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前編 エコストロー界の革命児 大久保夏斗さんに取材をしてみた。



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合同会社HAYAMI代表 大久保夏斗

中学生の時に、ウミガメの鼻にプラスチック製のストローが刺さった動画を見たことによって環境問題に関心を持ち始める。3歳上の兄が大久保さんにベトナムの草ストローの存在を教えてくれたことを機に、草ストローの輸入販売をすること決める。                       持続可能な社会の構築のために、ちょこっとエコな選択を世の中に提供し続けることを目指している。         


会長 御社の製品である草ストローは、完全に自然分解することができる・生産過程が従来のストローより短い・フェアトレード製品であるため、現地の雇用創出もできるという一石三鳥の製品だと思いますがどうやって発見したのでしょうか?

大久保さん ベトナム人のパートナーのMINHくんに兄が教えてもらったのがきっかけです。昔からベトナムでは草ストローの原料であるレピロニアを用いて編み物や、一部の地域ではストローとして使われていました。それを聞いた時にその時はまだ世界ではもちろん、ベトナムでもあまり広まっていなかった草ストローを販売しようと今に至ったわけです。


会長 なるほど。今後、御社は草ストローの販売以外に何か新しいことを始める予定などはあるのでしょうか?

大久保さん 今販売を予定しているのが、サボテンを用いたビーガンレザー。つまり、サボテン製の合皮を作ることを予定しています。

会長 そのような環境ビジネスの他社や海外との競争・将来性はどのようなものなのでしょうか?例えば、同じエコストローを販売している企業との開発競争などに先を越される心配などはあるのでしょうか?

大久保さん 環境ビジネスは今後も増えてくるのではないかと考えています。今後どのようなストローが市場に出てくるかはわからないので先を越される場合もあります。そのため、新たな取り組みを行い、他社との差別化を図る必要があるとおもっています。

会長 販売開始からわずか5ヶ月で導入店舗数が100店舗に到達したそうですが、環境問題を取り上げる番組が増えたりしていることなどもその成功理由の1つなのでしょうか?

大久保さん そうですね。それらの影響で環境問題について関心を持つ人が増加していくことによって、飲食店の方たちからも少しでも環境問題を解決する役に立ちたいと、草ストローを導入する人が増えてきています。それ以外にも、例えば日本は災害が非常に多い国ですよね。 記録的台風や大雨の原因の一つに地球温暖化があります。 それらを体験し、地球温暖化に対して危機意識を持つ人が多いことも成功理由だと思います。


後半へ続く。。。。







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