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株式市場と言う戦場をゆく(第8話)

みなさんこんにちは。
株式投資初心者🔰のナイスミドルこと、かけうどんです。株式投資の記事も今回で8回目になりました。いつも読んで頂いて、ありがとうございます。

今日は【3,333文字】と、普段の記事よりもやや多めになりましたので、結論だけ知りたい方は一番下の数行にまとめています。

(いいかげんnoteの目次機能を覚えろというツッコミはしないでw)

尊敬する先輩からの助言を受けて、今回からタイトルを若干変更し、オッサンと言う言い回しも変えました。既にお気付きかと存じますが、見出しのイメージも、明るくてカワイイ感じのにしてみたんですが(笑)


お っ さ ん キ モ イ っ て 言 う な w


これでも頑張って描いたんだ、うがぁー(余計キモイわw)

今回は、私が投資の勉強を始めた頃、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、一番はじめに行った【目標の設定】について書かせて頂きます。無料公開ですので、肝心なところはちょっとボカしますがお許し下さい。

1 前 提
本来は下記の要素を考慮して、貨幣価値の変動を含めた計算なども考慮に入れる必要があると思われます。
今回はなるべくシンプルにするため、ご紹介しているモデルではこれらの要素は考慮していません。
(一応、参考までに書いておきます)
なお、試算対象の期間は、現在~約50年間+アルファとしています。

(参 考)
○ インフレ率平均1.2~1.6%(最大2%)
○ 貨幣価値35年後65%、60年後約半分
(現在1000万円の価値が35年後650万円、60年後500万円など)
○ ここでの分析には、投資や不労所得のお金は含めない。

2 試算の考え方と方法
おおきな考え方は、「生活のために必要になるお金」と、「必ずしも必要ではないけど快適に暮らすために必要なお金」のふたつを徹底的に出します。ここでは、実行の可能度は一切無視します。

○ まず50年分の生活費を全て計上する。
これは今の生活をモデルに考えると、地味でめんどくさいですが、一応は出せると思います。

(内訳の一例)
住居の維持費、食費、消耗品購入費、光熱・燃料費、通信維持費、保険料(国民健康保険や生命保険、地震・火災保険等)、免許証などの更新、医療費など。

(試算の一例)
項目が多すぎるので、食費を例にとってやってみます。
夫婦2人×50年分
1日1.5千円×30日=4万5千円/1ヶ月分
4万5千円×12か月=54万円/1年
54万円×50年=合計2,700万円

材料費を抑えて自炊したり、外食を少なくする等の工夫で少なくすることは可能ですが、いずれにせよインフレ率が向上すると影響を受けますので、ある程度の幅は考える必要があります。

(ヒント)
現在の生活費、月収・年収をベースに考えると楽です。
月30万円あればとりあえず生活ができるだろう…
というところから、
30万円×12か月=360万円/1年
360万円
×30年の場合=約1億円
360万円×50年の場合=約1億8千万円
みたいにざっくり出すこともできます。

○ 快適に暮らすために必要な費用を出してみる。
基準は、快適であることなので「これは贅沢すぎるからダメだ~」とかは一切考えません。一通り並べていって、整理統合します。一回では到底思いつかないものもあるので、時間をかけてじっくり考えました。

(内訳の一例)
○ 車やバイクの買い替え
○ 洋服、靴、バック、アクセサリー、化粧品、スキンケア用品等
○ 旅行や遊び(映画、遊園地、温泉など)に行く
○ 趣味(釣り、プラモ、バイク、読書、お絵かき…etc)
○ 冠婚葬祭
○ ペットを飼う
他にもたくさんの項目があると思います。(自分はこの5倍くらいの項目が出てきました。その後、整理してその半分くらいにまとまりました。)

