恋愛市場における「普通の男」がいる確率を計算してみた
「普通の男」はいるのか
ある番組でやっていた恋愛市場における「普通の男」の条件が非常に気になりましたので、その男が存在する確率を求めてみました。(ガールズチャンネルでも話題)
上記の条件以外にも大切な前提を設けるとして、「結婚適齢期で未婚である」という項目を追加することとしました。婚活市場で結婚相手を求めるということは、当然未婚で結婚適齢期ということなので、この定義を追加します。
0. 結婚適齢期で未婚である
既婚率というのは、年齢によって、大きく変わってきて、当然年配の方の方が20代よりも既婚率は高いので、今回は、20代、30代のみに絞りました。その中で、下記のような未婚率の数字を見つけましたので、その割合を算出しています。
20代前半:95.0%
20代後半:72.7%
30代前半:47.1%
30代後半:35.0%
1. 年収500万円以上
国税庁の民間給与実態調査によると日本人の平均年収は436万円ということです。ということは、20代から50、60代まで含めた全ての方の平均年収なので、500万円以上というのは高い数字になります。
500万円以上の方がどれくらいいるかというと、30.8%ということなので、実は20、30代の方で見つけるのは中々難しくなってきます。特に都市によって、高低差がありますので、田舎である程厳しくなってきます。
2. 大卒
2019年時点での大学進学率は54.67%ということです。年々大学進学率は上がっていますので、既に卒業されている年上の世代の方々ではもう少し低くなってくるはずです。
3. 身長170cm以上
日本人男性の平均身長は、170.8cmとなります。170cmを境に2つに分けると下記のようになることがわかりました。だいたい半々くらいになります。
4. 正社員
2016年時点で正規職員・従業員(正社員)は、3285万人いるということです。雇用されている人の中での割合は58.8%になります。この数字の中には自営業者や会社役員などは含まれません。
5. 長男以外
この情報は中々見つかりずらい情報だったのですが、古い情報で見つけました。
1980年から1984年生まれの長男の比率:65.2%
それ以上若い世代の数値は見つからなかったのですが、若い程、少子化に向かっているので、長男の比率は上がっていく傾向にありますので、この数字を使用させてもらいます。
6. 清潔感がある
インターネットで探しても比率を表すものは中々見つからなかったために、一般的な事象を良く表す「2:8の法則」を適用させてみます。もちろん、清潔感がある方が80%の仮定です。
7. 常識やマナーがきちんとしている
常識やマナーも公式な数字が見つけられなかったために、こちらも「2:8の法則」にて表しました。一般的な方は常識がある前提で80%となります。
8.「普通の男」の正体
今まで算出してきた比率を全て掛け合わせて、これら全ての要素を持っている「普通の男」の比率はこれ!
これです。たったの、0.7%です。100人に1人もいません。大変厳しい結果になりました。要するに、女性の言う「普通の男」と結婚するには、100人の男性と出会って初めて1人見つかる割合です。
しかも、その男性が自分のことを気に入ってくれるかもわからないし、ここには大事な顔や体型の要素が入っていないので、顔や体型が全く好みで無い可能性も含まれています。
インターネット上でもすごく盛り上がっていましたが、これが真実です。「普通の男」はドラクエの「はぐれメタル」を見つけるのと同じで、いないということになります。
9. 結論
これの結論は、割と普通っぽい条件を男性に課しているように見えても、その項目がたくさんになると、どんどん確率が下がってきて、存在しなくなってくるということです。星野源はいないということ。もし、本気で捕まえないと思ったら、どうしても譲れない条件を2つくらいに絞るのがベターですね。
続編をこちらに書いていますのでご覧ください。
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