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インバウンド事業をGlobal EC Support事業にピボットします【カプセルジャパン株式会社】

飛行機に乗りたい欲が収まりません。そんな方向けに台湾では、台湾の各航空会社からは、台北の空港から出発して同じ場所に戻ってくるというサービスが提供されています。

以前のように各国の人が世界を飛び回って移動する。もはや夢のように感じますね。もちろんワクチンやらが明日出来上がって、世界がイエーイなんて状態になる希望はゼロではありません。

世界を飛び回れないからとずっと家に籠もって何もしないわけにはいかない。経済も回さなければいけない。少なくとも今でも各国が自国で経済活動をしなければいけない。

台湾では、現在交通機関ではマスクの利用が必須となっていますが、国内旅行などは、すでに以前通りになっています。また、大型イベントなども実施され始めています。唯一、回復が見通せないのは、海外に行けない、来れない事。

CAPSULEwithコロナ

弊社CAPSULEで言えば現状の影響はどうか。毎年成長路線で走ってきた組織としては、結論苦しいです。成長を見込んで人を採用したり組織をマネジメントしてきているので、やはり想定外の事として受け入れて対応していく必要があります。弊社ではいくつかの事業があるわけですが、その中のインバウンド事業に関しては、ほぼ売上がゼロ、たまに売り上るような状況までに落ち込みました。

台湾国内の広告関連も100%回復まではいかないですが、7割ぐらいには戻ってきました。このままいけば台湾国内は回復していくかと思います。しかしながら、インバウンド事業に関しては、どうしても日本の状況がよくならないと以前のようにご相談をいただける見込みが立たないのが正直なところです。もっと正確に言えば、また世界を自由に移動できるようにならないとインバウンド事業は回復しない。ここを直視して変化するしかない。

会社全体で言えば、まだ瀕死状態ではないし、絶望してても何も始まらない。こんな時だからこそ、やっぱりピンチはチャンス。行動して、変化していこうじゃないかということで最近新規事業としてGlobal EC Support事業を開始しました。個人的にも逆境にこそやりがいを感じるタイプですしね。

Global EC Support事業のサービス概要と開始理由

サービス概要
・海外販売におけるECトータルサービス
・ECサイト構築、運営、プロモーションまでを提供
・中国語・英語で全世界を対応

開始理由
・日本国内ECや越境ECが活況になっている
・カプセルの既存事業である広告代理事業との相性も良い
・既存越境EC販売店ではカプセルのメインである台湾からの購入割合が高く優位性がある
・インバウンド事業の再開に目処が立たない

変化をし続けるということ

直近での弊社クリエイターとのタイアップ動画の依頼に関してもEC関連が多くあります。僕の下記月報にも載せてありますので良ければ見て欲しいのですが、台湾to日本へのパイナップルケーキ販売や、日本to台湾のアパレルブランドだったりしますがベースはEC。

今回Global EC Support事業を開始したわけですが、コロナウイルス以降から今までも変化をしてきました。例えば、インバウンドチームも今だからこそできる事、例えばPull強化の為のサービスサイトを制作したりと、種まきをしてきました。

しかしながら、8月現在でもまだ世界の先行きは不透明。こうなってくるといっそのこと力を貯めるような変化ではなく、勝てる場所で勝てるように、抜本的な変化をした方が短期的にも長期的にも良いと思ってきました。今価値を出し切れていないインバウンド事業のリソースで、むしろCAPSULEの新たな柱になるような事業を創り出したいと思うようになりました。

僕自身も、自分の役割として、今までの経験を元に再現性をもってまた事業を立ち上げて浮上させる、その先には、またメンバーが活躍する場が生まれていけば、権限移譲していき各個人が成長して、さらに充実感を持って働いてもらう。そのような場をCAPSULEの中で、もっともっと増やしていくのが役割だと考えています。

これらを実現可能だと思っています。カプセルに入社してからの経験は再現性があると思っており、さらにEC×クロスボーダー×時流ということで、自分の中でやりきれそうだと今感じています。

まずは2020年内で今の1を10ぐらいにして、2021年には100にしていきたいと思います。まずは売上で年間で1億円ぐらいを出すまでもっていきたい。そこからはさらにスケールさせていく。

ミッションとして感じる事

また今回のEC事業を行っていくにあたって、社会や日本への貢献も感じています。台湾人は海外のECから購入することに慣れています。僕なんかは、台湾に住んで、海外ECサイトの広告をよくみるのですが、楽天やAmazonのようなプラットフォームではないというだけで身構えてしまいます。。。

もちろん昔から本当に好きなものをアメリカのサイトから購入したりする人たちはいますが、今後は一般的な日本人でさえも、世界からものを購入する人も増えるし、そして販売する人はもっと増えると思っています。特に販売する方に関しては、日本国内だけでECをやってるのは、言語だったりにハードルを感じてるとは思いますが、率直にもったいないですよね。日本から購入したい人は世界でもっと増えていくと思います。海外に住んでいる感覚としても、月並みですが世界はもっともっとボーダレス化は進んでいます。

もっと言えば、日本はなんだかんだまだ島国根性的なハードルで、個人で海外に移住する人は全体的に考えると今も少ない。企業単位で言っても海外に店舗や支店として進出するのはハードルも高いしリスクも高い。資金も必要。それをECを使って海外で活躍する企業をもっと増やしたい。特に中小企業のようなところこそが身軽に勝負してほしいし、それをお手伝いしたい。僕らの今までのノウハウだったりクロスボーダーの強みを使って簡単にしたいし、加速もさせたい。

まだミッションとして、端的な言葉にまでは落とし込めてませんがこんな事を思っています。

こういう事を書いて、僕自身は退路を立っているわけです。自分のコントロールの仕方を理解しているので。また同時に、やはり仕事はコミットしてからスタートさせたい。僕は代表の立場ではないからこそ、連続“事業家”として今回のECをやりきれればと思います。No.2のポジションとして求めらる事のひとつが、やはり1を100にすることだと思っているし、僕自身の中で再現性を証明したいという気持ちもあります。

僕がカプセルに入った頃に比べて、メンバーの優秀さは比にならないぐらい高まってます。新規事業なので会社目線からすれば、我慢できるか、プロジェクトリーダー目線で言えばいかに最速で浮上させれるか。そんな感じでやっていきます。朝令暮改の如く来月あたりに全然違う事を言ってたらお許しくださいw

もしもこれを読んでいただいた方で、国内ECを今やっていて今後海外に販売していきたい方、海外販売をすでにやっていて加速させたい方、そのようなお知り合いの方がいらっしゃったらご紹介していただければと思います。海外プロジェクトチームがほしいぐらいの感覚で同じ熱量でやれると理想ですね。

CAPSULEサービス

最近はCAPSULEのHP以外にサービスサイトを制作しております。上記のこのサイト内ではPRチームや各部門のメンバーが記事を発信しているので、ぜひ読んでみてください。

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亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
台湾在住。
CAPSULE Inc.取締役。
主に中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関して発信中
プライベートでは【台湾が好きでもないのに移住。好きになれるか真剣に台湾と向き合ってみた】をコンセプトにYouTubeチャンネルも運営中

Twitter→https://twitter.com/kamegai_capsule



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