見出し画像

本 「ひなこまち」

畠中恵著、しゃばけシリーズ11作目。
オーディオブックにて。
ナレーション 市川猿紫氏。

着物、お花見、大名、ひな小町選び。
今回も江戸情緒たっぷりの楽しいエピソードで
大満足。
ナレーションは、ちょっと早口で分かりにくい時もあったけれど
上手でした。
歌舞伎役者さんがナレーションをしているこのシリーズ。
歌舞伎口調過ぎて違和感を感じたり、
女の人の声音が妙に色っぽ過ぎて不気味(笑)なものもあったけど
今回はそういう違和感がなかった。
でも、時々、なんだっけ?と聞き逃してしまったのは
やはり早口のせいかな。

木札の謎から始まり、木札の謎に終わる。
そして、最後は相変わらず
じんわりほっこり。
じんわり涙。

あぁ、良かったね。
そういう最後が本当に上手な畠中さん。

今回も素晴らしい本だった。




この記事が参加している募集

読書感想文