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❝儲ける❞余地 おおいにあり!!

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これからの日本が迎える「黄金の10年」のために! ❝商売人❞会計士が明かす経営note
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2019年4月の記事一覧

第2章~社長の本音⑥

第2章~社長の本音⑥

どんなに厳しい状況でも、やれることはまだ必ずあります。

□ まだ大丈夫だと思うことにしている!?

余り見たくない現実からはついつい目を背けがちです。

社長は楽観的な方が多く、そのこと自体はたいへんよいことだと思います。

しかし、明らかにまずい方向へ進みつつある中で、現状を見るのがいやで、まだまだ大丈夫だとご自分で決めてかかる社長もいらっしゃいます。

現状をしっかり確認してみることです。

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第2章~社長の本音⑤

第2章~社長の本音⑤

社長が数字嫌いになるのももっともです。

□ 数字が大嫌い

数字は余りに複雑で難しいという印象を持っていらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、会社の利益については、粗利益、営業利益、経常利益、税引前利益、税引後利益があります。

これらすべての違いを理解しろと言われれば、まったくいやになってしまいますよね。私は会計の専門家ですが、営業利益と経常利益がどっちがどっちだったかを思い出すのに、少

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第2章~社長の本音④

第2章~社長の本音④

今まで長年やってきたことが染み付いてしまい、良い悪いは別としても、それらを新しい方向に切り替えるには、莫大なエネルギーが必要になります。

□ 大きく変える、あるいは変わることができない

 心の底からの覚悟が必要ですが、この覚悟がなかなか決まりません。

 覚悟できる社長のパターンは、にっちもさっちも行かなくなった後で、銀行の強硬姿勢に背中を押され、有無を言う余地ないままに覚悟させられる場合です

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第2章~社長の本音③

第2章~社長の本音③

社長は真っ先に会社の中で嫌われ役をやるべきだと思います。

□ 嫌われ役をやりたくない

 

 時々、社長と社員が友達同士のような雰囲気で仕事をしている会社を拝見しますがたいへん不安定さを感じます。

 あまりに分け隔てな<接することは時にお互いの甘えが出てしまい、かえって収拾のつかないことにもなりかねません。

 社長が会社に入って行くと、話し声も止まりシーンとしてしまうぐらいのことで「ちょう

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第2章~社長の本音②

第2章~社長の本音②

 営業マンを決して甘やかせない!三流営業マンでも自分では頑張っているという! 

□ 営業マンをしかれない

 会社の営業力がはなはだ頼りない、これは多くの会社で直面する問題点のひとつです。

 営業マンは自分では頑張っていると言いますが、社長から見ればあるいは会社としては、まだまだ不十分なわけです。

 しかし、社長自身、営業の経験がないので、具体的な指示ができず、もっと頑張れという掛け声だけで

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第2章~社長の本音①

第2章~社長の本音①

 本音はこうだ!

 ☑どの社長もこんな悩み事をお持ちではないでしょうか?

 将来のビジョンがない?

 多くの会社をお手伝いしていますが、どの社長も抱えている問題点には共通点も多いようです。

 事業計画ができていないとか、成果報酬型の人事考課制度がないであるとか、商品力がない、などなど、会社の改革にはすべて不可欠のポイントではありますが、そうこういった高等的な理由以前にもっと基本的なところに

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