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採用に関わってるワイが物思いに耽る(マインド編)
昨日は就活してる学生と電話で話してました。
いわゆる電話面談ってやつですな。
4本連続でお話ししたので口角の筋肉が疲労感。
いよいよ最終選考を目前にして
4人とも漠然とした不安を抱えていました。
だけど会話を終えた時にはモチベも上がって
選考に臨む心構え仕上がったように思います。
さて2日前のブログでは
採用に関わる雑感を書きました。
内容としては
本来の仕事をするための環境づくりを
実現するためのお話に終始しちゃいましたが。
さてさて今日はその続き。
採用の仕事に携わるワイが
どんなマインドで臨んでるかを書きたいっス。
採用における目的や目標とは何か?
・目標数を確保すること
・良い人材を獲得すること
・必要な経験やスキルを持った人を得ること
・・・etc
と、まぁいろいろあります。
ただワイが目的としているのは
先に挙げたいずれにも当てはまりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1708913405804-A5IvTO0dX9.png)
なぜならワイの目的は
その人間のポテンシャルを最大化すること。
相手の持っている武器(持ち味)を見つけ、
その武器の使い方に気づけるように仕向け
マイナスポイントを取り除くために指摘し
改善が必要だと気付かせる取り組みです。
要は相手を成長させて選考に送りこむ
指導教官みたいな役割だと思っています。
相手を数いる応募者の一人と考えず
一人の人間として興味を持ち
その人にしかない良さに注目する。
見せかけで盛り付けるのではなく
内面に持った魅力を引き出すことこそ
採用に関わる仕事の醍醐味とさえ思います。
選考場面で身の丈以上に自分をよく見せる
そんな必要はないとさえ思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1708913426363-ALAC2diQiT.png?width=1200)
自分が気づいていないだけで
他人から見れば魅力的な部分を持っている
そんな人はたくさんいます。
気づいてないなら気づかせればいい。
気づいたならそれを最大化する方法を
会得してくれればいい。
正直なところ目標数なんて二の次です。
というか取り組んだ結果(成績)
ただそれだけのものです。
かつて前職でも採用やってましたけど
その時は求められるのは「数」でした。
いかに「数」を集めて
いかに不足を補っていくか。
ただそれだけが求められる採用でした。
そこで生じた現実とのギャップ。
それは「嘘で塗り固める」ことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1708913449409-BdfZyD5VsN.png)
人を集めるにはどうすれば良いか?
簡単なことです。
お金をかけてイベントに出まくって
キラキラした雰囲気を醸し出して
いいところだけを伝えていく。
これを徹底的にやり続ければ
結構な人数の応募者を確保できちゃいます。
だって相手は何も知らないんだもん。
現実はブラックな労働環境で
人もどんどん辞めていく。
その補充のために人を必要とする
ある意味、人材の自転車操業ですね。
だけどそんなものは一切見せません。
例え際どい質問を受けたとしても
うまく誤魔化せば良いだけです。
そうすればコロッとみんな騙されてくれる。
そんな採用に携わっていた反動か
それは分かりませんけど
今ではまったく逆の活動をしています。
嘘で着飾るのではなく事実を伝える
その事実が相手にとって受け入れ難ければ
別の道を選択してもらうことができます。
受け入れてくれるならば共に働けばいい。
ただそれだけのことです。
もし嘘をついて入社してもらっところで
相手は不幸な選択をしたことになります。
しかし会社はその選択に責任を負いません。
![](https://assets.st-note.com/img/1708913488248-KfGUGX8iq9.png?width=1200)
ならば正しい選択のための情報を余すことなく
アウトプットして判断を仰ぐ。
この真摯さは最も大切にすべきことじゃないか
ワイはそのように思うわけです。
採用選考ってお見合いみたいなもんです。
会社は人が欲しいから採用しています。
ゆえに人が欲しくて良く見せようとします。
応募者も内定欲しさに良く見せようとします。
そんな騙し合いのようなことをしても意味がない。
それよりもお互いが事実を知り納得した上で
共に働こう!となるのが正常なやり取りのハズ。
その真摯さにお互いが惹かれ・納得できたならば
最良の結果として成就するんではないでしょか。
ってことで今日はワイの採用マインドを
簡単に書いてみました。
「人が来ない」と苦しんでる採用担当者は
参考にしてみても良いのではないでしょか。
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