かみぽこぽこ(上久保誠人)

通称かみぽこちゃん。立命館大学政策科学部教授。愛媛県立大洲高等学校、早稲田大学第一文学…

かみぽこぽこ(上久保誠人)

通称かみぽこちゃん。立命館大学政策科学部教授。愛媛県立大洲高等学校、早稲田大学第一文学部卒業。伊藤忠商事(株)を経て2008年、英国University of Warwickで博士号(政治学・国際学)取得。2016年より現職。主な業績は『逆説の地政学』(晃洋書房)。

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医師・看護師はもう限界!デルタ株で高まる「自衛隊野戦病院」の必要性

私は、本連載で以前(連載275回)から、野戦病院を新型コロナ対策の「切り札」として提案してきた。デルタ株が猛威を振るっている今になって、野戦病院が現実的なコロナ対策案として浮上している。

    • 野田佳彦新代表の登場で、ようやく立憲民主党が「シン野党連合」の方向に顔を向けた。遅いけど。

      私のnoteをフォローしてくださっている方に、特にあたらめて申し上げる必要はないですよね(笑)。 ようやく、野党側が「シン野党連合」への一歩目を踏み出した。 私は少なくとも2017年から、もっと源流をたどると、おそらく2013-4年ごろから言ってきたことだ。 私は政権交代を望むわけではない。だが、自民党を政権から一度降ろしたい、政権交代を実現したいと望む人がいる。それには、「シン野党連合」が合理的だよと言ってきたのだ。 「シン野党連合」とは、端的に言えば、従来の共産党

      • 英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(5)BUPSコース始まる

        私は2000年4月から、東京・飯田橋のブリティッシュカウンシル語学学校のBUPSコースに、この秋からの英国大学院への留学を目指すべく通うことになった。 このコースは、とにかく秋までには絶対に学校を決めて英国に留学してもらう、という強い目的を持って設定されたコースだ。よって、内容はとにかく盛りだくさんだ。まとめると、 (1) 10週間、週5日、朝9時から夕方4時まで英語漬け。 ビルディングに入ったら夕方コースが終ってビルから出るまで、一切日本語禁止のルール。 (2) 授業

        • 親父と俺(5):空に太陽がある限り

          知ってる人もいるでしょうが、俺は学問の世界で一番のイケボと自称している(笑)。上久保ゼミの募集要項には「カラオケ1500曲歌える」ということになってるし、現在の趣味は「ポケカラ」です(笑)。 いや、ぜんぜん隠してない。自分みたいな仕事の人間、隠したらダメ。いろんな場所で、堂々と公言してる。隠すから、ポケカラやってる、バラしてやったぞー!みたいなアホが出てくる。 教授会の面々も、学生も、みんな知ってますからね。 研究室で、休憩時間に唄ってますから。でも、なにが問題ですか?

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          立命館大学オープンキャンパス2024・模擬講義「未来の政策科学」の動画が公開されました。

          立命館大学オープンキャンパス2024で行った模擬講義「未来の政策科学」が立命館大学政策科学部HPで公開されました。 講義の後半部分約14分が公開されています。 一言、余計なことを言いますと、やっぱり私、 「学会一のイケボ」 ですよねえ(笑)。美声です。 冗談はさておき、お優しい学部長の癒し系のメッセージ、学生からのメッセージ等、いろいろあるなかで、講義の動画もありますので、よかったらご覧ください。 講義概要、レジュメは既に公開しています。 受験生のお父さん、お母

          立命館大学オープンキャンパス2024・模擬講義「未来の政策科学」の動画が公開されました。

          自民党総裁選:石破茂にみる「反主流」を貫いたことの意義

          自民党総裁選の情勢調査では、小泉進次郎・高市早苗・石破茂氏のいずれか2人が決選投票に進む可能性が高いとみられている。 そうか、石破氏が決選投票に進むかもしれないのか。 私は、石破氏を支持も不支持もしないが、5回目の総裁選である。ずっと論じてきた政治家の一人であり、ずいぶん長い間「冷遇」され続けてきたのをみてきた。 いろいろ思うところはある。今回は、過去稿も振り返りながら、今回の総裁選の有力候補として浮上した石破氏について論じてみたいと思う。 18年の総裁選で石破氏が敗

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          英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(4)2000年3月10日(金)ブリティッシュ・カウンシルに行く。

          午後2時くらいだっただろうか。東京飯田橋のブリティッシュ・カウンシルに到着した。ここの英国大学入学予備コース(British Universities Placement Scheme=BUPS=当時)の入学説明を聞くためだった。 2階受付へ行き、BUPS担当の方を呼ぶ。事務所の奥から担当のSさん(仮名)が出てきた。 「おまたせえ~、しましたあああ~」 なんかけだるい、やる気なさげの人だった。受付の前の応接でコースの説明を聞く。4月スタートで10週間、週5日、朝9時から

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          親父と俺(4):俺が泳げない理由(笑)

          さて、私の幼少時、親父がスパルタだったという話。 でも、普通のスパルタではなかったんですよ。親父は、普段あれやるな、これやるなとかいうような堅い人ではなかった。 ただ、周りの子がみんなできるのに、息子だけできないで小さくなっているみたいなのをみるのは我慢できないらしく、そうなるとスパルタが発動された。 前回言ったことだが、「仮死」で生まれたせいか、私は最初から器用にできるということが1つもない。どんなことでも人より遅れたところからスタートすることになっている。今でもそう

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          自民党総裁選:選択的夫婦別姓は反対でも賛成でも構わないが、正確な議論をしてもらいたい

          選択的夫婦別姓制度の導入の是非は、自民党総裁選の争点の1つとなっている。 例えば、候補者の1人である加藤勝信元官房長官は導入に反対の立場であり、「家族が同じ姓をもつことを非常に大事だと思っている。同じ呼称をもつことで一体感が生まれる。そこは大事にしていきたい」と述べた。 私の選択的夫婦別姓の考え方は、既に何度も述べているので、こちらをお読みください。 ここだけ繰り返して言っておきますが、私の家族は、選択的夫婦別姓の導入に反対ではない。しかし、導入されても我が家は「夫婦同

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          保守派は高市早苗の「虚像」を支持している。本当の孤独な闘いを誰が支持するのか?

