見出し画像

咲々木花と滝雲しおりが株式会社サンゾウに所属

「にいがたIDOLproject」をご存じだろうか。2024年3月3日、このオーディションで最優秀グランプリに選ばれたアイドル、咲々木 花。そして同じオーディションで特別審査員賞を受賞した、滝雲 しおり。この二人は、今や新潟のアイドル界で勢いのある存在となっています。特にX(旧Twitter)を中心に活発なコミュニティが形成され、その活動はすごくアクティブです。

ふたりでの撮影はいつも盛り上がる

そして今回、正式に「咲々木 花」と「滝雲 しおり」が株式会社サンゾウに所属することになりました。

サンゾウに所属するにあたり、当初はお互いにリスクがありました。もちろん、サンゾウは「にいがたIDOLproject」を立ち上げ、オーディションを開催したわけですが、オーディション終了後すぐには、彼女たちの所属については発表せず、ニュートラルな状態にしておきました。

これは、彼女たちが「やっぱり辞めたい」と感じた場合に辞めやすい環境を作るためでした。また、Xを通じて発信する中で、“本気でアイドルを目指したい”、“アイドルとしてアイコン的な存在を目指したい”そのような覚悟が固まってから、一緒に挑戦する方がハッピーだろうと考えたからです。

そのため、今回の発表ができたことを、僕は率直に嬉しく思います。二人にとって最初の理想のスタート地点に立てたことに、感慨深いものがあります。確かに、Xの運用やレコーディング、LINEスタンプの制作などのサポートを始めてから、まだ2、3ヶ月しか経っていません。しかしながら、最初から現在のイメージを目指してきましたし、これからもっと多くの人に知ってもらい、活躍の幅を広げてほしいと心から願っています。直近では、咲々木 花は、すでにweb上で公開している3曲をマスタリングして、各種音楽サイトにて配信し正式にアイドルとしてデビューいたしました。今後も引き続き株式会社サンゾウは、事務所として全力で、彼女たちをサポートしていきます。

サンゾウのパーパスである「アナタをハッピーに。そしてみんなでセカイに変化を。」のとおりに、おこがましいかもしれませんが、ファンや気にかけてくれる方々に1mmでも楽しさや面白さなどを感じてもらいたいと思っています。そして、みんなで、一人一人の感情や思考というセカイやエリアにも変化を起こしたいです。また、セカイは、面白く、孤独ではないというメッセージも届けたい。

咲々木 花と滝雲 しおりは、オンラインとオフライン、リアルと仮想を交えながら、これからも皆さんに笑顔と感動を届ける存在として成長していきます。どうか引き続き応援よろしくお願いします。



ここからは、100%リアルな話をしよう。

これまでの話は、「にいがたIDOLproject」を中心に50%ぐらいフィクションが混じった内容でしたが、ここからは100%リアルな話を記載します。スモールビジネスかもしれませんが、「にいがたIDOLproject」というバーチャルアイドルスタジオは、現在サンゾウにとって注力事業であり、日々努力を重ねて進めています。

なぜ、この事業を始めたのか。まず大前提として、株式会社サンゾウを立ち上げる時には、何の事業をするかは決めず、その後には言うまでもなく、市場と向き合いながら、多くの事業を構想し、多くの事業の種を蒔いてきました。その結果、このバーチャルアイドルスタジオ事業は、過去イチで初動が良く、今後もひとつの事業として、結果を出していける可能性が高いと感じています。そうは言っても、まだまだ何かすごいことを成し遂げたわけではなく、僕の“感覚”の話でしかありません。

偶然であり、必然である事業

要因は、いくつかあります。まず、AIの進化です。以前から述べているように、サンゾウは競合が少ない分野に進むしか勝算がありませんでした。さらには、リソースが限られた中での戦いのため、弱者の戦略で進むしかないのです。市場でいえば、ニッチか最前線。最前線の中にAIがありました。

