうなと思います。もちろん市役所サイドとしてはこれに代わるものをちゃんと計画していますよとおっしゃるかもしれませんけど、全体にどういう計画になるかは、実は私が知らないだけなのか、皆さんも知らされてないのかわかりませんが、今わからない状態だと思います。21棟と公共施設のところ以外は全部一遍、完全にガラガラポンになってしまうということです。今までの遊び場であるとか広場であるとか、どうなっていくんだろうか。この場は活用エリアの話をするところなんだよってさっきから(話が)出ているんですけど、でも、活用エリアの中で何を作るにしても団地全体のことを考えないと、団地全体のマスタープランがないとそんな話できないよねという部分も、特にそこの外回りについてはあるなという気がしています。

それで、そんなことを考えながら、ここからはもう私の妄想ですので、笑って聞いていただければいいんですが、(図を投影して)

こんなふうにしたらどうだろうと思うんです。(現13棟のあたりに)変な住棟が建っていますが、これは市の例の団地再生報告書の中にあった建物の形をちょっとなぞって入れました。例えば、活用エリアにこんな建物が建つかなとか、子供の遊び場をこんなふうに入れたらいいんじゃないかなとか、緑をこんなふうに作ったらいいんじゃないのかなということをいろいろ考えるわけです。お地蔵さんちょっと移設するけど、いてほしいなとかですね。どんなことを考えたかと申しますと、例えば、これはもう完全に私の妄想なんですが、スターハウスなくしちゃうわけですけども、南からの入り口になるところ(出町柳駅側)にはスターハウスのデザインを生かした新しい建物にしたらどうかなとか、ここのところにちょっといい感じのカフェがあったりとか広場がある感じの商業施設にどうだろうとか。それからこの公園(現・希望の広場)ですけれども、浴場も活用エリアになるので、だったらこれと一体的に使えるような建物にして、演劇とか音楽とか文化、今もフェスティバルとかやっていますから舞台芸術系の文化施設と公園が一体的に使えるような工夫ができないかなとかですね。それから、こっちの公園はそういう割と賑やかな公園なるけど、こっち(玄京町の児童公園)はトンボとかバッタとかと出会えるような自然型の公園にできたらどうだろうかとかですね。あとこの辺(跡地の活用エリア)の建物は、これからここでいろんな議論をすることになっていますけど、おそらく商業系のものも入るし、若い世代の人たちも誘致したいというという話もありましたからマンションと商業が渾然一体になっているような複合的なものにおそらくなるだろうと思います。そのときに、やっぱり遊び空間であるとか、先ほど広場の話もありましたけど、広場であるとか、そういうものを持っているものになってほしいなと思います。おそらくこれからは駐車場をどういうふうに入れるかという話がかなり出てくると思うので、単純に広場とか緑とかということを言っていられないかもしれませんけど、やっぱりそれを、全体の中でどういうふうに置いていくかという計画の話を最初にしないと、結局なくなってしまうんじゃないかという気がします。だからその辺はちゃんと考えていきたいなと思います。


あと個人的な思いとしては、ここ(8棟・9棟の1階部分)今は閉まっているお店が多いですけど、元々は賑やかだったこともあるんじゃないのかなと思うので、この新しく誘致される建物の1階なんかを利用して賑やかな街になったらいいなと思います。(現7・8・10棟部分に建設される)更新棟②も21棟に合わせてセットバックすると今言っていますけど、もうちょっと(道路に)寄せてもいいんじゃないかなと思います。それに合わせて交差点を一体的な作り方するとか、あるいは(21棟北東側の)お地蔵さんの周りも合わせて何かいい形の交差点にできないかなとか、なんてことを考えています。これは何か意味があるわけではなくて完全に私の妄想プランなんですが、こういうのをみんなでワイワイって考えられたら楽しいなという気がします。

本当はこれ(妄想プラン)に相当するのは全体の妄想、こういうレベルでの、こんな場所にしましょうね、あんな場所にしましょうねというのが計画としてあったらいいと思うんですけど、今(その計画が)ないまま更新棟①②についてはもう実施設計レベルまで進んでしまっているんですよね。そこはやっぱり、話の進め方としてはどうかなと思います。それで、こういうのをみんなで作れたら、もし実現できたら楽しいんじゃないかなって、実際URはそんなやり方をしていっているんです。

