【マークの秘密】パラリンピックのシンボルマーク|東京大会が最後?実は4代目?|赤・青・緑の意外な理由とは?|スリーアギトスの由来・歴史
東京パラリンピック2020の開催により「パラリンピック」への注目が高まってきました。
「いつもはオリンピックしか見ない…」
という人も、東京開催の今大会を機に、新たな発見や出会いがあるのではないでしょうか?
そんなパラリンピックの「シンボルマーク」をご存知ですか?
オリンピックのシンボルマークといえば、「五輪の輪」
では、パラリンピックのシンボルマークは?
今回は「パラリンピック」のシンボルマークの意味や、その歴史をひも解きます!
◆パラリンピックのシンボルマーク|シンボルマークは?
パラリンピックのシンボルマークは「スリーアギトス」です。
赤・青・緑の三日月形の3つのラインが組み合わさり、シンボルマークが作られています。
「アギト」とは、ラテン語で「私は動く」という意味。
困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦するパラリンピック選手を表現しています。
なぜ「赤・青・緑」が使われているのでしょうか?
その理由は、「世界中の国旗でもっとも多く使われている色だから」なんです!
意外な理由と思いきや…
実はオリンピックのシンボルマークに使われている、世界5大陸を表すオリンピックリングの5色も、
「青・黄・黒・緑・赤に地色の白を加えると、当時の世界の国旗に使われていた色から取り入れ、すべての国への敬意を象徴する」ともされているのです。
オリンピック開会式で見られた、世界中の国旗が集まるカラフルな映像が、脳裏に色濃く思い出されますね!
◆パラリンピックのシンボルマーク|現在のマークは4代目!?
パラリンピックのシンボルマークですが、実は4代目であることをご存知ですか?実は、現在使われている「スリーアギトス」は2006年のトリノ大会から使われているものなんです!
初代は、1964年の東京大会〜1972年まで使われた「車椅子の三つの車輪を組み合わせたシンボルマーク」。
2代目は、1988年ソウル大会〜1994年まで使われた「5色の波の文様のシンボルマーク」。
3代目は、1996年アトランタ大会〜2004年まで使われた「2代目と同じ文様を山型に3つ並べたシンボルマーク」。
そして4代目が、2006年トリノ大会から現在まで使われている「スリーアギトス」です。
・Wikipediaでこれまでのシンボルマークを見る
シンボルマークに込められた想いは、その歴史とともに少しずつその形を変えてきたんですね!
◆パラリンピックのシンボルマーク|現在のマークは東京大会が最後!
そして、いまのシンボルマーク「スリーアギトス」も、実は東京大会が最後なんです!
パッと見た印象は現在のものと変わりませんが、色と形が少しだけ変更されることが発表されています。
早速に、新しいシンボルマークが使われる北京大会は、ロゴマークが修正されました。
現在のパラリンピックのシンボルマークは、この東京大会が最後。
パラリンピアンがマークに込められた想いを体現して活躍できるよう応援しましょう!
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