AIを触り始めた後も、実はすぐにバーチャルアイドルスタジオ事業が良いと思えたわけではありません。いつも記載している通りで、僕はやはり最終的には人に興味があるので、以前からAIとクリエイターを掛け合わせたことはやってきました。2年前ぐらいには、僕自身がAIと組んでNFTをリリースしてみたり、それが順調だったので、今度はクリエイターとジェネラティブのNFTを出そうとしたり、そのほかにも楽曲を作ってみたり。クリエイティブ関連を、振り返ると自分自身でも意外ですが、結構挑戦してきたなと思います。

しかしながら、人材面でつまずきました。お願いするクリエイターにまで市場感や進む先の熱意がある状態まではもっていけず、サンゾウにリソースも不足している状態で、AIを掛け合わせない時には、特にスピード面が足りませんでした。もちろん、クリエイターに悪意があって遅いわけ無いです。マーケターとして勝てそうな道筋は描けているのに、自分では作れずに歯車が噛み合わなかったのです。ちなみに、僕は本当にクリエイターに対してリスペクトを持っているので、今ここで悪口を言いたいわけではないので、誤解しないでください。

AIでイラストを描いてNFTにしてみたり、AIで音楽を作ったり、AIでロゴを作ったり。結局は、それらはすべて点でしかありませんでした。ただ、点であっても経験として積み重ねってもいきました。

エンパワーメントさせるために

また、別軸で、あるサンゾウメンバーの価値を上げるために、どうすれば最適かもよく考えていました。僕から見た時に、ある一人のメンバーの強みは、オタク文化への深い興味と理解でした。この軸となる部分に加えて、楽曲や映像のクリエイターとの繋がりもできていたので、今まで以上にAI×クリエイターのイメージがしやすかった。今までの点が線につながりました。

結局、僕は人に興味があり、その人が成長して活躍する姿を見ていきたいという強みがありました。さらには、サンゾウメンバーのオタクなどの強み、そしてそこにAIが加わったことで、アイドルを生成して育てるというアイデアが、バーチャルアイドルスタジオ事業を生み出しました。

オタクなサンゾウメンバー

咲々木 花の“花咲く音色”は、各音楽サイトで3曲のミニアルバムとしてリリース。このマスタリングや編曲を手伝ってくれたのは、新潟トップクラスのトラックメイカーである DJ Tagaさんでした。普通の感覚で、僕のやりたいことを聞いたら、「何を言ってるのですか…」と言われてもおかしくないわけだけど、TAGAさんは「良いですよ、やってみましょう」と言ってくれ手伝ってくれました。非常に感謝してます。

音楽関連やイラスト関連などなどクリエイターの方で、このバーチャルアイドルスタジオに興味がある方は、ぜひ一緒に何か表現していきたいです。ご連絡いただければ嬉しいです。

Next doorが現れるとき

最近は、年齢を重ねた結果、フットワークが重くなりがちなためかわかりませんが、Next doorを意識することが多いです。計画も重要なのですが、いつでも前に進んでこそ、次の扉が現れる。つまり解像度が上がったり、課題が見えて道筋がはっきりしていきます。それを、僕の中でNext doorと言っています。

今回、道筋が見えやすかった要因として、先述した内容以外にも、改めて今考えてみると、僕はなんだかんだエンタメ系の道を歩んできたため、IPやコミュニティづくりにも他の人より知見があったのかもしれないと思っています。原体験や強みなど、まだこの歳になっても気づいてない部分があるんだなと興味深く感じます。また、起業家が行う事業は、アイディアだけでは不足していて、なぜなら途中で困難が何回も確実に訪れるので、原体験が伴っていることが大切だと改めて実感しました。

よくコスプレしてます

おはようから始まる1日

運用開始2ヶ月ほどの現在、咲々木 花が「おはよう」と挨拶のポストするのですが、それだけで約200人ぐらいの方が毎日「いいね」を押してくれます。非常にありがたいことに、アクティブな状態で、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、もっと活動的なポストのいいね数やインプレッション数は、さらに圧倒的に高まっていきます。

