サブカルこけし

食えない文筆家。LGBT系サイトなどで連載持ち。名も無きぬーはーふ。

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最近の記事

あぁ。

人の物が欲しい訳じゃない。人の物だったってだけ。 私に悪気なんてありゃしない。 繋いだ手を振り解こうなんて思えない。 美化なんてしようと思わない。 この気持ちに慣れてしまうのかなぁ? それはそれで私の生き方にはお似合いな気もするよ。 なんで?どうして?なんて考えても無駄だから。 灰を被って、ガラスのヒールがへし折れても。血まみれになった裸足のままで、終わりの景色がやってくるまで私はこの掌を離さない。

    • 扉は常に開いていない。

      勝手に踏み込んできて、勝手に引っ掻き回していく。 皆、そうだ。 あなた達にはちょっとした好奇心なのかもしれないけれど、バカだから次こそはと期待してしまう。 最初は優しい。 皆、そうだ。 慎重に、少しだけ開けた扉に片足を突っ込んで。優しい言葉でチェーンを外させる。そこに目的の物が無かったらすぐに消える。 用件が無いのに掛かってきていた電話も。次のデートの約束までの数日間を待ちきれないという内容のメールも。 嫌な予感に気がついた時には既に遅く、どんどん熱が引いていく

      • クリスマス。

        サンタクロースに来て欲しかったけれど、ずーっとサンタクロースはわたしには微笑んでくれなかった。 いつしか、わたしより素直にサンタクロースを待ってる子のために、わたしは心の中で泣きながらサンタクロースになっていたよ。 だからクリスマスって嫌いだった。ずっと泣いていた。 父も幼少期にクリスマスに期待し、裏切られる事に疲れた人間だった。 わたしの代でそれを変えたくて、しばらくクリスマスプレゼントを贈り続けていた。いつしかそれも出来なくなってしまった。 今にも雪が降りそうな

        • 僕らは。

          幸せに鈍感で 不幸に敏感だから サンドバッグを思いっきり蹴り飛ばしたい。 幸せも不幸も要らないから、今はただひたすら疲れ果てるまで。

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        • サブカルこけしの日常
          38本
        • うつにっき
          4本
        • 雑記
          5本

        記事

          全身装備200万のおかま

          本日のコーディネート締めて200万円程也。 ルブタン履いて、クロムハーツじゃらじゃら着けて、インポートのシルクワンピ着て、高級腕時計しても満たされない。 愛が有っても満たされない。友達100人居ても満たされない。 整形しても満たされない。 人に求められる程度の仕事はしている。 満ち足りるとはなんぞや。 幸せとはなんだ? なんでこんなに虚しいのだろう。

          全身装備200万のおかま

          乙女のたしなみ

          世の女子達よ。 高級ブランドバッグにペペローションとイチジク浣腸を忍ばせてデートに赴くこのやるせない気持ちが解るか? 解るまい。 君たちにはそれくらいのアドバンテージがあるんだ。 未来は明るい。 頑張れ。

          乙女のたしなみ

          女の願望が具現化したようなオカマでありたい

          クリスチャンルブタンの10cmヒールをカツカツいわせながら姿勢良く歩く。 後ろから見た時にしか解らないレッドソール。 耳から垂れ下がるクロムハーツのピアスが揺れる。 EMILIO PUCCIの派手なシルクワンピースにゴージャスなファーのついたコートを着て、腕にはバーキンを引っかける。 ルブタン込みで身長180cm。 腕を組み、横を歩くメンズはそんな私よりも背が高くハンサムで身なりも整っている。 これからもどうせ目立つなら、そんなオカマで在り続けたい。

          女の願望が具現化したようなオカマでありたい

          冒頭

          「ここが世界の果てだよ。」 あなたは約束を果たしてくれた。自分でも忘れていたような戯言を覚えていてくれた。 それだけで充分。本当はこれが最後の旅になるって、飛行機のチケットを受け取った時から気がついていたの。 この空気の匂いも肌を刺す風も、流れる雲も、何一つ味わう余裕なんて無かった。私は只々、最後の瞬間まで貴方の顔を脳に焼き付けるように見つめていた。 記憶とは脳に蓄積されるものではなく、脳こそが記憶そのもの。 記憶を再構成する際、人は匂いや色彩、発言などを思い出し、

