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檜山沙耶さんを救いたい

私が好きなウェザーキャスターの檜山沙耶(29歳)さんが窮地だ。

7月6日に、プロテニス選手の西岡良仁(27歳)との交際を発表したが、


「おめでとうだけど、イメージ変わったなと思って、フォロー外しました」「脳破壊される」といった大荒れ模様のコメントが多数寄せられているというのだ。誹謗中傷が飛び交ったうえになんと、発表を受けて彼女のツイッターのフォロワーは一気に4000人近くも減少した(週刊女性PRIME)


「弱者男性の姫」というワードがネットでバズった。オタク気質、男性に奥手、というイメージの彼女を好きだった「弱者男性」たちが、裏切られた、と怒っているのだ。

私は彼女を、娘のような視点で見ていた。子ナシの弱者老人の姫である。

この娘は、30歳が目前なのに、こんなフワフワしていて大丈夫か、と心配していたので、交際の話に安堵したところであった。まあ、それもキモいが。

これが20歳前後のアイドルならファンが怒るのはわかるが、29歳だぞ。怒る方がおかしい、と常識ある老人としては思う。もう老人だから、フェミ関係の視線も気にならん。

これは、おさやを全力で援護せねば。爺が姫をお助けします、と思ったが・・

暑くてやる気が出なかった。暑すぎ・・



9日には、BoAが日本での歌手活動を振り返る発言が記事になっていた。

「アイドルの寿命が5年とされていて、5年経つとみんな解散していた。私も、自分は5年したら終わりなんだろうと思っていた」

「29歳のときは気分がおかしくなって、30歳になったら何をすればいいのか本当に悩んだ」

(スポーツソウル日本版)


20代までは「アイドル」をやれても、30代になったらつらい、というのは、誰もが思うことではなかろうか。


その点で、私が同じく勝手に自分の娘たちのように感じ、心配していたのがPerfumeだ。

しかし、ご承知のとおり、彼女たちはすでに「29歳」の壁を超え、30代半ばで活動している。

彼女たちは「アイドル」ではなく「アーティスト」という認識かもしれないが、それでも30代になる前に悩んだのではなかろうか。

なお、BoAもご承知のとおり、30代半ばで独身、アジアをまたにかけた歌手として活躍中だ。


以前、昭和文壇の「アイドル」で、有名作家たちの愛人として生きた坂本睦子のことを書いたが、


彼女も、20代の終わり、河上徹太郎の愛人だったときに、河上との結婚を夢見たと思うし、30代の終わり、大岡昇平の愛人だったときは、大岡との結婚を夢見た。

しかし、どちらもかなわず、44歳で自殺する。



坂本睦子のことまで出したのは失敗だったのかもしれないが・・暑くて考えがまとまらない。

とにかく、そのあたりのことは、昔も今も変わらないし、女だけでなく男だって同じだと思う。

結婚観や恋愛観は変化したと言われるが、実際には変わらない。とくに、「親」の視点から「子供」を見る場合は。

私も弱者男性だから、取り残される弱者の気持ちはわかる。でも、もう少しすれば、弱者男性も弱者女性も、弱者老人に成長し、「爺」「婆」の視点ですべてを許せるようになるから、心配するな。







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