私が思うことは、懐かしい場所や風景を大切にしたいな。これから若い世代、お子さん世代とかも来るのであれば、新しいふるさとになるわけですから、やっぱり今までふるさとだなと思えたものを引き継いでいく、あるいは新しいふるさとにしなきゃいけない。そういうことを考えて、家も、それから外回りも作らなきゃいけないんじゃないのかなというのと、それから、どうしても建築の話が中心になるのですが、緑や遊び場みたいな空き地もすごく大事だと思います。で、それを大事にした上で外回り全体の計画が必要なのに、今は細切れ。第1期はもう進んでしまっているといいます。第2期はこれからかもしれませんが、どういう話の進み方するのかわかりません。それで、活用エリアの、民間のところだけ話してくださいと言われても何が来るかわからないので、バラバラな話になっているけど、やっぱり団地全体の話をどこかでしないといけないんじゃないのかな。それにやっぱり地元の声、私みたいな外部の者もいるかもしれませんけど、それ(地元の声)を反映させる仕組みが欲しいな。この会でできないのであれば、何かそういう別のワークショップがあった方がいいのかなと思います。住棟ごとじゃなくて、住民意見も取り入れた全体の計画というのもある具体性を持ったのをやるべきなんじゃないかなと思います。

今、公開されている団地再生計画は、全体の話についてはゾーニングの話はあって、何年にここをやります、何年にここをやります。その目標みたいなのがたくさん書いてあるんですが、具体的にじゃあどこをどんなものにするかということについては、ほとんど書いていません。いきなり、活用エリアについてここ(このミーティング)で考えましょうということになっている。スケジュール表を見ると、住居棟の第1期については実はもう、設計業務をほぼ終わりつつあるのではないでしょうか。じゃあ外構設計も終わってしまっているのでしょうか?それがすごく気になります。

それから第2期は令和9年・10年ぐらいの工事になるのかなと思いますが、外構設計をこれからやるのであれば、住民意見を反映できるのでしょうか。それから活用エリアについては何かまだ何も決まってないっていうけど、これについての議論はどういうふうに、本当にどこからどういう話まで議論したらいいのかわからないという気がします。活用エリアについては、民間マンションになるのか民間商業施設になるのか、土地にしても売却してしまうのか定期借地にするのかPFI(公共施設の設置・維持管理・運営等を民間企業に一体的に委託する手法) にするのか、いろんな方法があると思いますが、何にしてもこの地域の重要なものになると思うので、民間企業さんだけそこでお金儲けできるというだけのものになったら良くないなという気はしています。

それで、やっぱり気になるのはこの団地全体としての一体性みたいなものが今のやり方で本当に確保できるのかなというのはちょっと心配で、そういったところの現時点での設計内容、それから計画内容みたいなものをきちんと開示していただいて、そこに声を反映させていく仕組みみたいのがあったらいいのになというのが、私の隣町に住んでいる者としての感想でございます。

こういう雑駁な内容になりましたけど妄想プランみたいなのをみんなで作れたら楽しいんじゃないのかなと思っております。それから盆踊りも一緒にできたらいいなと思っていますので、またその時はよろしくお願いいたします。長くなりました。失礼いたします。


杉山

下村さんありがとうございました。今の説明などで何かご質問などございますか。


参加者との質疑応答


参加者G

質問じゃないですけど、今(下村さんの)私の考えている個人的なことですということで見せていただいてお話をお聞きして、すごく良いなと思う部分もあったんですが、皆さんご存知でしょうか、この養正もしくは、私は錦林の出身なんですが、錦林、千本(楽只)、崇仁辺りの住宅がずいぶん昔に私達の親、おじいちゃんおばあちゃん、親世代が夜も寝ないで京都市と交渉をして、そして建て替え住宅として建ててもらった住宅であって、一般の市営住宅とは全く違う経緯で、建て替えを要求して建て替えてもらったものなんです。それが耐用年数、耐久年数が来て、建て替えていただくというのは大変ありがたいですが、そこで今までずっと住んで来られた方々が今後住みにくくなるようなことがあれば、これはもう大問題だと思います。そういうところを京都市ともうちょっと働きかけて、ここに住んでいる人に、前々から住んでおられる方に何か弊害があるような、そういう進め方はして欲しくないと。

