見出し画像

老後の不安と将来の選択  ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~

皆さんこんにちは!
島根県松江市のファイナンシャルプランナーかみです。

弊所HPからnoteへ移設のため、過去の記事を掲載しています。
今でも役立つ内容ですので読んでいただけたら嬉しいです。


2019.7.6 老後の不安と将来の選択


皆さんは老後の対策を何か考えていますか?


東京では資産運用セミナーが人気だとか。


最近、相談を受けていて感じることですが、金融商品に詳しいことを「自分は金融リテラシーがある」と思っている人が多いように見受けられます。



金融リテラシーとは


知識の習得に加え、健全な家計管理・生活設計の習慣化、金融商品の適切な利用選択に必要な着眼点などの習得、必要な場合のアドバイスの活用とあります。


その中で

最低限身につけるべき4分野



1、家計管理

   適切な収支管理の習慣化



2、生活設計

   ライフプランの明確化及びライフプランを踏まえた資金確保の必要性の理解



3、金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択



4、外部の知見の適切な活用



        (引用:金融庁 最低限身につけるべき金融リテラシー)

       



金融リテラシーとは金融知識だけではなく、家計管理や生活設計、そして私たちFPのような外部知見の活用が大事だと書いてあります。  

   


老後2000万円不足と言われ不安になり、金融商品の勉強をするのは悪いことではありませんが、


安易に金融商品を勉強し飛びついても老後の不安は解消できません。



大切なのは金融商品という手段を先行させるのではなく、自分の場合はどうなのか、どう生きていきたいのかという目的(ライフプラン)が先に来ないといけないということです。


ライフプランを踏まえて、将来いくら足りないのかを確認し、不足分を準備するのに必要であれば金融商品をバランスよく組み合わせることが大切です。



生活設計 = 人生設計(ライフプラン) + 資金計画(マネープラン)



そして日々の家計管理が出来るようになることで、老後の不安を解消できるようになるのはないでしょうか。


記事や情報に流されないで、我が家の場合はどうなのかをしっかりと考えていきましょう!

まずはライフプランです!



そしてこれからは、お金についての考え方を選択する時代になってきます。


これからの選択は・・・


・老後は国が面倒をみてくれる

・保険は入らないといけないもの

・借金はいけないもの

・資産運用はギャンブルだ

・タンス預金が一番安全

・目先の損得で行動する(イデコやふるさと納税は節税になるからと思って利用しているなど)


と考えて、今までと同じように行動するのか。


・金融商品は使い方によって家計の助けになる

・資産形成は投資であり投機ではない

・保険は必要な時に必要な保障を準備するもの(いつかは卒業するもの)

・目先の損得でなく将来の損益で行動する(将来いくら準備しないといけないからイデコを利用するなど目的がしっかりしている)


と考えて、生活設計を立て実践するのか。




どちらを選択するかは、皆さんの判断により今後の暮らしは大きく変わってきます。


そして我が家は将来どう生きていきたいかというあり方が決まってこそやり方(金融商品の選択などの手段)が活きてきます。



結果は20年、30年後に表れます。


特に40代50代の方はまったなしです!


あり方(ライフプラン)でわからないことがありましたら、お気軽に相談くださいね。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?