見出し画像

英語学習とモチベーション

今回は僕が実践してきた英語学習法とモチベーション維持の方法を紹介します。

英語学習その1 単語

英語学習で外せないのが、単語です。どんなに英語上級者でも単語は一生ついてまわるので、初手で手を抜くとずっと辛くなるので、基礎単語を覚えるという意味でも英単語暗記に慣れるという意味でも肝心なポイントです。

具体的にどうやるのって話ですが、僕は単語帳を持ち歩くのが嫌な人間なので基本的にスマホのアプリを使っていました。時期や目的に合わせていくつかおすすめのアプリを紹介しておきます。

学研『ランク順 入試』

受験向けの単語・熟語学習アプリで、無料アプリで使い勝手も良いのでおすすめです。僕自身は高校受験の時に使ってましたが大学入試向けのものもあります。

このアプリは”最重要レベル”から”超ハイレベル”までの5段階でレベル分けされていて、さらにそれぞれが15単語ごとに区切られているので細かく目標設定ができるのが良いところです。

さらにこのアプリはただ4択で単語の意味が出題されるのではなく、回答までに要した時間によって、点数が変わり全問スピード正解すると100点になるので「毎日30単語ずつ100点取れるまでやる」という感じに決めてやっていました。

※本記事の執筆にあたり調べ直したところ、LINEアプリと提携して問題を解いたりできるとのことです。面白そうですね。

mikan

mikanは無料でも使えますが、機能が限られるので有料版をおすすめします。

Premiumプラ:月額1800円
Liteプラン:月額1000円
※それぞれ年間プランで登録すると割引あり

有料会員になると、多くの学習教材から自分に合った教材を選んで使うことができます。メジャーどころの『ターゲット1900』や関先生の『Stock』、『ユメタン』なんかも使えちゃいます。僕は大学受験の時に使っていましたがTOEICで有名な『金のフレーズ』なんかも使えるので、単語・熟語学習はmikanで完結できます。めちゃめちゃおすすめです。

英検準1級でた単

英検でた単シリーズは英検の最初の語彙問題を対策するためのアプリで、5級から準2級までは無料で使えます。準1級は1000円、1級は1200円ですが買い切りなので、比較的お財布にも優しいです。

このアプリの凄さは、なんと言ってもその的中率です。英検用の単語帳はいくつもありますが総じてその的中率は7割から8割ほどですが、でた単はなんと9割越えです。その理由は英検は過去に出た単語が再び出ることが多く、過去に出た単語をデータベース化して、出題率が高い順に学習できるようにすることによって、この的中率の高さを実現しています。また英検が実施されるたびに新しく情報がアップデートされるのもアプリだからこそできる強みです。

英語学習その2 文法

文法の要は体系的に理解すること

単語がある程度固まったら次は文法です。文法を身につけるコツは体系的に理解することです。「現在形は現在のこと以外に習慣や普遍の真理も表す…」とかやっていたらキリがないですし、頭がパンクしちゃいます。一つ一つ別個のものとして覚えるのではなく、関連付けることで身につけやすくなります。それを叶えてくれるのがスタディサプリの関先生の授業です。

スタディサプリの関先生

スタディサプリは無料お試し期間があるので、とりあえず登録しましょう。

スタディサプリで関先生が担当してる講座は以下の通りです。

中2 英語(応用)  旧課程中学2年生
中3 英語(応用)  旧課程中学3年生

高1・高2・高3 英語超入門 高校全学年共通
高1・高2 英語〈英単語入門編〉
高3 ハイ&スタンダードレベル英語〈英単語補充編〉

高3 スタンダードレベル英語〈文法編〉
高3 ハイレベル英語〈文法編〉
高3 トップレベル英語〈文法編〉

高3 スタンダードレベル英語 リーディング〈英文解釈編〉
高3 ハイレベル英語 リーディング〈英文解釈編〉
高3 トップレベル英語 リーディング〈英文解釈編〉

旧課程の共通テストの講座や季節演習を加えるともう少しありますが、通年講座ではこんな感じです。テキストはダウンロード(無料)もしくフィジカル版の購入(有料)可能です。デジタルは使いづらいですし、自分で印刷するには時間とお金が結構かかりますし、全部印刷するととんでもない量になるので、購入することをおすすめします。ちゃんと製本されたテキストが届きます。講座は「中2 英語(応用)」から見てみて、簡単過ぎたらレベルを上げて調節してください。

「中2 英語(応用)」でも難しい方は、同じ関先生が書かれた『真・英文法大全』をおすすめです。大全というだけあって、ゼロからしっかり解説されています。

大全なので、912ページのかなり分厚い本になってます。受験生やいきなり分厚い本は荷が重いという場合は『英文法ポラリス』がおすすめです。

また講座で一通り文法をやり切ったら『ファイナル演習ポラリス』を使って総仕上げをするのがおすすめです。スタディサプリの講座では各文法事項ごとに分かれています。一方で『ファイナル演習ポラリス』は実際の大学入試のようにランダムで出題されるので、本当に身についているかの確認になります。

