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【ゲーム脚本】旅の蜜蜂(第3章)

私が監督を務めるゲーム「旅の蜜蜂」の脚本を特別公開します。
ぜひ楽しんだり、参考にしたりして下さい。

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第3章「暗黒の島」

ストーリー

ラゴス島では、蟻たちの王国が栄えていました。蜜蜂たちとは何世紀もの交流がある友好国です。ノアイユの助言をもとに、一行はラゴス島へ目標を定めました。

ですが一行は地図を持っておらず、道に迷ってしまいました。一行はドラゴチャンの見つけた島で休憩することにしました。

ゲーム開始

マリーは島の真南、カルディンは北西、半魚人ゲッコーは真東に配置。
カルベルは真西、バーセシンは北東に配置。カルディンらは黒魔術師であり、島は混沌によって穢れている。

ドラゴチャン「それにしても嫌な沼地だな。妙な臭いがする...... 蚊だ!蚊だらけだ!」
ノアイユ「こういった環境は好きになれませんね。」

カルベル「おいお前ら、聞こえてるぞ!」
ドラゴチャン「聞こえちゃった?地獄耳だな......」

バーセシン「誰だお前ら?」
カルディン「蜂だ!誰か駆除業者呼んでくれ!」

マリー「業者呼ぶのは勘弁して下さいよ!美味しい蜂蜜あげますから!」
カルディン「うむ。業者を呼ぶ必要もないな。私の仲間たちに片付けさせよう。」

ドラゴチャン「全然話聞いてねェな。」
ノアイユ「私たちの身を守るために行動すべきです。彼さえ倒せば、脅威はなくなるでしょう。」

焦点がゲッコーの方向へ。
ゲッコー「この沼地は我らマーマンの領域だ!出て行きたまえ!さもなくば実力を行使する!」

ゲーム目標(カルディンを倒す)が表示される。なおカルディンとゲッコーは敵対関係にある。

ゲーム勝利

カルディンの残り HP(体力)が 1 になる。

カルディン「降参する!この土地が欲しいなら好きにしろ。だから攻撃を止めてくれ!」
ドラゴチャン「こんな穢れた島には世話にならんさ。天へ召される覚悟は?」

ノアイユ「彼の言う通りにして。彼は我々にとって有用かもしれないわ。彼は長く生きており、海の地理を良く知ってるはずよ。」
ドラゴチャン「まさかとは思うが、彼を旅に加えるつもりかい?」

カルディン「何でもする!助けてくれ......」
マリー「私たちはラゴス島に向かいたいのです。案内して頂けますか?」

カルディン「ラゴス島はこの島の近隣です。良ければ同行しますよ。」
カルディンが仲間に加わる。

ドラゴチャン「オイオイ。だんだん雲行きが怪しくなってきたぞ......」
画面がフェードアウトし、第3章が終了する。




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