開かれる地域というのは、ものすごく大事だと思うんですよ。やっぱりいまだに同和地域ということで、表面的には差別しなくてもあの人はあそこやしなみたいな感じで差別されるということがいまだにある。ネット上にもすごい誹謗中傷が上がっている場合があります。だから、開かれる地域というのはすごく大切だと思うんですけども、それに反してここに住んでおられる方が住みにくくなるということがないように、これはもう京都市に絶対働きかけてほしいです。皆さんが声を上げられて、こんな弊害があるんですよ、こんな差別があるんですよというのをはっきり私は言うべきだと思っております。

私は今、養正の体育振興会をさせていただいているんですが、運動会のときもこの地域全域に1軒ずつプログラムを手配りさせていただいております。この地域からは運動会のときも参加者がすごく多いです。その手配りしている分の反映かなと私は思っているんですが、これが今後引越しされたり、棟がなくなったりということでどうなるかわからないという状況があると思うので、その辺りのことは京都市でお聞きするんですか、それともこちらのデルタフェスティバル実行委員会(にお聞きするん)ですか。何棟にどれだけ人が住んでいる、何戸入っている。個人情報じゃなくて、何棟にどれだけの人が今住んでおられるというのを情報としていただきたいと思います。ごめんなさい、これは体振のことで皆さんには関わりないかもしれませんが、ちょっとそういう情報をいただきたいんですが、これは市にお聞きするんでしょうか?


浅井

現在の何棟に何人住んでおられるかの情報ですか?

今引越しが始まっていますよね。空いているところはもう0になってるし。今現在の何棟が0になったのも含めて知りたいとおっしゃっていますか?


参加者G

何棟にどれだけの所帯が住んでいるかというのを、例えば12棟には130住んでいますよというような形で、その世帯数だけを知りたいんですが。それって市(に聞くの)ですか?


浅井

引越し前の人数だったらわかりますよ。


参加者G

引っ越し前じゃなくて、今現在です。


浅井

今現在って、段々変わってきますよね。要するに、今空き家は51棟と52棟かな。それがもう全部出られて移り住まわれていますよね。それが順次また新たに棟を潰す予定になったところが移られてまた変わりますよね。今時点と今年の末でもまた変わる可能性もあるし、今現在、5月28日現在の何棟に何人という、それを知りたいということですね。はい。

それは京都市はつかんでいるのかわからないけど、僕のところでわかります。市政協力委員の枚数で確認はできますし、その辺はいろんな方法でお伝えはできると思います。


杉山

他、何か?


参加者H

下村先生のお話で、団地ができたときの記録を残すというのは非常に賛成なんですが、団地ができる前の地域の歴史を伝える田中親友夜学校の跡地の石碑は、駐車場のフェンスの中に今でもあって、その時代を生きてる人はいないですけど、僕は同和教育受けていた年代なので、その頃の歴史とかは聞いたんですが、それ以降の子供たちはそういう歴史を知らないので、それをどうやって残していくかというのも大事なんじゃないかなと思います。


下村さん

そうです。(その石碑のことは)あまり存じ上げなかったんですが、すごく大事なことだと思います。


参加者I

すみません、今の話と関連して。すぐ近所で養正学区の田中神社の辺りに住んでいます。もう30代後半になっている子供たちが小さい頃はこの地域のこととかを少しは勉強したと思うんですが、やっぱりあまりにも知られていなくて、この地域の歴史を知るような、何かしらそういうコーナーみたいなものがあるといいなというのはすごく思います。

この前、宇治のウトロ(地区)に、ウトロの平和記念館というのができて、在日コリアンの人たちが住んでいたところがいろんな変遷があって、今住宅に移り住んで、その地域のずっとこれまでの歴史を(展示されていて)、すごくいい記念館なので、皆さん行かれたらいいと思うんですけど、すごくしんどかったときの生活の様子とか生活道具とか、お部屋の中の様子まで再現されたりしたようなコーナーもあって、その地域がどんな場所だったか、子供たちが行っても学べるんです。そういうような場所がすごくあったらいいなと思います。

