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マスコミはKDDIに甘い? 稲盛和夫の再登板はあるか

KDDI創業者の稲盛和夫は、マスコミ受けがいい人だった。

小沢一郎と親しく、反自民党だったからだろう。1984年のKDDI創業時には、マスコミからも人材が流れた。

稲盛氏は、民主党の前原誠司の後援会長だった。

JALが破綻した時、ちょうど民主党政権が誕生したところで、国土交通大臣が前原誠司だった。

だから、JALの会長に稲盛和夫が就いてJALを再建させ、稲盛氏は「経営の神様」の名声をさらに高めることになる。

稲盛氏は、左派マスコミの受けがいいことでは、民主党政権下で中国大使になった伊藤忠の丹羽宇一郎と双璧だった。


今回のKDDIの通信障害で、マスコミの責任追及が甘いのは、それが影響しているのだろうか。

社長の技術的説明を「へーなるほど」と感心して聞いている感じだ。

謝罪会見のKDDI社長の印象がよかった、auの信頼度が逆に上がった、という記事にいたっては、呆れるばかりだ。

みずほと同じで、いくら社会に迷惑をかけても、そんな会社は取り潰せ、とならない。

むしろ、「料金を安くしたのがまずかった」とか「社会のインフラだから支援が必要」とかで、補助金を得て「焼け太り」の可能性すらある。

世の中、そんなもんでしょ、とーーそんな話を、実際に被害を受けたという近所の人と話した今日のモーニングであった。


ここはやはり、現社長は引責辞任して、「再建の神様」稲盛和夫(90歳)の再登板、という胸熱展開を期待したい。

ーーとマスコミは思っているかもしれない。



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