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第2章~社長の本音①

 本音はこうだ!


 ☑どの社長もこんな悩み事をお持ちではないでしょうか?


 将来のビジョンがない?


 多くの会社をお手伝いしていますが、どの社長も抱えている問題点には共通点も多いようです。


 事業計画ができていないとか、成果報酬型の人事考課制度がないであるとか、商品力がない、などなど、会社の改革にはすべて不可欠のポイントではありますが、そうこういった高等的な理由以前にもっと基本的なところに社長の本当の悩みがあるようです。


 事業計画を策定する前に、そもそも今まで計画がないのは何故でしょうか?


 考えられるのは、まず社長が、会社を将来的にどうしたいというおおまかなビジョンさえ持っていない、ということです。


 では、なぜビジョンがないのでしょうか?


 例えば、会社が低迷していて、今後どういう展開が出来るのかまったく想像がつかない、あるいはどうしようもこうしようもない、そんな場合です。


 日に日に減少する売上高を前に、社長には打開策が見つかっていないわけです。頭の中で考えていても整理はつきません。戦略を策定するためのフォームを利用し、将来何をやりたいのか、どのくらいの会社規模に向かって進むのか、何を強みにしていくのかなど、きちっと頭を整理することが先決です。


 目指すべき方向が明瞭でなければ、なにひとつ「行動」を具体化することができません。逆に進むべき道、やりたいことが明確に決まっていれば、半ば自動的に取るべき「行動」が見えてきます。そして、やるべきことは山ほど出てきます。


 「行動」が出ない最大の原因は、進むべき方向、やりたいこと、

目標がないからです。


 ではどうする?

自社の最終ゴールはどこか?売上高や利益の長期的ゴールを、具体的で測定可能な形で文書化すること!


分かりやすく経営に対する思いを伝えたい