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【まんが少年日々記】43話 うりっ、やーのまぶやーだよ~【コラム】

事の顛末を時系列ごとに書く。

その1、
あしばーのにいにい(不良青年)たちとピストルの弾を探しに防空壕へ入って土を掘ったり、そこら辺の物を蹴飛ばしたりして探しまくる。

その2、
翌日、寝起きから身体がだるく熱もあり風邪かな〜と学校休み病院へ連れていかれ注射打たれ、日に3度の投薬するが、熱は下がらず身体のだるさも取れず治らない。

その3、
で、四日めだったか、母ちゃんの勘ばたらきでもって、市内に住む最強のユタを連れてきた。

状態や経緯を聞いたユタのおばさんは、「マブヤークミをしようね」と、家にある元気牛乳(石垣島の牛乳販売会社)の空ビンを持ってこさせ、かあちゃんが拝みに用意した未開封の泡盛三合ビンのフタを開け、元気牛乳のビンへ注ぎ入れてビニールをかぶせ、藁ひもで巻閉め、ごにょごにょと拝みをはじめた。
あれよあれよと、これぞまさしく目が点の目撃者状態。
その間に牛乳ビンには触れてないので「なにかしたでしょうー」的な素振りは皆無。
で、拝み言葉が済むとビンを持って、まんがに描いた様子を行った。
で、帰ってきたマブヤー(魂)の身体へ封じ込め拝みで終了したのです。
めでたし、めでたし、ふ〜安心、安心。

こんな奇妙な魔術的な事態は、あれ以来今日まで経験していない。
ふ〜、摩訶不思議な現象のお話はどうですか。

なに「とうとうウソ八百妄想デカ頭に」ってか。
この話は誰もが困惑と懐疑的感情でつっかかるのよ。
困るな〜、本当の事なのよ。

ところで、この日の話は続きがある。
ユタのおばーが帰った後に躾の鬼、閻魔大王じゃなくて母ちゃんにこっぴどくせっかんされる事は、このコラムの常連ならお分かりですね。
そうそうそうです、言うに及ばずさ〜。

なに「母親の気持ちが分る気がするよ」ってか
ばれないと、思う浅はかな考えを身体が身をもって知らしめる反応。
悪い隠し事はできません。トホッ。

ふ〜。身から出た錆体験でした。




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次の更新は 44話の標準語版 です。

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