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【2020年版】一番儲かった企業は〇〇ー営業利益ランキングー

こんにちは。会計ラボです。

現在、3月期決算の決算期直前ですね。今年はcovid-19の影響で企業の事業活動に大きな影響があった年でしたね😅😅

先日、海外挙式のパイオニアであるワタベウェディングが私的整理手続きによって経営再建を目指すなど、業種によっては本当に甚大な影響がでた一年でした💦💦

売上高や利益に大きな影響があった年で、決算がどのようになるのか気になるところです。

新しい決算が気になるところですが、その前に、昨年(2020年1月期~2020年12月期)の決算が出そろいましたので、本業の利益を示す営業利益ランキングをみて、昨年のおさらいをしていきたいと思います✨✨

良かったら、ランキングを見る前に予想してみて下さい😁

では、始めましょう👍

👇営業利益について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください👇

営業利益ランキング

2020年1月期から2020年12月期までの上場会社の営業利益金額を高い順に並べたランキング表は下記のとおりです(※銀行、証券、保険業はランキングに含まれていません)。


栄えある第1位は、なんと2兆4429億円もの営業利益を計上したトヨタ自動車でした。トヨタは日本企業の中でも最も世界的に認知されている企業の一つで、皆さんもよくご存じの企業ですね。

売上高も29兆9300億円と、日本トップの売上高を誇っています。

続いて、2位は、営業利益1兆5622億円の日本電信電話でした。ドコモやフレッツ光などの通信事業を営む日本トップの企業の一つです。

第3位は、KDDIで営業利益は1兆252億円です。通信事業のauやau光、その他にもau電気など私たちの生活に欠かせない事業を営んでいます。

第4位は、ソフトバンクで営業利益は9117兆円です。独特なCMでお馴染みの孫正義社長率いる通信企業大手の1つです。通信以外にも積極的な投資を行っている先進的な企業ですね。

第5位は、NTTドコモで、営業利益は8547億円です。日本電信電話の子会社ですが、当時は上場子会社(子会社だけれども上場している)だったため、ランクインしております。

2020年9月末に日本電信電話が完全子会社化することを発表し、現在は上場廃止となっています。


第6位以降も皆さんにとって馴染みのある企業がたくさんランクインしています。ひとつずつ説明すると長くなるので、6位以降が気になる方は、良かったら表を確認してみてください。

営業利益ランキングからわかる日本で稼いでいる企業の特徴

さきほど1位から5位まで紹介しましたが、何か気付いたことはありませんでしたか?

そう、上位1位のトヨタを除いて、全て携帯キャリア大手企業なんですね。ドコモ、au、ソフトバンクが上位独占です。

キャリアの携帯料金は非常に高いですよね。普通に契約したら月10,000円以上する人もいるのではないでしょうか。

しかも契約者が増えれば増えるほど利益が増える固定費ビジネスなので、携帯キャリア大手が上位独占していることは納得です。

2020年末、ドコモが月額2,980円の新プラン「ahamo(アハモ)」を発表し、それに続いてauやソフトバンクも格安プランを公表し、値下げ競争が起こったことは記憶に新しいですね。

各キャリア大手の2021年3月期決算への影響は限定的ですが、2022年3月期決算のランキングにどのような影響があるか注目です。

まとめ

本日は、上場企業の営業利益ランキング【2020年版】をみていきました。

その結果、第1位は2兆4429億円もの営業利益を計上したトヨタ自動車でした。

続く2位から5位までは通信大手(キャリア大手)のドコモ、au、ソフトバンクが独占していました。


ここからも、通信キャリア大手の携帯料金の高さと稼ぎ具合が確認できました。値下げプランによる決算への影響に今後注目です。

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