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ちょっとだけ帰りたい日々
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』というと、高三の三月上旬を思い出す。受験も一通り終わって、後は合格発表だけ、という、一番何をして良いのか分からない時期に、NHK-BSか何かで、三部作が一挙放送された。することも無いので、一人でぶっ通しで観ていた。
折しもその日、高校の同級生(仮にAとする)が、ネット(当時は大半が2ちゃんねる、少しTwitter)で、あらぬ疑いを掛けられて炎上していた。同級生
古畑任三郎・個人的オススメ回
中学生の頃、毎晩レンタルの古畑を二、三話ずつ見て、最近改めてチョコチョコ見直した感覚から、個人的なオススメ回を12話選びました。敢えて順番通りにせず、オススメの順番にしました。
①死者からの伝言(中森明菜)[第一シーズン・第1回]
全てはここから始まった。実は時系列的には一番最初の事件ではないのだけれども、その後もしばしば言及される、古畑自身にとって非常に思い入れのある犯人。謎解き要素も文句なく
あーら熊さん、あーら熊さん
大学院生の頃、関西で落語をさせてもらう機会があった。打上げで、共演者の中年男性と親しくなった。その段階で噺家に入門することを決意していた私は、その共演者にその旨を話すと「ホンマに落語家なるんか?」と訊かれた。それから、二次会のカラオケまで含めて、同じことを、少なくとも30回は訊かれた。「酔っ払いは同じ話を繰り返す」という現象に人生で初めて遭遇した時であり、その後で経験したどの同じ現象よりも、印象
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