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39期キックオフー40期を前に「私たちが目指す場所」への向かい方をホンキで考える(後編)

こんにちは。広報担当の古屋です。

さて先週に引き続き、39期キックオフの後編をお届けしていきたいと思います。今回のメインテーマは、初めてお披露目となった「かましんスタンダード(行動指針)」について。立役者へのインタビューも行いました。

▼過去レポートはこちら
2022年度:前編・後編(この記事です★)
2021年度:前編後編運営の裏側
2020年度
2018年度:前編後編

▼今年のアジェンダはこちら

<第1部>
・オープニング
・キックオフのゴール/38期振り返り:Fさん(社長)
・今期の戦略共有:各部
<第2部>
・グループワーク①:全員
ーーー前編ではここまでお届けしましたーーー
・かましんスタンダード(行動指針)のお披露目:清水さん(会長)
・中長期戦略の共有:Fさん(社長)
・グループワーク②:全員
・総括

かましんスタンダード(行動指針)のお披露目

さて今期キックオフの超メインテーマである「かましんスタンダード」。満を持して全社員にお披露目となりました。

かましんスタンダード(通称:かまスタ)

鎌倉新書は2019年頃から、お墓・葬儀・仏壇などの供養の領域から、介護・生前契約などの終活の領域に事業を拡大してきました。終活のあらゆる課題を解決する「終活インフラ」を目指す集団になるため、改めてこのタイミングでかましんスタンダードを策定しました。

清水祐孝(意訳)

コーポレートサイトには補足文章も掲載されています。ぜひご覧ください!

かまスタ策定の裏側

ここで、かまスタ策定の旗振り役を担ってくれた人材開発室の和田さんにインタビューを行いました。

背景はかまスタです★

和田さん
地方局アナウンサー、人材斡旋会社などを経て2020年4月鎌倉新書にジョイン。現在は人材開発室にて、「人と組織」に関わる施策全般を推進中。

ー かまスタ策定(行動指針)の背景を教えてください

和田:元々「行動指針を作ってほしい」というオーダーがあったわけではなく、結果的なアウトプットが「かまスタ」でした。人材開発室では、まずは求める人材像を決めることが最初の役割だったので、『どんな人が働く組織であれば、鎌倉新書は「終活インフラ」になれるのか』ということを考えました。具体的にはこのようなステップで進めました。

Step1:求める人材像を定める
Step2:会社の文化を反映する
Step3:シンプルで覚えやすい言葉で浸透を図る

ー それぞれどのように進めていきましたか?

和田:今振り返っても、すごく長い道のりでした。

▼Step1:求める人材像を定める
終活インフラ実現のための事業戦略を改めてインプットして、分析して、課題をどんどん掘り下げていって、「どういう行動を取る必要があるか」、「どんな特性がある人が必要か」ということを明確にしていきました。Fさん(社長)とは数カ月間、ずーーーっと壁打ちをしながら少しずつ前進してきました。

▼Step2:会社の文化を反映する
オーナーである清水さん(会長)の思考や価値観を反映させるために、直接インタビューをしたり、ブログや発言を復習しました。鎌倉新書はどういう価値観の集団なのか、ということを言語化しました。

▼Step3:シンプルで覚えやすい言葉で浸透を図る
Step3が、結果的にかまスタになりました。社員のみなさんに腑に落ちる共通認識を持ってもらうために、一字一句すごくこだわりました。

ー 本当にわかりやすいですし、「確かにそうだな」という実感値がありますね。

和田:そうですね。実感値を感じることができるのは、ハイパフォーマーやその上司に評価ポイントを聞いて、内在要素を因数分解したことが良かったと思います。

文言の決定は本当に国語の勉強みたいでした(笑)Fさんとは、社内チャットでもデスクでも、ひたすらこの話ばかりしていました。もう何往復したかわかりませんが、経営というものを理解するすごく良い機会でした。

ー 今後、かまスタをどう活用していきたいですか?

和田:ゴールは、戦略を実行できる社員集団になることだと思っています。具体的には、①社員がかまスタに則った行動を取ること ②該当する候補者を採用すること です。そのためには3つのステップがあります。

Step1:覚える
Step2:行動と紐づける
Step3:自ら行動する
➡ Goal:戦略を実行できる社員集団になる

まずは、社員の頭の片隅に常にかまスタがある状態を作りたいです。例えば上司と部下とのコミュニケーションでも、「頭フル回転させてる?」「成功させたいならスピードだよね」「挑戦って自分を成長させるよね」というような会話が自然と出てくるようになるといいですね。日々の会話がかまスタに沿っていることが一番の理想です。

そのための下地は必要で、カードを作ったり、ポスターの掲示などを検討しています。社内のいろいろな方々にアイデアをいただいています。

かまスタカード

ー お披露目後、社員からの反応はどうですか?

和田:すごく嬉しい反応でした!アンケートでは、高い評価をいただけたなと感じています。

かまスタを「理解できた・まあまあ理解できた」:100%
かまスタを「行動の拠りどころにできそう・まあまあできそう」:91%

他にも、浸透のためのアイデアを考えてくださったり、個人チャットをくれた方もいました。スタートラインには立てたなと思います。

ー 和田さん、ありがとうございました!

さて、かまスタについては一旦ここまで。キックオフの内容を進めていきたいと思います。

中長期戦略の共有:Fさん(社長)

こちらは超!企業秘密なのでお伝えできませんが・・・
掲げる理想に対しての課題、それに対するチャレンジのアクションなど、成長に向けてやるべきことの共有がありました。最近入社した方でもキャッチアップができたのではないでしょうか。(改めて、鎌倉新書には経営層が考えていることを知れる機会が多いことを実感しました。)

グループワーク②:全員

さて、2回目のグループワークです。テーマは・・・

かまスタに向き合い、自分の仕事のどんな場面でどんな変化が起こりそうか」、明日からの行動を想像する

まずは少しでも意味を理解して自分事とするために、6つのトピックスの中から各チーム1つ割り当てられ、議論してみます。古屋のチームでは、「仲間と寄れば文殊の知恵」。

こんな声があがりました。

● 前職での行動指針は形骸化していた。ゴールに向かって自分たちが何をするべきか考えたい。
● 前職は数万人規模の会社だったけど、しっかり浸透していたし、制度として落とし込まれていた。
● 浸透のためには中間マネジメント層がポイントになりそう。

中途が9割の鎌倉新書。前職の経験を踏まえたお話しは新卒入社の古屋からすると新鮮でした。そしてかまスタが社内に浸透するために何がキーポイントなのかを考えている今がまさに、「仲間と寄れば文殊の知恵」だな、と感じました。

キックオフを終えて

和田さんから、終了後に寄せられたアンケート結果を共有していただきました。

● 入社したてなので、グループワークを通じて他部署の方と交流できてよかった
● 会社のメンバーであることを再認識できた
● 会社が向かっている方向性が理解できた
● お客様のために何ができるのか改めて考えた時間でした

キックオフの感想(アンケートより)

さて、本編はこれにて終了です。中長期計画の掘り下げ、かまスタのお披露目、グループワークなど今年も盛りだくさんだったキックオフ。来年で40年を迎える鎌倉新書にとって、非常に重要で、濃密な時間になりました。

近いうちに、運営メンバー7名の知られざる舞台裏をお届けできればと思います。

それではまた次回、noteでお会いしましょう!

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