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肩コリ知らず!キレイな姿勢!くびれボディ!がいいなら【腹式で呼吸】しなさい

これまで身体作りについてそれなりに深く勉強してきた私が、長期的で根本的に健康な身体を手にしたいと望む人にお伝えできる最も重要なアドバイスは、[呼吸を正せ]です。

では正しい呼吸とはいったいどんな呼吸?

そこでまず一番に思いつきやすいのが今回のテーマである“腹式呼吸”ではないでしょうか。

うん、、スタートとしては悪くありません。

なぜなら、確かに腹式呼吸ができなくなると、次の3つが達成できなると考えられるので。

①肩こり・腰痛が治らない
②姿勢が安定しない
③くびれ・美脚が獲得できない

ということでここでは、身体作りには欠かせない腹式呼吸の正しい知識と、腹式呼吸の最適化がいかにして上記の3つを引き起こすのかを、分かりやすく解説していきたいと思います。

前提知識|腹式呼吸と胸式呼吸

まず前提として、腹式呼吸と胸式呼吸の知識についてインプットしていきましょう!

結論からお伝えすると、私たちの理想的な日常呼吸のやり方は以下の式のように成り立ちます。

<腹式:胸式=7:3>

なので一般的に言われているような、『腹式呼吸→OK・胸式呼吸→NG』という単純な考え方は間違っているんですね。

ではこのことを念頭に本題に入っていきましょう!

腹式呼吸ができないと失敗すること①|肩コリ・腰痛が治らない

腹式呼吸とは、簡単に言えばお腹が膨らむ呼吸のこと。

では、なぜ息を吸うとお腹は膨らむのでしょうか?

それは横隔膜が活動しているからです。

重要なのは、息を吸う時の約70%は横隔膜がその役割を担うべきという事実。

もし横隔膜が上手く使用できずに、胸式優位な呼吸を一日中していると、余計に肋骨を広げる筋肉、すなわち肩・首の筋肉、あるいは背筋を、余計に酷使させることになるのは想像に難くないですよね。

ちなみに呼吸の回数は一日に約2万2千回程度。

それだけ無駄に肩・首・腰を使えば、そりゃ慢性的なストレスがかかり続けることになるでしょう。

したがって、横隔膜にきちんと仕事をさせて(=腹式呼吸を優位にして)あげなければ、肩こり・腰痛は根本的に治っていかないのです。

腹式呼吸ができないと失敗すること②|姿勢が安定しない

さて続いては姿勢と腹式呼吸の関係性について。

姿勢を安定させる要素で最も重要な要素は、筋力ではなく空気圧だと考えらていることは注目に値します。

これを専門用語で、腹腔内圧と言います。

先述したように、腹式呼吸とは横隔膜が活動することを意味します。

すると腹腔内にある空気が圧縮されます。

その結果、内圧が高まるので、私たちの姿勢は安定しやすくなります。
(腹部にパンパンに膨らんだ風船があるのを想像しましょう)

またそれによって、体幹周りのインナーマッスル(腹横筋、内腹斜筋、骨盤底筋群など)は、遠心性の筋張力を発揮するので、このことも姿勢維持にはプラスの影響を及ぼします。

したがって腹式呼吸を優位にすることで得られる空気圧、そしてそこから得られる姿勢安定への恩恵も、積極的に受け入れるべきでしょう。

腹式呼吸ができないと失敗すること③|くびれ・美脚が獲得できない

3つ目はスタイルに関するお話し。

ここで着目していくのは、肋骨と骨盤です。

腹式呼吸ではなく胸式呼吸優位で呼吸を繰り返すと、そのうち肋骨が外上方に広がって固定してしまうのは容易に想像できますよね。

その結果、くびれの角度形成に悪影響を与えてしまうばかりか、くびれの位置も下がってしまいます。

また肋骨と骨盤は運命共同体みたいなもので、肋骨が広がると骨盤も広がる傾向にあります。
(もう少し専門的に表すと、『肋骨が広がる=外旋』、『骨盤広がる=屈曲‐外転‐外旋』)

問題なのは、肋骨と骨盤がその状態に固定していまうと、もも裏・内もも・お尻の筋肉(あと腹筋)が活性化しにくくなってしまうこと。

もちろん、そのまま良くない癖を身についけてしまった場合、あなたの下半身は、美しいスタイルを失うことになるでしょう。

腹式呼吸を獲得する4ステップ

では最後に、腹式優位の理想的な呼吸を獲得する為の方法を4ステップでお伝えいたしますので、参考にしてみてください!

STEP1
[リラックス・脱力する]

STEP2
[息を最後まで吐き切る]

STEP3
[まずお腹が膨らむように吸う]

STEP4
[腹部を360度に拡張させる]

まとめ&ラストメッセージ

いかがでしたでしょう?

呼吸は毎日2万回以上行う上に、死ぬまで止めることがありません。
(呼吸を止める時が死ぬ時)

呼吸がこの特性を持っている以上、呼吸のやり方を無視して身体作りを進行しても、大きな成果は得られないと断言してもそこまで大袈裟ではないでしょう。

しかも呼吸とは無意識に繰り返すわけですから、一度正しいやり方を学べばそこで完了とは到底なり得ません。

そこで、呼吸を最適化していく為に、皆さんに私ができる最も重要なアドバイスは『もっと脱力しよう!』です。

現代社会モデルを必死に生きる現代人の多くが、脱力の仕方を忘れてしまったように思います。

流れ来る情報に視点を貼り付けにさせるスマホを置いて(この記事を読み終えたら!w)、椅子から立ち上がり、自然な風景と空気が味わえる場所に行って、ウザイ上司や煩わしい作業を忘れ、自分を解放できる環境に身を置きましょう!


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