離婚【04・まとめ】

ふた昔前のキロク

私は離婚推進派ではない。
初婚でお互いに話し合ったり喧嘩したりしながらやって行けるなら、それはとてもいいなぁと思う。
周りにも高校生の頃から付き合っていて結婚し、未だに仲良しの夫婦も居るので、もう青春時代からずっと一緒で、喧嘩も何も乗り越えて親やってるなんてもう脱帽！って思うし、ココロから素晴らしい！と思っている。

離婚について体験をこのところ書いていたけど、余りにも軽い感じに受け取られたかもしれない。
でも、ずっと苦しんではいて、そして友人が自殺したのを期に自分のしている無理…というものをものすごく意識してしまった。

それは、それまでの苦しさに加えて今後もこうして生きて行くのかと突きつけられた様で呆然とした。
この頃、やたらと心理学の本を読み漁ったけれど、当時はHSPの本には出会えず仕舞いだった。

ダラダラ書いても仕方ないのでまとめちゃおう…。

私は親子関係をきっちりとやり遂げてからの結婚ではなかったので、結局は夫とも上手く人間関係を構築出来なかった。

私は揉めるのが嫌いだからつい顔色を見てあれこれ策に走るけど、本当は喧嘩して深まって行くモノってあるんだろうなと思う。

わかっちゃいても、どうも相手の思考や出方が読めてしまうと、その様に手を尽くしてしまい、いちいち説明するのも面倒だからこのままでいいや…になってしまい、溜めるだけ溜めて、はい〜もう限界で〜す！おっしま〜い！
ってのはやめないとなぁと思う。
相手に対しても失礼だし。

結果、子供まで巻き込んでしまって、一時期は子供も不安だっただろうなぁ…。

一番の反省点はそこ。

私は離婚出来た事が本当に嬉しかった。だって自分が決めた結婚だから絶対離婚してはいけないって思っていたから、離婚出来た、やった！良かった！と思ってた。
子供と犬と、気楽にいられる家。仕事も知らない事を知って行ける内容だったので楽しかった。

でも子供は…私に合わせて平気なふりをしてくれただけだったんじゃないかと思う。
子供ってほんとに敏感だもの。

不器用な母親を生きやすい方へ行かせてやろうとサポートしてくれた様に思っている。

周りは「大変ねぇ」とか言ってくれていたけど、私が離婚を後悔した事は１秒たりともなかった。寂しくもなかったし不安でもなかった、本当に不思議。
毎日忙しいけど、疲れたらファミレス行ってのんびり娘達と話しながら食事して、お金使っちまったなぁと思えばまた切り詰めて。
自分の采配でなんでも決定し、楽しめる。

結果3年でマンションが買えた。
中古だけどね…東京タワーが見える。…遠くにちっちゃく（笑）

保証協会を利用したので保証人は要らず、ローンの審査がおりるかとハラハラドキドキもしたけどなんとか買えた。

ただ…、本来これって、夫婦でも出来る事でしょう？
みんなはそうやって家族してるんだよね？
家族という単位で楽しめたらそれはシアワセよねぇ…と他人事の様に思っては、でも私はほんと、ひとりでいいし、子供がいて犬までいるなんて最高だと思っていたのだから…ひとり親向きのニンゲンなのかも。

なにしろ結婚して一番最初に喜びを感じたのは、「やった、今後は好きに動物が飼える！」だったもんな…。
その段階では、親と暮らすより元夫と結婚した方がペットとの楽しい生活が出来そうだと思ったんだから…なにその、好きにペットが飼えるって。子供かよ。
女の一人暮らしなんて危ねぇ、とんでもねぇ！
という父だったので、家を出る、イコール結婚だったからな、それが敗因だった気もする。

…あぁ、まとめるつもりがまとまらない。
誰の参考にもならないね。すみません！

この後、卵巣ガンになったり、再婚したり、孫が生まれたり、まさかまさかの予想外にも45歳でまた出産したり、再婚相手がモラハラ？やだ気づかなかった…なんていうしょーもない事が起きたりするのだけど…。

もう…ホントにイヤだ…バカかアタシは…ってこと、たくさんあり過ぎ！

今後もあれこれと観察、分析、探求して参ります。もう悩む事すら趣味！

アラフィフの過去振り返り日記なので薄目で読んで頂ければ幸いです。