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「カルチャーフィット」がSaaS導入でも重要だと思う理由

顧客コミュニケーション・CS領域のBtoB SaaS「チャネルトーク」で日本事業を担当している柿崎です!🧔🏻

今回は、タイトルにある通り、SaaS導入におけるカルチャーフィットの重要性について、noteを書きたいと思います。

noteを書こうと思ったきっかけ

先日、サービスを比較・検討する企業から、Excelでの機能比較表を求められることがありました。

賛否両論あるかもしれませんが、機能比較の○×表だけで判断するケースは、お互いにとって幸せになりにくいと感じています。

採用で例えると、いわゆるスペック(スキル、役職、年収など)だけで、採用する人材を決めないですよね...?その人が仕事にどう向き合うのか?自分たちの文化に合うのか?といった、より本質的な部分を見ると思います。

なぜ、本質的な部分を見るかというと、単純に文化や価値観が合わないとパフォーマンスを出すのが難しいからです。むしろ、会社に負の影響を与えてしまう可能性もあります。

下記の向井さんのTweetでも言及されているように、後からどうにでもなるものを優先しすぎてしまうケースが多いなと自分も感じています。

今回は採用と同様に、SaaS導入においても表面的な機能だけでなく、カルチャーフィットするか?という観点を持てたら、自分たちに合ったSaaSに巡り会える人が増えるのでは? もっというと、業界全体が更に良くなるのでは?と思い、noteを書いていくことにしました。

機能よりもカルチャーフィットが重要な理由

なぜSaaS導入において、カルチャーフィットが大事だと考えているかというと、SaaSが常にアップデートし続けていく性質があるからです。

SaaSは永遠のβ版*とも言われています。そのため、現時点での機能だけを切り出して、比較するのは非常にもったいないです。*「SaaSは永遠のβ版」という言葉は、DJ141さんのYoutubeから拝借しました。おすすめの動画です。

このアップデートを予測する上で大事になっていくのが、各サービスが目指す世界観やその根底にある「価値観」になります。いわゆる、設計思想というやつですね!

思想が自社にあっていれば、アップデートの恩恵をフルに享受できますし、逆に思想があっていないと、要望を出しても聞き入れてもらえずに、アップデートの恩恵を受けることができません。

アップデートというのは単に機能が増えるだけではなく、今ある機能がなくなるといったことも十分起こりえます。例えば、機能比較表の「機能A」に○がついてたので導入したけど、「機能A」が半年後なくなってしまったから解約...というのはお互い幸せにならないですよね😭

どんなSaaSを使うかは、会社の文化を醸成する

また、SaaS導入は単に売上向上やコスト削減に貢献するだけでなく、会社の文化を醸成するという側面もあります。

例えば、社内コミュニケーションにGmailを使っている会社とSlackを使っている会社では、コミュニケーション文化はおそらく全然違いますよね…(良い悪いではなく)

Slackだったら、「ちょっとコンビニに行ってくるけどなんかいる人〜?」みたいなやりとりは良く起きると思いますが、メールだと起こりにくいのではと思います。

SlackとGmailでは顕著ですが、「ビジネスチャット」とカテゴライズされるサービスでも変わってきます。実際にこんなTweetもありました。

(Slackは元々、ゲーム会社の社内コミュニケーションツールとして作られた背景があるからか、独自スタンプのような楽しいコミュニケーション、オープンなやりとりを推奨する設計思想を感じれるところがあり、個人的には好きだったりします。)

どんな人を採用するかが会社の文化に影響を与えるように、どんなSaaSを導入するかは会社の文化を左右する重要な意思決定だと思っています。

そういった意味でも、SaaS導入において機能比較だけではなく、カルチャーフィットするか?の観点はとても重要になってくると考えています。

実際、カルチャーフィットって、どうやってみればいいの?

百聞は一見に如かずという言葉もあるように、まずは実際にサービス使ってみることをオススメします。最近は、無料トライアルを提供しているサービスも多いですよね!

一度使うと、「あっ、これは自分達のために作られたサービスでは!?」「これはなんか違うな...」といった感覚的なものがわかるはずです。(またもや採用に例えると、複業で一緒に働くと全てが分かるあの感覚...!)

とはいっても、検討中のサービスを全て使う時間がない場合もありますよね。そんなときは、代表やプロダクト責任者のインタビュー・採用ページ・サービスポリシー・導入インタビューなどを、読んでみることもオススメします。その会社やサービスの思想が見えてくるはずです。

また、できることならサービスを実際に使われている方に「ぶっちゃけどうなの?」と、話を聞くのも良いと思います!Twitterやbosyuを使えば、繋がれるいい時代です!

実際に最近、弊社でも採用サービスで「YOUTRUST」を導入したのですが、既にユーザーだったPaymeかどまいさんに聞きにいきました。うちがどんなカルチャーかも知ってもらった上で絶対に合うと思うと推しをもらい、これはやるしかないと決断できました。

導入から1ヶ月で既に1人内定、最終面談まで進んでいる人も複数名おり、導入して本当によかったなと感じています。自分たちの会社でも合うかなーと気になる人は気軽にDMください!笑

おわりに

ここまで、SaaS導入でも、カルチャーフィットの観点を持つこと大事だよね!とお話をしてきましたが、当然SaaSを提供する企業側もどんな世界を目指しているのか?その根底にどんな思想があるのか?を伝えていく責務があると思っています。

自分が所属しているチャネルトークでも、下記のようなBlogや、直接お話させていただくセールスの場では、できる限り熱意を込めて伝えるように努力しています。何度も何度も発信することが大事だと思っているので、今後も伝え続けていきます!

▼チャネルトークが目指す世界観と大事にする価値観 💖

チャネルトークに限らず、多くの企業が、自分たちのカルチャーに合う!もっというと、応援したい!好きだ!!愛している!!!と思えるようなSaaSに巡り会える人が増えることを心からを願っています!

一緒にいい業界を作っていきましょう!💪

よかったら感想やコメント・リアクションやシェアなどしていただけると嬉しいですです!みなさんの意見を聞かせてください🙏 好きなサービスと理由も聞いてみたいです! 


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