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区民からの要望 ~ プールでスマートウォッチを使えるようにして欲しい~

区民の皆さんからは、日々、様々なご意見やご要望を伺います。
そのなかで、今回は「プールでウェラブルデバイス(スマートウォッチ)を使えるようにして欲しい!」についてです。

結論から申し上げますと、世田谷区では使用可となりました!


ランニングや筋トレなど、いろんなセンサーからのデータを取って自分の体作りや試合に向けた材料にしているという人は増えてきているようです。
今や安価な物から高額な物まで、それぞれいろいろデータを取れるデバイスは市場に沢山あります。

そして、中には、水泳に特化したGPSウォッチも発売されています。

「今時点で何m泳いだのか?」
「どれくらいのスピードで泳いでいるか?」
「何ストロークで泳いだときが良いペースのなるのか?」
「体調に合った泳ぎ方は?」など、
あとからデータを分析して改善点を見つけたりすることができます。

そういったことから、数年前から大手スポーツジムのプールでは、シリコン製のカバー(これも市販されています)を装着すれば使えるところも多くなり、またゴムで覆われたデバイスであればそのまま使えると表示しているところもでてきました。

でも公共のプールでは、怪我などのトラブルを防止することを最優先する立場から腕時計の装着を禁止してきました。時間を見るための腕時計から多機能なスマートウォッチに変化し久しい今日、民間スポーツジムのように使えるようになるまで時間を要しましたが、世田谷区では試行期間を経て許可されることとなりました!

現状では、区内の温水プール施設である
・大蔵総合運動場温水プール
・千歳温水プール
・太子堂中学校温水プール
・玉川中学校温水プール
・烏 山中学校温水プール
・梅丘中学校温水プール
の6箇所にて。

カバーの貸し出しも行っており、持参した物でも問題なければ使えます。


ただしあくまでデータ採取のできるデバイスであることが条件で、普通の腕時計であれば外していただき、施設内の時計を見てもらうというルールです。

大蔵総合運動場温水プールと千歳温水プールの表示


区内中学校の温水プール4校の表示


このようなデータを活用することで、運動を行うにそれぞれが目標を設定することができ、健康増進が進むことが期待されます。

このレポートを書くうちに、私もスマートウォッチを手に入れて、プールに泳ぎに行きたくなりました。


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