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第2章~社長の本音⑤

社長が数字嫌いになるのももっともです。


□ 数字が大嫌い

数字は余りに複雑で難しいという印象を持っていらっしゃるのではないでしょうか。


例えば、会社の利益については、粗利益、営業利益、経常利益、税引前利益、税引後利益があります。

これらすべての違いを理解しろと言われれば、まったくいやになってしまいますよね。私は会計の専門家ですが、営業利益と経常利益がどっちがどっちだったかを思い出すのに、少し時間がかかることだってあります。

ましてや、忙しい社長に、これらの違いを理解するように求める者、説明しようとする者がそもそもおかしいわけです。


利益なんかは、ごちゃごちゃ考えずに、営業利益だけに着目していれば問題ありません。


同様に、社長が経営判断する上で必要な数字というのは、ごくごく限られていて、わずかに過ぎません。

弊社では、毎月、「たった3つのグラフ」を作成して社長にご提供しているのみです。複雑な数字など無用の長物です。簡単でわかりやすくなければ、経営には絶対に使えません。


数字の管理については、シリーズの後半で詳しく説明しますので、ご参照ください。

ではどうする?

経営に必要な数字はごくごくわずかに過ぎない!

難しい数字など無用の長物。グラフであれば「たった3つ」で十分!

分かりやすく経営に対する思いを伝えたい