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上久保ゼミのクリティカルアナリティクス:「敵基地攻撃能力を保有することの是非について」

(2024年6月6日 4回生ゼミ)

上久保のコメント
今回はおもしろかった。いわゆるリベラルの「平和主義」があらゆる角度から批判的に検証されたことは、あまり聞いたことがないからだ。

日本の憲法・安全保障が議論されるときは、ほぼ保守派が批判される側になり、リベラル側が追及する側になってきたのではないか。

リベラルの「平和主義」は、保守派の粗っぽい批判を除けば、論理的な議論の対象にはなってこなかった。いわば、アンタッチャブルなものになってきた。

今回、立論者のゼミ長・マエさんが「平和主義」の立場になり、その主張を代弁した。そして、その他全員がそれをありとあらゆる角度から、論理的に批判する側になった。

その検証の結果については、私は、ここで論評はしない。

学生の議論はつたないところはもちろんある。ただ、1つだけいえることは、議論を許ささい、アンタッチャブルだとされてきた「平和主義」について、実にさまざまな論点があることは明らかになったということだ。


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