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ここで働いてみたら〜千葉県南房総市で和菓子屋になったら〜

今回お話をうかがったのは、千葉県南房総市で和菓子屋「盛栄堂」を営む長谷川さんです。
地元の人に愛されるお店で、盛栄堂でしか買えない「さざえ最中」や「くじら饅頭」などさまざまな和菓子を製造・販売しています。

そんな盛栄堂で働いてみたら…
いろいろとお話をうかがいました。


ここではどんな仕事ができますか?

和菓子の製造から販売まで、同じ建物内で行っていることもあり、レジなどのお客さま対応や和菓子の製造など、仕事内容は多岐に渡ります。

特に盛栄堂のすごいところは製造部門。
ほとんどの工程がマニュアル化されており、あんこの作り方、生地の作り方、お饅頭の作り方など、和菓子の製造経験がなくても誰でもできます。

製造マニュアル例

さらに、控え室には工程を監視できるモニターがついており、代表の長谷川さんは常に製造部門をチェックすることができます。
そのため、困ったことがあればすぐに声かけでき、よりよい職場環境への配慮が徹底されています。

工場内を監視できるモニター

どんな人が働いていますか?

盛栄堂には、地元のパートさんから、近所に住む学生アルバイトの方、さらには和菓子職人を目指す方などさまざまな方が働いています。

和菓子職人を目指す女性の方は、専門学校を卒業後、地元を離れて一人暮らしをしながら盛栄堂で働いています。地元から離れて、わざわざ南房総の和菓子屋へ就職を決めたのには、理由がありました。

盛栄堂の素敵なところ

■ 会社で個々を育成する

盛栄堂では、月一回の社内勉強会を行ったり、外部への品評会へ参加することを推奨しています。自分で作ったものが評価される喜びや、外部からの刺激によってより良い和菓子がつくれるよう、会社としてサポートをしています。

従業員の方がコンクールに出品した作品「梅づくし」

例えば、外部への研修も勤務時間として給与を発生させたり、交通費も支給したりと、個々の学びを後押ししてくれます。
実際、ある女性は1年間、品評会への出品を行っており、盛栄堂からは奨励金が渡され、頑張ったことが評価されています。

東京の和菓子研究団体で表彰を受けました!

■ 働きやすい環境づくり

社長の長谷川さんは常に従業員のみなさんの事を考えています。
例えば、同時期に男女の若いスタッフさんが働き出した時

男女同じ部屋だとリラックスできないよなぁ

長谷川さんへのインタビューより

と考え、休憩室を個室に。個室の休憩室が3部屋もあります。
さらに、休憩室にはスタッフの方が使用出来るタブレットやテレビも設置されています。
休憩時間にお昼寝をする方も多く、休む時は休む!働く時は働く!を徹底しています。

■ 休みもエンジョイできる

長谷川さんの休日の過ごし方はゴルフ。
車で10〜20分のところにゴルフ場がたくさんあるんです!
ゴルフ好きにはたまりません。
都内だと「ゴルフしたいな」「打ちっぱなし行きたいな」と思っても、車の手配や休みの確保が必要でちょっぴりハードルが高い。
気軽に身体を動かしたり、海や山の自然に触れ合うことができるのが、館山で働く魅力です。

仕事とプライベートとのオンオフがはっきりしているからこそ、仕事のときは和菓子へ向き合う時間をしっかりつくってあげるよう心がけていると長谷川さんは話します。

■ とにかく魚が美味い

余談ですが、南房総のお魚はとっても美味しいんです。
長谷川さんのお友だちで、今は東京に住んでいる方が館山に遊びに来たときのこと。
みんなで食事をするために、スーパーに買い物に行きました。
そこのスーパーで買って帰ったお寿司を食べたところ、長谷川さんのお友だちは驚愕。

スーパーで買えるレベルの寿司じゃねぇ

長谷川さんのお友だちの言葉

都内ではなかなか食べられない、とれたて新鮮な魚がスーパーで買えるなんて!
南房総での生活は心も身体も満たされそうです。

盛栄堂で働くって素晴らしい!

盛栄堂がある南房総市には、移住者の方が多くなってきています。自分と似た境遇の人も多いかもしれません。

さらに、東京から車で約1時間半にも関わらず、海も山もあって自然豊か。
釣りやサーフィン、マリンスポーツなんかがすぐできます。

平日は大いに学びながら和菓子屋で働き、休日はゴルフ、海へ釣りやサーフィン、マリンスポーツなんかができる盛栄堂。
少しでも気になったかたはチェックしてみてはいかがでしょうか?

盛栄堂謹製銘菓「くじらまんじゅう」









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