見出し画像

中途覚醒は寝ている間に目が覚めてしまう睡眠障害の一つ

中途覚醒は寝ている間に目が覚めてしまう睡眠障害の一つ

寝ている途中での夜中に目が覚めてしまってから眠れなくなってしまう、そんな経験をした人もいると思います。

睡眠専門用語ではこの症状は中途覚醒と言われ睡眠障害の一つです。

夜中にトイレに目が覚めてしまう、悪夢を見てしまいめを覚ますなど症状や原因はそれぞれあります。

タイプに合わせた中途覚醒の改善方法も紹介しています。


睡眠障害の種類について

睡眠障害は4つの種類に分けることができます。


なかなか寝付けない不眠症で最も多い「入眠障害」

何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」

睡眠時間はとれているのに眠りの浅い「熟眠障害」

予定より早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」の4つです。


今回はその中で、中途覚醒についてピックアップしています。

次でその中途覚醒の症状について説明します。


中途覚醒の症状について


中途覚醒とは前述でも述べたよう、眠りが浅く途中で何度も目が覚めることをいいます。

一度眠りについても夜中に目がさめやすくて2回以上目がさめてしまう場合は、中途覚醒であるかもしれません。

睡眠障害の中でも中途覚醒は加齢が原因で生理現象として起こるものでもあります。

そのため、健康な人でも中途覚醒になる可能性があるのです。

日本人成人の睡眠障害の中で最も割合が高いともいわれています。


中途覚醒の原因について

では、中途覚醒の原因について説明します。

中途覚醒の主な原因は加齢です。

加齢によって眠りが浅くなってしまうことから夜中に目が覚めやすくなます。

また、加齢による中途覚醒は16時以降に居眠りしてしまうことも挙げられます。

他にも寝汗などによる現象や不安なことがあったり心配事があったりという負のストレス、逆に楽しみなことがあるといった高揚感も眠りが浅くなり、夜中に目が覚めてしまう原因です。


また、アルコールも大敵です。アルコールは寝酒として寝る前に飲む方もいるかと思います。

確かにアルコールは寝つきを良くしてくれますがその一方、利尿作用があるため、夜間に尿意を感じて中途覚醒を引き起こします。

カフェインも同じでコーヒーや紅茶、緑茶にも利尿作用があるため、夜間眠る前に飲用してしまうと尿意で夜中に目が覚めてしまうのです。


中途覚醒の改善方法

中途覚醒による睡眠障害はどのようにして改善すれば良いのでしょうか。

ここからは中途覚醒の改善方法をご紹介します。


①ストレスをため込まない
ストレスをため込まないことがまずは大切です。

ストレスが溜まってしまうと、入眠できたとしても神経の高ぶり、交感神経が優位となっていることによって夜間に目が覚めてしまいます。

自分自身の内側に目を向け、自分なりのストレス改善方法を見つけ、ストレス解消を行うだけでも改善するかもしれません。


②アルコール・カフェイン摂取を控える
夜間のアルコールやカフェイン摂取は控えましょう。

どうしても飲みたくなった場合はノンアルコールやカフェインレス飲料に変えるといいかもしれません。

しかし、寝る前の水分補給は夜間に尿意を即す原因なので、ほどほどにして方がいいかもしれませんね。


③リラックスした状態で入眠する
落ち着いた気持ちで入眠するとぐっすり眠れ、深い睡眠にいざなってくれるでしょう。

入眠する前はいい香りのするアロマなどでリラックスしたり、読書をして気持ちを穏やかにしたり、瞑想などもおすすめですよ。


まとめ

睡眠障害の1つである中途覚醒は身近な症状でもあり、誰でも起こりうる可能性がある症状です。

睡眠改善方法を参考に中途覚醒が少しでも改善されると幸いです。

気にならない程度の中途覚醒なら問題ありませんが、重度で気になる方は医師に相談することをおすすめします。

健康のために大切な睡眠時間。質の良い睡眠を大切にしてください。


睡眠の質を上げる7つのメソッドを紹介している書籍もご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?