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自分との対話

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#思い出

HIASOBI

HIASOBI

まさか本当にやるとは思わなかったが、
本当にやってしまった。
やってしまったという言い方には後悔の念を感じるが、
後悔はしていない。

そもそもバレなかったからよかったものの、
バレたら後悔では済まない。

今思えばなんて馬鹿げているんだ
と思うが、
あの頃はそんな馬鹿げたことを平気で考えて
本当にやってしまう、やってしまえるのだ。
若さゆえの冒険。

当時17歳、
秋も終わりを告げる初冬の頃、 

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冗談、ではなく本当の話

冗談、ではなく本当の話

彼と寝ることはなかった
でも
彼と寝たかった

「ここで一緒に寝るか?寝ててもいいぞ」

彼が亡くなってからもう15年近くも経つのに
いまだに思い出す。

「○○ちゃん、今日も夜の女かい?大変だね」

当時は20代前半
3交代勤務で月の3分の2は夜勤か遅番
日勤は月に7日もなかったと思う
まさに「夜の女」であった

彼は60代、肺がんで抗がん剤治療を受けていた。

既に進行、転移があり、手術による

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思い出のパンツ

思い出のパンツ

パンツを頂いたのはその時がはじめてであった。
と記憶している。
パンツとは下着のパンツ、つまりショーツである。
16年前に頂いたそのショーツは頂いた時のまま茶封筒に入っている。
下着メーカーのごく普通の綿のショーツ、パステル調のイエローとラベンダーのものが1枚ずつ。
茶封筒には「○○さんへ」「Sの娘Oより」と書かれている。

16年前、私は看護師1年目
Sさんは肝臓がん末期の80代女性
OさんはS

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