# 夜止まる信号

ドイツの夜は本当に暗いですよ.

何時からなのか,正確な時間は把握していませんが,気づいたら信号が止まっているんです.田舎の信号みたく,交差点の片方の信号が黄色点滅してて,もう片方は完全フリーなそんな状態.

まぁ,僕が田舎住みだからということもあるかもしれませんが,でもやっぱり東京とかと比べちゃうとドイツの夜は全体的に暗いと思います(東京と比べてしまうこと自体どうかとは思いますが).

無駄がないな,と思いました.使う人がいないものは思い切ってなくしてしまえ,ということですよね.

昨日夜に消えている信号を見つめながら,”あぁ日本のコンビニは”,とか比べて考えてしまいました.

僕は深夜のコンビニが大好き人間だったので,こんなこと偉そうに言える立場でもないんですけどね.勿論とても便利ですよ,コンビニは.あれだけ安く色々なものがいつでも手に入るんですから,サービス大国は伊達じゃないです(ドイツにもKIOSKと呼ばれるコンビニ的な便利ショップがありますが,24hでやっていないし値段もスーパーの3倍近くするんです).

ただやっぱりそこで働く人の労働環境や,何より環境への配慮を考えるともう少し形が変わってもいいのかな,とは思います.

コンビニも22時で閉まったっていいんですよ.最初文句言う人めっちゃ多いと思うけど,いずれみんな慣れるんだから.

だって,人は環境に適応していく生き物だし,なかったらなかったでどうにかなるんですから.

まぁ日本の場合,無人のコンビニが増えるなど,テクノロジーが先に追いついてこういった問題が解決される未来の方が可能性があるかな,とは思います.みんなで一斉に深夜のコンビニをやめる方がはるかに簡単なはずなのに,そうならないところが面白い.

そして,やっぱりコンビニって便利だよなぁ.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?