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20代の住宅購入で大事なこと ~隠岐育ち松江市在住FPの豆知識~

皆さんこんにちは!
島根県松江市のファイナンシャルプランナーかみです。

本日は年に一度の健康診断に行ってきました。
毎回の思いますが採血と胃カメラはもっと楽にならないものですかね!

技術は進歩しているわけですから、いつかは痛みも感じず、涙を流すこともなく出来るようになると、健康診断も楽しくなるのですが・・・

何はともあれ今年も無事に終わりました。

健康診断といえば家計も同じで、その健康状態を知ることによって家計の健康維持や疾患(生涯収支の不足)の予防、早期発見からの事前対策にも役立ちます。

弊所では、家計の健康診断を現状分析という方法で行っています。

すみません、雑談から宣伝をしてしまいました。


20代の住宅購入に大事なこと

 


総務省の家計調査によると、2023年、世帯主年齢29歳以下の2人以上世帯の持ち家率は23年で35.2%で20代以下の持ち家率は過去最高に達したそうです。


自動車やブランド品には興味が薄くなってきている若年層でも、住宅に対する関心は高まっていて、20代での持ち家が珍しくなくなってきています。


一方で、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」によると、株式などを含めた金融資産保有額で、1,000万円以上1,500万円未満の人の割合は、二人以上世帯では20代が3.6%、30代が8.7%、40代が10.0%となっています。



島根県でも20代の住宅購入はよく見かけます。特に戸建て(注文住宅)が多いように思います。


施主さんの気持ちとしては・・・

・月々の家賃で家が建つから

・住宅価格が高いから、早めに購入して年金をもらうまでに払い終えたいから

・今生活できているから大丈夫だろう

・金利が低いうちに購入したい


私の気持ち・・・

・本当に今じゃないといけませんか?

・我が家の身の丈に合ってますか?

・営業マンの話術にのせられていませんか?

・一度冷静になって考えませんか?

・建売じゃあダメですか?

・マンションじゃあダメですか?

・中古物件という方法もありますよ!

・1000万以上貯めてから購入しませんか?

・万が一(死亡や離婚など)のこと考えてますか?

・金利が上がっても負債と資産のバランスが取れていれば大丈夫では?


コロナ禍での貯蓄向上や賃上げの期待から住宅購入の動きが見られますが、住宅ローンの残高も膨らむと、家計運営には不透明感が出ることを忘れていはいけません。



収入の増加や低い物価が続かない限り、住宅ローンなどの負債が若者の家計運営に大きなリスクをもたらすこともあるため、購入の際は慎重にバランスを考える必要があります。


何事もバランスが大事ですね!


まずは現状を分析して、ライフプランを作成してみることです。


お金の流れを確認し、無理なく住宅ローンを返済すること、そして世の中の変化があっても負けない家計を作ることです。


多くの方が早く気づいて実践されることを願っています。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた!



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