アライバ2

『赤い白球』パクヨシ組

『赤い白球』は「野球好き(特に高校野球)、中日ドラゴンズファン」の方にお勧めなのですが、下記記事のちと補足説明を。


 私は愛知県生まれで生粋のドラゴンズファンです。一時期は球場にも頻繁に通っていました。

 野球小説はいつか書きたいと思っていましたが、『赤い白球』の1/3は高校(昔は中等学校)野球の話です。
 
 主人公の二人は朝鮮人の朴龍雅(パク・ヨンア)と日本人の吉永龍弘。二遊間を守り一二番コンビでパクヨシ組と呼ばれています。
 
 これは中日のアライバコンビ(荒木雅博、井端弘和)から名前、誕生日などを借りています。

 
 二人に共通する「龍」の漢字はドラゴンズからで、物語の重要なキーワードです。

 
 
 そんな二人の所属する平壌一中の野球部監督は落合博克。内地から赴任してきた鉄拳制裁を禁ずる監督です。

 私にとってドラゴンズの黄金時代は落合監督時代なので、必然的にこの名前になりました(笑)。

 
 史実は基本いじらない主義なので、試合の結果やスコアは実際のものです。人物だけ変えています。


第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!