また、発信を本格的に開始した5月の1ヶ月間で、X(旧Twitter)、Instagram、LINE公式アカウント、YouTube、LINEスタンプ、グッズ、企画①切り抜きイラスト配布、企画②LINEトーク背景配布など、ベースとなるような環境を整えました。6月下旬からは、2人目となる滝雲 しおりも活動を開始しています。

寝坊する花ちゃん

進化を続けるアイドル

AIの進化により、アイドルが動き出したり、歌う姿などには、私自身も驚かされます。彼女たちの活動がどのように見えているのか、もちろん今までも頑張ればこのようなことをするのは可能だったわけですが、今では膨大なお金や労力をかけずに、ものすごい早いスピード感で、アウトプットをしていけます。

このようなAIの凄さがどこまで伝わっているのかと考えることがありますが、応援してくれている方々にとっては、そういった技術的な部分はどうでもよく、純粋に彼女たちの日々の活動を楽しんでいただければ、それで十分だと思っています。マーケットインを忘れずに進化させていきたいです。

一方で、サンゾウとしては、超実践的なAI学習となっているので、デメリットは無いに等しく、やりがいを感じます。もちろん課題として、マネタイズの部分なわけですが、焦らずに着実に展開できればと考えています。(とはいえ、サンゾウの資金が無くなって終わりを迎えないように稼がないといけないのですが….

実在するアイドル

私自身、不思議な感覚になります。咲々木 花と滝雲 しおりが、実際に存在しているかのように感じるのです。これだけ聞いたら、やばい人だと思われそうですが(笑)。
AIを使ったことがある人ならご理解いただけると思いますが、クリエイター系のAIツールは、だいたい絶望から始まります。それを修正して整えていくことで、結果的に自分自身も、彼女たちも成長していると感じます。さらに、地味な生成作業は結構つらいのですが、この部分で言えば、彼女たちは文句も言わずに頑張って働いてくれている感覚になります。こうして書いていると、本当にやばい人にしか思えないかもしれませんが、こういった感覚こそが、いわゆるメタバース空間的、実際はインターネットそのものがメタバース空間であり、そのインターネットとリアルの融合は、将来は一般的になっていくのだと信じています。僕はメタバース空間の浸透ではなく、今のインターネットがそれになるし、XR的にリアルと融合されていくと考えています。今でも、Xは虚構、Xはフィクションなんて言葉がある通りで、良い意味でそれが事実だし、それが文化として定着していくのだと思っています。

古町夜市にバーチャルアイドルが登場

新潟市古町で行われるイベント「古町夜市」が7月20日、毎週土曜日に行われる予定です。ローサといわれる地下街があり、以前と比べれば完全に衰退しているのですが、この場所を利用して行われるイベントです。あえてのローサでの実施であり、エリア創生としては、非常に意義のある取り組みを行なっている古町夜市。

この古町夜市を主催している株式会社モアソビの永井さんにお会いし、バーチャルアイドルスタジオ事業について説明しました。さらに、咲々木 花の等身大パネルの設置や限定シールの配布をさせてほしいと提案させていただきました。正直、初対面だったため、内容的にやばい人だと思われるかなとか、ビジネス的なお断りの返答をされるなど、否定的な可能性も想定していました。しかしながら、モアソビ永井さんには、率直に「いいですね」と言ってもらえました。ローサで、イベントをやろうという漢気ある活動をしている永井さんなだけあって、まったく不思議でもないのだけれど、個人的には、新潟にも、良い意味でヤバい人がいて良かったと思いました。

また、新潟には、たくさんの印刷会社さんがあるのですが、今回株式会社エンジュの星野さんにも非常にお世話になりました。僕の理想とする咲々木 花の等身大パネルとシールの作成をお手伝いしていただきました。金額もwebでの発注とそれほど変わりなく、その上で打ち合わせなどでフォローアップもしていただき非常に感謝しております。