          高市早苗氏が自民党総裁選に立候補することに、ネット上の保守派は盛り上がっている。前回(2021年)の総裁選で、安倍晋三前首相の支持で総裁選に出馬し、保守派の代表として台頭した。 高市氏は「同性婚反対」「選択的夫婦別姓反対」「女系天皇反対」などの主張を打ち出してきた。また、岸田文雄内閣の経済安全保障担当相として、国が指定した経済安全保障上の機密情報を扱う人を認定する「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度の導入を盛り込んだ「重要経済安保情報保護・活用法案」を成立させた

          保守派は高市早苗の「虚像」を支持している。本当の孤独な闘いを誰が支持するのか?

          英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(3)なぜ「英国」だったのか。

          なぜ英国に行こうと思ったのか。 今日はこれを話してみたいと思う。 ただ、あくまで2000年3月、31歳の時点での私の考えで会って、今思うとおかしなところもあるのは断っておきたい。 この体験記、今の私を書いてしまうと、大事な部分が隠されてしまうと思うので、そこは正直にと思います。 実は、そんなに難しい理由はなかった。簡単な消去法である。 まず、アメリカには行きたくなかったのである。日本で留学というと、まずアメリカだ。日本の学者、役人、企業派遣から政治家の子弟まで、政治学系

          英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(3)なぜ「英国」だったのか。

          親父と俺(3):19680530

          いったいなんの数字かと思うだろうが、私の誕生日である。 その日、お袋さんは、バスに揺られて、勤務先である内子町の立川小学校に向かっていた。 昔は、国道でも舗装されてないところが多かったんですよ。内子を通る国道56号線はまだマシ。 大洲のもう一本の国道である197号線は、通称「いくな線」(笑)。大洲市街を向けて、菅田、肱川町へ向かうところは、ほとんどが舗装してない土砂道。ガタガタ揺られて酔ってしまうし、トラックと何度もすれ違い、土砂をばっしゃーんと車にかけられる。窓から外

          親父と俺(3):19680530

          自民党総裁選:小泉進次郎が象徴する政界の「逆学歴社会」は変わるのか?

          小泉進次郎氏が、自民党総裁選への出馬を表明した。その記者会見での「小泉進次郎構文」を封印した(?)、小泉氏の対応が評価されているようだ。 例えば、フリージャーナリストが「小泉さんが首相になってG7に出席したら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと、皆さん心配している。それこそ日本の国力の低下にならないか。それでもあえて総理を目指すのか」と、問いかけた時の対応だ。 小泉氏は、「私に足らないところが多くあるのは事実だと思う。完璧でないことも事実だ。しかし、その足りないとこ

          自民党総裁選:小泉進次郎が象徴する政界の「逆学歴社会」は変わるのか?

          立憲民主党代表選:野田佳彦は「シン野党連合」を創れるか?

          立憲民主党の野田佳彦元首相は、「再び首相を目指す決意を固めた」として、党代表選に立候補すると表明した。政治資金問題で自民党から離れた保守層を取り込み、次期衆院選で政権交代をめざす道筋を描くという。 野田氏は次期衆院選で「自民党を単独過半数割れに追い込む」との目標を掲げた。 出馬表明後に連合の芳野友子会長と会談し、与党でなく「自民党」と表現した理由を「選挙結果によって自民党と公明党の関係が常に緊密だとは限らない」と説明した。 野田氏は、「本来は国民民主党と合流をめざさなけ

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          英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(2)参院議員会館

          「これからどうする?」 世話になっていた議員さんから聞かれた。 「イギリスに留学して 向こうの政治を勉強してきたいと思います」 私は答えた。 わたしは、参議院議員会館のT参院議員の事務所でT議員、秘書のKさんと向かい合っていた。 H大社会人入学の不合格から1日考えた。 その結果出した結論が「英国大学院修士課程正規入学」だった。 なぜこの結論に達したのか。 それは今思えばものすごく間違った考えだが、その当時は本気でそう思ったのだから、正直に書く。 その考えとは、自

          英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(2)参院議員会館

          バカ息子を首相秘書官に起用する庶民感覚との乖離。岸田首相が国民から蛇蝎の如く嫌われた分かりやすい理由

          note記事をまとめたものです。 8月14日に総理大臣官邸で開かれた記者会見で、次期総裁選に立候補しないことを表明した岸田首相。決断の裏には長く続いた低支持率があるとされますが、なぜ首相はことほど左様に国民から嫌われたのでしょうか。政治学者で立命館大学政策科学部教授の上久保誠人さんは今回、その理由を多角的な面から考察。まさに「納得の論理」を展開しています。

          バカ息子を首相秘書官に起用する庶民感覚との乖離。岸田首相が国民から蛇蝎の如く嫌われた分かりやすい理由