あともう一つなんですが、かなり昔のことなんですけど、私は神戸の阪神大震災の後のボランティアにずっと行っていまして、そのときに被災者の方たちがすごく年配の方が多かったんです。その方たちが避難所から仮設住宅へ、仮設住宅から復興住宅へと移動するたびに皆さんが弱られて、すごく歳をとって移動するということでものすごくみんながバラバラになって孤立してしまって、住んでいた街から追われるということが、ここは追われるのではないかも知れないけど、通り一つ隔てた違う場所に行くのでも、やっぱり歳がいってからの移動はすごく辛いというか、きついなと思います。

(神戸では)マンションに移されても、自動の玄関で入れなくなって締め出されるとか、お風呂が止められなくて、全部ピポピポ鳴って、お湯も溢れるから使えないとか、住む人に合わないと言うか、本当に住む人のことを考えられていない新しい復興住宅。今、跡地のことだけというふうに言われるけれども、すごくその辺は心配になります。今住んでおられる方の生活がどんなふうになるのかということは気になります。


杉山

ありがとうございます。


参加者J

今のお話にも通じると思いますが、この団地再生計画で活用予定エリアと定められているエリアそのものが適正なのかどうかということはこの場で意見集約をしていただく必要はあるんじゃないかなあと思います。それは今団地の中に住んでおられる方々が、この間もこの会で(話がありましたが)、過去に、住んでおられたところをいわば行政の法に基づく様々な手続きにおいて収用されて今の団地が作られたという経過を持っていますので、今団地に住んでおられる方々がどういう住まいを望まれるのかということを、もう活用地は真ん中にズボッと作りますと決めてしまって、その意見を集約しないというのはちょっと違う気がします。

なので高層住宅が本当にふさわしかったのかとか、どういう形で住みたいと今団地の中にお住まいの方が思っておられるのかとか、私は外の者として見ていたときに、やっぱり団地の集団としての住まいのありようが分断されるなと、最初見たときにすごく思いましたので、そこは住んでいる方がどんなふうにお考えかということは意見集約をしていただきたいなあと。もちろん行政がそのことをどう受け止めるかというのはそこから先の問題だと思いますが、やはり住んでいる方の意見はこの場でもぜひ聞いていただきたいなと思います。

個別の説明会を行政でやっていますので、そこの場では住んでおられる方がどうおっしゃっていたかということはあるかもしれませんが、この場所に住んでおられる、団地に住んでおられる方がどんなふうに考えていらっしゃるのかというのはぜひご発言いただいたらいいんじゃないかなと思います。京都市の団地再生計画を見ますと、活用エリアは事業者や大学みたいなことも表記されていますので、本当にそれでいくのかどうかということも含めて、(団地住民を)意見を聞いていただけたらと思います。以上です。


杉山

はい、ありがとうございます。


下村さん

今のお話を聞いてちょっと思い出したんですが、私は昔URに勤めていたことあるんですけれども、それで北摂三田(兵庫県)のニュータウンの現場におりました。それで、ちょっと難しい話になるんですが新住宅市街地開発法という法律に基づいて作っているニュータウンで、全面買収でやるところなんです。どういうことかというと、道路を作るのとか空港を作るのとかと同じように強制収用の手法を使ってでもニュータウンにできてしまうというところだったんです。でも、だからこそというわけじゃないんですけど、言ってみりゃもう、無理やり追い出してでも、札束をほっぺたに張ってでも出ていってもらって、その後、空港になるんなら、道路になるんならまだわかるんですけど不動産にして売っちゃうんです。そういう公共事業ってありうるのかということですよ。ニュータウンというのは。

ある意味では(養正では)皆さんの土地だったところを市が買い上げて街にしたんですけど、状況としては似ているわけですよね。皆さんから買い上げた、改良住宅の新しいまちづくりをしますからと言って土地を買ったところを、民間事業者にはい商売してねって投げ売りするということは倫理的に許されるかという問題があると思います。それで、民間事業者が入るのであれば、やっぱりこの街に仁義を切って、ちゃんとここのところでまちづくりに参加するような形での事業を展開してくださいねという何らかの条件づけは絶対必要だと思うし、それを可能にするためのマネジメントの枠組みみたいなものをある程度考えてからでないと、考えながらでないと住民ミーティングばっかりやっていても、そこから何が生まれるのかわからないなという気がしているところがあり、都市計画等のマネジメントの専門家の人に来てもらって話を聞くとてのはあるのかもしれませんけれどもということです。

