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本「ときぐすり」

畠中恵著。まんまことシリーズ第4作。

眠れなくて
一晩で終わってしまった「ときぐすり」

妻のすずちゃんと
赤ちゃんをなくした麻之介。

命がどれだけ
大切か、そして儚いか
なくしたら悲しいか
そんなことを
身に染みて感じている麻之介がある日
医師による薬の乱用に向き合うことになる。

そして、やけっぱちのように
自分の体を使って
訴える。

それが本当に切なくて
悲しくて
聞いてて辛かった。

若くして、こんな困難なこと(愛する妻子を一度になくす)に
あってしまったら
人ってどうなってしまうのか。

でも、でも、
最後には希望が見えてくる。

色んな人と出会って
色んな人の気持ちに出会って
思いやり支え合い。
それが希望になっていく。

素晴らしいなぁー。

ユーモアのセンスを加えながらも
結構シリアスなテーマなんだよね。

考えさせられるのですよ。
人生ってもんに。

あぁ、最後にきんつば出てきた。
無性に食べたいー〜ー

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