英語学習その3 英文解釈

単語、文法をクリアしたら次は英文解釈です。英文解釈ってなに?って方もいると思われますので、そこから解説します。

英文解釈は文法以上、長文未満

本格的な長文に入る前に、短い文を正確に読めるようになるのが英文解釈のゴールです。最初は一文から始めて、徐々に文量を増やしていき、より複雑な英文を読解していきます。

おすすめ教材

基本的には前項で挙げたスタディサプリの関先生の講座をおすすめします。英文解釈の参考書も書かれているので、映像授業が合わない方はこっちをおすすめします。

英語学習その4 長文

解釈を経たらいよいよ長文に入ります。基本的に長文は解釈でやった短い文章の集合体だと考えてください。正確に文意を読み取りながら、設問の答えを見つけます。

長文に関しては、これもまた関先生の著書の『The Rules』と『ポラリス』がおすすめです。

The rules

『The Rules』は長文のルールをまとめた本です。英文の構造をかなり細かく書いてくれているので、解釈の延長から長文に入るのに最適な一冊です。例えば、同著の中で解説されてるルールに「This+名詞」というものがあります。「This+名詞」はその前の内容を一言で表す役割があり、内容理解の手助けになるわけです。入試問題でも「This+名詞」の”名詞”の部分が空所になって問われることもあるのでちゃんと実践にも使える内容になってます。

英語長文ポラリス

『英語長文ポラリス』は長文の問題集です。この本の効果的な使い方は『The Rules』で学習した内容が程度頭に入った状態で使うことで、そのほうが『The Rules』で学んだルールをより実践レベルに落とし込むことができます。


モチベーションの維持方法

これがある意味一番大切かもしれません。ただこれに関しては個々人に合ったやり方があるので一概には言えませんが、こういうやり方もあるよって感じでお考えください。

そもそもやる気ってなに?

やる気は大きく分けて二つに分かれます。「内発のやる気」と「外発のやる気」です。

簡単に言うと「内発のやる気」は英語そのものへの興味関心からくるやる気で、「外発のやる気」は自分の目標達成のために必要だからというやる気です。

前者のやる気であれば、己の興味に突き進むだけなので問題ないのですが、後者のやる気の場合は「いかにして嫌なことをやり続けるか」という課題があります。その方法を紹介します。

方法その1 目先の期限を設定する。

漠然と「英語ができるようになりたい!」っというだけでは正直長続きしません。そこで目先の目標を決めることで「やらざるを得ない環境」を作ります。例えば1ヶ月後のTOEICに申し込むなどです。英検などなんでも良いのでとにかく申し込んじゃいましょう。

方法その2 お金を使う。

方法その1にも通じますが、英語学習にお金を使いましょう。単語学習のところで紹介したmikanを推す理由の一つはこれです。タダに越したことはないと思われるかもしれませんが、お金をかければかけるほど、途中でやめたら損ですよね。そうやって自分を追い込むことで英語学習を続ける原動力にします。

方法その3 段階を踏む。

英語に限らず学習とは適切な段階を踏んで行うのが効率的で、前段階が固まってないのに次の段階を踏もうとしても転げ落ちるだけです。しかも曖昧な部分が多いままそれを放置すると結局何が分からないのか分からなくなってしまいます。これじゃあ本末転倒です。

方法その4 完璧を求めない。

文字通りそのままの意味です。単語や熟語は無限にあります。文法の例外だって探せばいくらでもあります。それらを一つずつ覚えてたら一生かけても終わりませんし、文法学習のところで書いた文法の体系的な理解ができません。細かな例外は後回しで大丈夫です。

方法その5 場所を工夫する。

自分が集中できる場所を探しましょう。例えば僕は家で勉強できない人間なので、受験生の時は塾や学校の自習室を使ってました。大学生になってからは大学の図書館や休憩スペース、コンビニのイートインなどを活用しています。

方法その6 気合い。

根性論は好みではないですが、「やると決めたからやる」というやつです。「今日辞めたら、これまでの努力が….」っと思うようになることで、意地でも続けようとする固い意志を持ちましょう。具体的な方法は方法その2や3です。

おまけ。

もうお気づきだと思いますが、僕がおすすめする教材…関先生ばっかりですよね。これには色々理由がありまして、それを書きます。

統一するメリットがある

関先生の教材は解釈に使う記号や用語など全てが統一されています。あるあるですが、違う先生の教材だと記号の使い分けが違うせいで、毎回自分のスタイルに変換しながら受ける必要あり、非常に煩雑です。関先生はものすごい数の本を書いている方なので、英語学習(特に受験英語)に関しては全て関先生の教材で賄えます。

わかりやすい

関先生のスタイルとして「丸暗記は良くない」というのがあり、なぜそうなるのかをきちんと説明してくれるので、理解が容易です。文法のところでも書いたように体系的な理解を促してくれます。

今回は以上になります。この記事が皆さんの英語学習の一助になれたら幸いです、最後までお読みいただきありがとうございます。

※本記事内の商品リンクはAmazonのアソシエイトリンクを使用しています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?