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サブカルこけしの日常

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30歳を過ぎてから男性→女性に性転換した人の徒然なる文章たちです。誰の役にも立ちません。
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#人間学

命にふさわしい。

青く高い空に白い雲。燦々と照りつける日差し。

誰かが言った。「死ぬにはいい日だ。」

それは前向きな言葉らしいのだけれど。

わたしの側にはいつも死が寄り添っている。

時々と言えない頻度で自死の念が心に舞い降りてくる。

一度囚われると心拍数が上がり目眩がする。

わたしは高いところに登ると、飛び降りた場合のシミュレーションを始める。ちゃんと恐怖で意識を失えるだろうか?そのまま還らずに終わるの

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寿命。

人間は環境を変えることにより、長く生きることが出来るようになった。一体いつまで生きればいいんだろう?そんなことすら考えられるくらい長生き出来るようになった。

基本的に人の最後は色々な機能不全で命は朽ちていく。放っておけば腐臭を放つ。そこまで行き着くには当然、痛みを伴う。死は平等だ。

何者でも無いと。何者にもなれなかったと悟ることが出来てから、生きていくには長すぎる。果たされてしまったと気付いた

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愛される努力。

愛される努力をしよう。

そんな努力をしなくても上手いやり方を知ってる人はたくさん居るけれど。

それをあざといと思いながらも羨ましいのであるならば。不器用なりに愛される努力をしよう。

努力をしなくてはならないくらいの人は、自分で思っている以上に愛される資格があるのだから。

やれる事を誇示するよりも、出来ないから助けて。って言える人間に今はなりたい。

ただただ甘えたいやつ。おまえはダメだ。