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私は嘉麻のココに惚れた③【嘉麻市×無農薬×超希少野菜×宝石?!】

こんにちは☺
福岡県嘉麻市地域おこし協力隊の浜崎柚衣です。

今日は~嘉麻市の土地が生んだ奇跡の商品その生産者の方の魅力を紹介します!

ハーブを無農薬で育てたいなーとチャレンジ中なのですが、虫に種を食べられたり、急に葉っぱの元気がなくなったりと、そもそも栽培の難しさを感じています。そのうえこれを加工して売るなんてと先をイメージして足が…(震)

と震えているところに
嘉麻市に無農薬栽培で、自分で加工して、販売している!
しかもそれがとっても素敵な商品である…というような人が居ると聞きつけて、いてもたってもいられず個人的な相談に来ました(笑)

相談させてください!

お話を聞いて(聞いてもらい?)私も魅力を伝えたい!
と記事を書きました。
どうぞご一読ください。

まずはこちらが、その商品でございます!!!

その名も…

嘉穂アルプスの宝石
ジュエリーピクルス

まるで宝石

 

なんと、福岡県庁発の令和4年度【ふくおか6次化セレクション】にて『日本で唯一の商品』との評価を受けているそうです!!

・農薬不使用
・固定種・在来種・絶滅種
・自家採種
のお野菜を使用

とこれだけでもすでに十分希少なのですが(この時点で日本で5軒
さらに、

・10年以上耕作放棄された農地を開拓
・周囲から孤立しているので農薬飛来の心配もない
・水道水を使わず、自然の湧き水を利用
・化学肥料や動物性の肥料不使用

・除草剤不使用

※これはイメージです。

という徹底ぶり。
これが日本で唯一の商品か…!
お酒のおつまみにも、食卓のおかずとしてもおいしく食べられます。

そんなジュエリーピクルスを作っているのは
この女の子が目印の「ゆっちゃん農園」代表の大塚剛志(おおつかつよし)さんご夫婦です。

ゆっちゃん
虹色に輝くDANGOMUSHI Tシャツをお召です。
(この日は奥様は不在でした)

これまでにいろんな職を経験しながらも、7年前に嘉麻市にたどり着いて農業を始めたという大塚さん。
どのようにして嘉麻市で日本唯一の商品を作るに至ったのか、その背景をお伺いしました!

Qこれまでの職歴について教えてください。


これまではいろんな職を経験してきました。いっぱいありますよ~(笑)
音楽の専門学校を卒業した時は完全に就職氷河期で、体力仕事の運送会社で仕事を始めました。その後は日中に母校の講師をしながら夜はバーテンダーとして働いたり、某企業のアルバイトから社員になり、新しい工場の立ち上げに携わったりもしていました。そのあたりでそろそろ自営業をしたいな~と奥さんとも話していて、今はこうして農業の分野で自営業をしています。

Q農業に転換したきっかけはなんですか?


もともとは奥さんが農業を始めたいと言っていました。
明確に意識したのは朝倉市の災害があったときですね。
復旧作業に参加した時、梨農家さんが被害にあった木を廃棄する場面に立ち会いました。農家さんからすると資本である木を廃棄しているのを見たときに「農家を残さなくてはならない」と思ったんです。
そこから、せっかくなら人がやっていないことがいいと思い、無農薬や固定種というキーワードで農業を始めることにしました。

固定種・在来種・絶滅種・自家採種

Q嘉麻市と大塚さんがやりたかった農業はどんな風につながりますか?


もともと奥さんが嘉麻市の出身で、中学校で食べていたお米がおいしかったという記憶があり、嘉麻市でも土地を探し始めました。
嘉麻市は山地や田畑が多くあり、今は耕作放棄地も多いです。私がこだわっている「無農薬栽培」には10年以上耕作放棄された土地であることと、周囲から農薬飛来の可能性がないことが必要な条件でした。他の地域で探してもなかなか見つからなかったのですが、嘉麻市には条件を満たす土地があるうえに空き家もあったので、商品を作ったり生活したりする環境が揃っていました。私は飯塚の出身ですが、今の仕事に合わせて嘉麻市に引っ越しました。

Qなんと、大塚さんも移住者さんだったんですね!ほかに移住をする際によかった条件はありますか?


移住を決めた理由としては、自然体験活動があったり、少人数指導をしていたりする熊ヶ畑小学校に魅力を感じていたこともあります。今は子どもも卒業していますが、入学前には虫も怖がっていた息子が、自然の中でのびのびと自由に過ごしていたのでとてもよかったと思います。

 ―確かに…嘉麻市は自然いっぱいですもんね。見回すと山、畑、野菜。道の駅も毎日新鮮なお野菜が並んでいます。…でもピクルスはあんまり見かけないですね。

Qジュエリーピクルスにはどうやって辿り着いたんですか?


せっかくこだわって作った野菜をもっと遠くの人にも食べてほしいと思ったときに、保存が効くピクルスを思いつきました。奥さんがもともとお漬物などの保存食を作るのが好きだったこともヒントになりました。
商品を作るとき、まずは売りたい人や条件を思い描いて、それから逆算して商品を考えることが大事だと思っています。

この輝き…!

Q今のお仕事をしていて楽しいと思うことは?


販売するときも育てているときにも共通していることですが、毎回新しいひとに出会ってお話をしたり、野菜によって世話の仕方を変えたりするところがとても楽しいです。
新しいことや変化があることが好きなんだと思います。

様々なお野菜を育てています。

また、商品の作り方などもお客さんと話す中でヒントを得て改良していったり、売り方も人と違うこと、突拍子もないことを考えたりするのが好きですね。小学生のときも、勉強はせずに、何を言えばみんなが笑うかを常に考えているような子供でした(笑)

―お話をしていても、大塚さんの持つスピード感とか、楽しいことが好きな感じはとても伝わってきます(笑)きっと接客でも楽しくお話しできそうだなって思いました(笑)

Q今後叶えたいことや目指していることはありますか?


たくさんありますが、いつも古いことを大事にしながら、いかに新しいことを取り入れていくかを考えています。それが自分でもおもしろいとも思っていますし、農業従事者を増やすことにもつながっていくと思います。
農業で食べていくためにはやっぱり量を作らないといけないという課題がありますが、売り方や加工の仕方、収入の作り方を変えていくことで収入を上げていくことは可能です。
そうすればもっと農業に従事できる人が増えるかもしれません。

今の商品を通してピクルスやオーガニックの概念を変えることも目指しています!

―ありがとうございました!
事業に対する熱い思いや、仕事を楽しいと思う気持ちがお話をしながら伝わってきて、私自身も自分の事業について改めて考えるいい機会になりました!また相談させてください(笑)

ゆっちゃん農園さんの商品を食べてみたい方はこちら

インターネットショップ(1000円以上の注文で配達もしていただけるそうです!)

出店や商品に関する情報はこちら👇
公式インスタグラム(嘉麻市内・近郊の方のご購入はInstagramのDMのほうがお得だそうです~!)

土日にはよく福岡県内外のマルシェに出店されているそうなので、大塚さんに直接お会いしてお買い物できるチャンスです!

というところで今回はここまでー!
読んでくださってありがとうございました☺


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