(試算の一例)
○ 車は10年乗ったとして、車1~2台(80歳以降は更新しないで免許返納するため)買うグレードにもよるが、300万円×2台=約600万円
○ バイクは2~3台買い替えるとして、夫婦で2台、1台数十万円=約300万円
○ 洋服やアクセサリー、持ち物では、年間約50万円で抑えても、×50年で2500万円、この場合はブランド物は到底買えませんね。
○ 国内旅行年1回30万円、海外旅行年1回100万円、3か月に1回ドライブ5万円、半年に1回○○に行く10万円など)⇒約200万円/年。
年齢が重なるといつまでもこの回数は無理なので徐々に減っていく。
ざっくり50年で約1000万円
○ 趣味、月にガンプラを3個買って、プラカラーを20色買って、薄め液を1本買って…ざっくりプラモ関係で3万円/月
 その他、釣り、読書、バイク、お絵かき、もろもろ=100万円/年
ざっくり50年で約5000万円
○ 冠婚葬祭に1年に2~3回、向こう5年間。5年先~10年まで○回…
50年でざっくり100回
50年で約300万円
○ ペット、月5千円×12か月6万円、6万円×10年=60万円
犬を50年間で2匹飼った場合、50年で約120~150万円

⇒600+300+2500+1000+5000+300+150

合計約1億円(笑)

趣味のお金が結構大きいですね。好きなことをやろうと思うとそれなりにお金はかかるものですが、趣味のお金を大幅に削って、1年間で10万円以下にすれば、50年で500万円になるので、合計約数千万円です。(笑)
「快適に生活する」という基準はひとそれぞれですから、ひょっとしたらこの程度では済まないかも知れないし、もっと少ないかも知れません。
私の場合は、釣り船の購入やら、自家用ヘリコプターやら、海外拠点用の諸々…とてつもない金額になってしまい、マジで震えました(笑)
本当は違うのかもですが、私はここで何個かの「パターン」を作っておきました。「超弩級、超級、弩級、ふつう級、ちょっとごめんなさい級」くらいまでで、あまりにも下の目標は面白くないのでたててませんw

○ 予備を考えておく。
いつアクシデントや急な出費があるかわかりません。常に予備は持っておくに越したことはありません。この費用は一概にいくらあると安心か?とは言えないので、常識の範囲になってしまいますが、1年間じっくり普通の生活での家計から類推することもできます。
細かいことはともかく、ざっくり1億円としても、50年で割れば1年で200万円になります。

3 試算のまとめ
ざっくりですが、ここでのモデルケースだと、

生活費+快適費=約3億円弱(笑)

子供がいない夫婦二人の生活をざっくりと考えただけでこうなったわけです。厳密には、私がやった試算はちょっと違う結果になりました。
生活費等をもっと緻密に出していたり、起業に係る予算等も含めており、また、項目なども複雑で多かったからです。

一例のモデルではこうなりましたが、仮に、美味しいものを食べたり、楽しい場所に遊びに行ったり、ブランドものやメーカ品の良い品物を買おうとしたら、この何倍かかるかわかりません。お子様がいらっしゃる家庭だと、お子様の養育費や、教育・進学にかかるお金、ご結婚された時の支援を求められた時など、どんどんお金が出ていくのは必須です。

この計算を実際にやってみて、30代、40代の頃にもっと真剣にライフプランの設計に取り組んでおけばと、正直後悔しました。

4 着地点が決まったら
「金持ち父さん貧乏父さん」を読めでは答えになりませんねw
本を読んだだけでは実際にどうすればよいかわからない。と言う方も少なくないと思いましたので、あくまでも「一例」を書かせて頂きました。

本来は貸借対照表、バランスシートの見方など、ファイナンシャルリテラシー(お金に関する読み書きの力)がないと、我流だけでは限界もあれば大きな見落としもたくさん出て、深刻な状況に陥る恐れもあります。

○ 自分にとっての幸せ、安心、快適とは何かを考える。
○ お金は持ち方・使い方を誤ると不幸になってしまう。
○ 目的のない投資はすべきではない。
○ やるからには正しい知識をつけ、着実に経験をつむ。
○ 失敗が伴うことも覚悟しておく。
(失敗が悪いのではなく、そこから何を学ぶか)

このあたりが重要かなと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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