あと分断の話ですが、本当に、街の真ん中に活用エリアがドカンと入ってしまっていますので、私のさっきの妄想プランではそこのところにもオープンスペースや何かをうまく入れて全体がうまく繋がるようになってほしいなという夢で描いたんですが、ここのところに例えばイオンモールみたいなのがドンドンドンときちゃったら完全に街は分断されてしまうと思います。ですから分断しないようにするためにも街全体の一定の計画みたいなものをみんなで思い描くということをしないと、一部だけ実施設計まで突っ走っちゃうなんていうのではなくて、そういうプロセスを経ないと、やっぱり取ってつけたような、民間開発が割り込んでくるという形になってしまうかもしれないので、意見集約はできるのかどうか、私はちょっとわからないなという気はするんですが、そういう議論をしなきゃいけないなという気はいたします。


杉山

ありがとうございました。他、何かご意見、ご質問などございますか。


参加者K

先ほどの大谷さんの意見に大賛成なんですが、ちょくちょくいきいき活動センター利用するんですけれども、脳梗塞を患った友人はもう参加できなくなったんです。2階に上れない。上り降りはできるけど、あそこはコンクリートむき出しの階段なので、最近足がふらつくという人は、何かの弾みで転倒したら(怖い)。だからここを小さい子供さん(がいる)保育所に使っていたんだって(思うと)、ちょっとギョッとする部分と、打ち所が悪かったら大変なことになるような、そういう建物じゃなくて、高齢者向けに平屋で作ってほしいなと。2階へ上るのだって大変です。そういう公共の場にいて災害なんかあったら最後。エレベーターがなくて、そこのいきいき活動センターは下に降りられないんですよ。そういう作りじゃなくて、できれば木造で平屋建てのそういう建物にしてほしいなというのと、そういうものがあれば、災害、これも本当に災害についてはちょっと勉強したんですけれども、えらいこっちゃというのがすごくありまして、京都市の言う通りに準備したらそれ(災害時の非常持ち出し品として示されているもの)を全部背負って私は動けないというか、もう、上着一つ持っていくだけで大変な状況なのに、水を3日分・4日分持っていくとなるとちょっとえらいことやなと。だからそういう備品も含めて(備蓄)できるような、日頃遊ばせているようだけれどもいざいうときに活用できる、そういうスペースをぜひここに作ってほしい。

保健所(跡地)もどこかの大学に、区役所跡も京大にって、もう、売り出されたが最後。どうにもならなくて活用できないし、もうここだけはそんなことにならずに、ぜひ地域住民も一緒に使える、そういう集会所であったり、避難所というのはいると思います。この6500人の中には住民登録している人以外もいるということですよね。学生さんだとか。いや学生は登録してない(から使えない)よとは災害時には言えないですよ。

そうしたら、ここに一つ作っただけでもまだ足りない。私は東樋ノ口町に住んでいますから、それこそ隣は北白川学区、北側は養徳学区という、そういう地域に住んでいますので、ここまで来るのがまた大変だから、向こうは向こうで欲しいんですが、なかなか場所がない。でもせめてここにあれば、いざ言うときには、畳敷きなりそういうところであれば、子供とかお年寄りを中心に活用できるんじゃないかなと思いますので、ぜひ平屋の畳敷きのそういう施設をどーんと作ってほしいです。