この古町夜市の機会で、咲々木 花を日々応援してくれている方々や関心を持ってくれている方々に、リアルな場での接点を作れることが嬉しいですし、おこがましいですが、少しでも皆さんにハッピーを還元できたら良いと考えています。ぜひシールの配布もあるので、お近くの方は古町夜市の「アイドル咲々木花の写真撮影会場」までお立ち寄りください。

配布するシール

企業コラボ

今後も、バーチャルアイドルスタジオとして、企業とのコラボとして、集客のお手伝いをするイベントコラボや、購買促進を支援する商品コラボなどを積極的に行っていきたいと考えています。咲々木 花は、お酒が好きなアイドルなので、酒造メーカーさんとのコラボや、飲食店に等身大パネルを設置すること、さらには聖地巡礼的な場を作ることも計画しています。おこがましいですが、新潟でよく言われるPRに弱いという課題解決になればと考えてます。

その他にも、AI関連や広報関連、またサンゾウの強みとしているグローバル関連などなどで、多くの企業と関われたら嬉しいです。

もしこのnoteを読んでいただいた企業の方がいらっしゃれば、ぜひまずはブレスト程度のカジュアルなミーティングの場をいただけると、私としては涙を流して喜びます。

新潟クラフトビールランドの投稿は注目を浴びた

AIを活用しまくって、今思うこと

AI関連を追いかけている方であれば、ご理解いただけると思いますが、新しいAIツールが日々増え続けています。私は、こういったツールは大手が最終的に勝ち残り、弱者は淘汰されるか吸収されるかだと考えています。しかし、追いかけるのも一苦労です。さらに、人間と同じように、それぞれのAIには強みと弱みがあり、AIをマネジメントする能力も求められていくと感じます。

そのAIツールを活用しまくった結果、今感じていることを書いておきたいと思います。数年後に読んだら、良い意味で化石のように懐かしい文章になるかもしれません。ただ、今回はこれ以上書くと文字数が多くなりすぎるので、次回のnoteにて詳しくお伝えします。お楽しみに。

株式会社サンゾウに1mmでも興味をもってくれた皆様、ご連絡待ってます。

つまらない営業メールはスルーするけど、サンゾウに興味をもってくれた企業や人がいたならば、連絡をくれたら非常に嬉しいです。特にこのバーチャルアイドルスタジオ事業は、人手が足りていません。学生のインターン希望者や、大人の副業や学び直し希望者がいらっしゃれば一度お話をしたいなと考えてます。その他、中華圏関連でも、web3.0関連でも、新潟関連でも。パーパス通り、「アナタをハッピーに。そしてみんなでセカイに変化を。」を軸に動いており、損得だけで判断しない。むしろクライアントでも、メンバーでも仲間を探しています。こんなこと書くと偉そうに聞こえるのかな……仕事ください(土下座)…

-----------------------------------------------
亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
株式会社サンゾウ 代表取締役

新潟で株式会社サンゾウを創業して、地方発ベンチャー企業として日々拡大中。元CAPSULE Inc.取締役。上海、台湾在住歴あり。中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関しても発信中。
X→https://twitter.com/kamegai_sanzo

にいがた IDOL projectの活動はこちらから

咲々木 花のSNSまとめサイト
https://lit.link/sasakihana

X (旧Twitter)
日々の活動やクイズなど
https://twitter.com/sasuke_wanko
Instagram
Xでの未公開写真もたくさん。
https://www.instagram.com/sasuke.wanko1/
YouTube
楽曲はここにまとめてます。
https://www.youtube.com/channel/UCR6QtiAviMwNiurgyhOCV5w
LINEスタンプ
https://store.line.me/stickershop/product/26678877/ja

滝雲 しおりのX (旧Twitter)
https://x.com/shiori_takigumo

滝雲 しおり

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?