          ツンデレラ。

          心と頭をフル回転。そうやって人生をサバイブしてきたの。 だから頭だって悪くないし、神経は常に鋭敏。大きく間違った選択なんてしないわ。 人の恋愛相談だってたくさん受けてきた。 「恋とか愛なんて普遍的なものよ。自然体でいればいいの。心の赴くままに、素直な心を見せてあげて。」 いつも自分のペースを乱さずに。ホット&クレバーが信条。 でもそんなの一瞬で崩壊。 好き好き大好き。 すきすきだいしゅき。 「次はいつ会える?」なんて…そんな真っ直ぐに見つめて言わないで。 現

          ツンデレラ。

          恋のはなし。

          普通の恋を諦めていた。 恋は出来ると思っていたけれど。結末を期待しないものでよかった。 自分を愛する事で精一杯でよかった。 わたしの心と頭の中だけで育めばよかったの。 わたしを必要とする人が現れたって、きっとその人が望むものを与えることは出来ないんだから。 期待しないから。期待させないで。 でも、どうしても心がざわつく。そんな時ってある。 あぁ…どうして深入りしてしまったのだろう。責任なんて取れやしないのに。 バカは死んでも治らない。

          恋のはなし。

          LGBTメディア「Flag」のお仕事。 https://rainbowflag.jp/interview/article/3103/

          LGBTメディア「Flag」のお仕事。 https://rainbowflag.jp/interview/article/3103/

          ライターの仕事が入ってくるかもしれない…文字を書いてお金を頂けるチャンス。それで生活出来るとは思わないけれど。

          ライターの仕事が入ってくるかもしれない…文字を書いてお金を頂けるチャンス。それで生活出来るとは思わないけれど。

          自分では決められない。そう思ってるよ。

          お医者さんは言った。 性同一性障害と自称した患者で、今まで美しい女性だと認識した人は二人いる。その一人はあなただ。 それ以外の性同一性障害と自称した男性の多さ。察するに余りある。 お医者さんは言った。 美輪明宏は君にとってどう見えている?私には男性にしか見えない。 そう。それなの先生。 わたしは自分で自分の性別が決められない。どうありたいかは決められるけれど。 わたしの性別は…人がどう見るかでしか確定しないの。誰かがわたしを見て、男だと思ったら男。女だと思ったら

          自分では決められない。そう思ってるよ。

          書きなさい。

          やりたい事があるなら、やりなさい。 君の文章は面白いよ。 お店のブログだけじゃなく、自分の事を書きなさい。 初めてプライペートでご飯をしたお客様にそう言われた。 やりたい事があるなら、やりなさい。 当たり前の事だけれど、本当にそう思う。 やりたい事も集中してやれない人間が、一体何に集中出来るというのだろうか? 私は文字が大好きだ。ひらがな、カタカナ、漢字。記号を合わせて作られる文章というものが好き。 私の文章を読んでくれる人が好き。何かを感じてくれる人はもっと

          書きなさい。

          うつにっき。7日目

          一週間の服薬をしてみたものの、あまり変化が無い。本当に薬なんかでましになるのだろうか? 自分の人生やこれからを根本的に見直さなければ解決はしないのではないだろうか? そんなことを考えるけれども、今の状態で考えられることが最善と思えるわけでもないので、もう少し様子を見ないといけない。 もっと気楽に生きられたら良いのに。

          うつにっき。7日目

          うつにっき。3日目。

          とにかく効かない。2週間は効かないとネットなどに書いてあるけれど。倦怠感というか身体が重くて動かない。手足は必要以上に温かく、それもまた気分が悪い。一日中ベッドの上。コンビニが1Fにあって本当に良かった。早く楽になりたい。

          うつにっき。3日目。