参加者C

今施設のことでお話がありましたが、私たちはこの(いきいき活動センターの)2階は、建てた後にどういう集会場にするというのは全く知られていなくて、急にこういうセンターの中にいろんな人が出入りされてるけど。保育所の午睡にも関わらず金管楽器が鳴ってる。それと、住んで初めてわかるけど高層アパートに(楽器の音が)響きます。東京でも芸大でも必ずそういう音の鳴るところは必ず防音施設ができてます。ただ、(地域の)外の方は入って習ったらいいもしれない。その場所を使ってもらったらいいけど。昔は(センターが)なかったときは鴨川の下でトランペットの練習している人がいました。それでも近所の人は文句を言っておられます。それなのに保育所の午睡中にトランペット、フルート、クラリネット、いろんなものが鳴ってます。11棟に聞こえたら13棟に響いて12棟に聞こえます。そういうことも考えてこその集会場で、他府県から(の人も)、この地域の人が、地域外の人が利用してもらうのは結構やけど、本当にこの町内の人がその金管楽器を鳴らしているのか。私たちははっきり言ってその利用は迷惑。

それをもしするのなら、そこまでちゃんと防音施設も設けて、きちっとエレベーターもつけて、みんなが集まれるような、気持ちのいい施設を考えてもらいたいです。今(演奏を)やっているときは必ず、トランペット(の音が)本当によく聞こえます。それは本当にちょっとやめてほしいと思います。


杉山

ありがとうございます。他、何かご意見ご質問などございますか。はい、ありがとうございます。大体いい時間になってきましたので、本日第3回目のまちづくりミーティングはこの辺で終了にしたいと思います。

先ほども少しお知らせしましたが、また今日話された内容は議事録に起こして発表したいと思います。またそれについてご意見ある方は事務局の方までお越しください。

最後に浅井会長から一言ご挨拶させていただきます。


浅井

すいません、ちょっと一言で終わらないかもしれないんですけど、自主防災会議が避難所を こうしてくれという話があるんですが、皆さんご存知でしょうか、自主防災会が避難所を運営しなければならないということに京都市はなっているということを。京都市の職員は本来(災害時)誰も来ません。養正小学校の体育館が指定されています。(災害時は)左京区役所から地元の人間、自主防災会の役員に(避難所を)開ける予定がありますので準備してくださいという連絡があります。役員が夜中でも出て行って、鍵を開けて電気つけて、ある程度長椅子を出したりとかして、受け入れる準備が整いましたと左京区の防災課に連絡します。そうするとNHKでも公表されるし、ニュースにもなるし、皆さんにお知らせをすると。京都市の職員誰も来ませんよ。全部地元の人間がするんです。そこで、これだけの人数が養正小学校の体育館だけで収容できるはずがない、どうするんやと、地元の役員は思っているわけです。

そこでやっぱり地震の問題があって、鴨川・高野川より東側の木造の家屋は6割方倒壊すると言われています。倒壊後に火災が起きます。そうしたら避難所行かないといけない。ただし、高層マンションとか学生のマンションとか最新の設計で耐震設計しているところは大丈夫ですよね。だからそういうとこに住んでいる人と木造の密集地域で住んでいる人の避難所に対する思いというか、(地震に対する)警戒感が全然変わってきます。自分のところは耐震設計されているアパートだから大丈夫、地震があっても倒れる心配はないという人と、木造の、お金があったら耐震補強するけども、まだできてないと、そういうところに住んでいる人とは、地震があったらどうなるのかという思いは全然違います。そういういろんな立場の人たちが集まって養正地域になっているということが事実で、そこで今の避難所1ヶ所では到底不可能だろうという思いが身近に感じられる人と、自分のところは大丈夫だろうという思いの人との違いがあって、総合避難訓練とかでも、なかなか集まってもらえないというのが現状は一つあります。だからそこでも、そういういろいろ思いの方がいるということも言えるわけです。

それと、僕自身の妄想なんですが、これはあまり言わないほうがいいのかもしれないけども、(地域の)真ん中に叡電が走っていますよね。なんで叡電ここにあるのっていう話なんです。今、出町柳の駅前のロータリーも何もなくて、送迎の車が停まったりしていて、自転車の走るところに車が停まったりしているので、叡電の出町柳駅を地下にしてくれという要望を今年、市政協力委員から出しました。それが実現するかどうか分からないけど。多分しないでしょうね。それで、これがもしここ地下になっていたらどうなのか。もうちょっと(土地活用を)自由に描けるはずだと。(養正北西)駐車場と住んでいるところが離れていて、線路が分断してます。こんなのおかしいでしょって。

それで、本来なら元田中ぐらいまでは地下にしてほしい。東大路通りを(元田中から)北に上がったらすぐ消防署がありますよね。緊急車両があっても(踏切が)キンコンキンコン鳴っていたら止まらないといけない。だから、元田中を過ぎたところで地上に出てくる(ようにする)と、線路の跡を全部使えるわけです。

(叡電のカーブしているところの西側にある)下鴨警察署。京都府警です。府のものです。(叡電の)カーブがきついので、余計にうるさいんですよ。カーブを曲がるときに曲率が高ければ、線路と車輪の摩擦で音が大きいし、鉄粉も飛びます。これ地下化して、Rが急なので、もうちょっと(下鴨警察署の下まで緩やかなカーブで)行って、川端通りのところを南に行って、出町柳で京阪と乗り継ぎもしやすくなるようにしたら、(線路の跡を)自由に使えるんですけども、ただこれ(下鴨警察署は)京都府の土地ですから、京都市だけに話を持っていっても実現はできるはずがない。だから京都府も来てもらわないといけないんです。それで、京都市も今、住宅課が来てくれているけども、本当はもうちょっと上の都市計画をするような部門も来てほしいんです。そういうのもいつかやりたいと僕は密かに思っているんですが、この辺のことに関しても、叡電は今、京阪電鉄の100%持ち株になったのかな、だから京阪電車も来てほしいし、都市計画する京都市の大元のところも来てほしいし、というふうに考えています。

だから建て替え住宅の設計をしているだけの部門だけ来てもらっても話が進まないと僕自身は思っています。だからこういう気持ちもあって、いろんな方の意見をすり合わせていって、絶対100%実現するはずはないとは思っていますし、そういう声があるということをやっぱり京都市側に突き詰めていきたいというふうに思っていますので、それは僕自身も期待して、京都市側に話を持っていきたいと思っていますので、ちょっと長い目で見てください。頑張ります。


参加者

実現できるように頑張ってください。私らみんな後押しします。


浅井

ありがとうございます。


参加者

具体的には、長い目ということは、6月は(次回のミーティングに京都市を呼ぶのではなく)この(元々の)計画通り(のテーマで)いくということですか?次の回に京都市の説明会するということではないんですか?


浅井

いつ市と説明会ができるかというのは調整にかかりますけども、デルタフェスティバルが10月にあるのでそれまでにはやれたらいいなとは思っています。

はい。頑張ってちょっと京都市に話してみますので、お待ちください。今日は長い間ありがとうございました。



編集・文章構成:南 知明



かもがわデルタフェスティバル実行委員会 参加団体

(50音順)
京都学生演劇祭実行委員会
京都TeraCoya
左京西部いきいき市民活動センター(指定管理者:特定非営利活動法人劇研)
人権連
田中神輿会
特定非営利活動法人YTまちづくりの会
部落解放同盟田中支部
養正学区各種団体連絡協議会
養正学区社会福祉協議会
養正たすけあいの会

<オブザーバー>
鈴木暁子(京都地域未来創造センター)、吉田泰基(京都市まちづくりアドバイザー左京区担当)、京都市住宅室すまいまちづくり課



未来のまちづくりミーティング今後の予定
第四回 
2022年6月25日(土)14時から
左京西部いきいき市民活動センター高齢者ふれあいサロン(養正保育所向かい)

テーマ・内容
・養正学区やその周辺地域で子育て中の方に、跡地活用への思いを聞く

第三回 5月開催予定 テーマ「団地周辺住民の声を聞く」 ※終了
第四回 6月開催予定 テーマ「子育て世代の声を聞く」
第五回 7月開催予定 テーマ案「若者の声を聞く」
第六回 8月開催予定 テーマ案「専門家の声を聞く」
 *9月、10月はかもがわデルタフェスティバル準備および開催のため実施せず。
第七回 11月開催予定 内容案「ワークショップを通じてより多くの声を聞こうその1」
第八回 12月開催予定 内容案「ワークショップを通じてより多くの声を聞こうその2」
第九回 2023年1月開催予定 内容案「ワークショップを通じて多くの声を集約」
2023年2月〜3月 「跡地活用に向けて地域からの意見書(仮)」作成予定

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