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2021年以前に考えていたこと

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過去に感じていたこと、当時発掘した感覚の記録。
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#人生

幸せとか喜びとかそういうもの

幸せとか喜びとかそういうもの

…ってなんだろう?なんて、厨二病みたいなことを考えてた。わりとずっと長く。

で、最近気づいた。
私の日常の基本は家族といるときは「緊張」、旅のときは「サバイブ」だったから、通常=緊張、戦闘準備状態だったのだと思う。

そういう状況では、「ああきっと幸せとか喜びとかは、『こうではない(ここにはない、今とは違う)』んだろう…いいなぁ…どんなかなぁ…」と妄想するしかなかった。
見たことのない謎の形の、

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母、家族

母、家族

私は母が怖かった。
突然、ぶわわと吹き上がる感情。一度沸騰すると、冷えるまで口を聞いてくれない。たとえその怒りが誤解に基づくものであっても、正すこともできない。

恐怖だった。
いつ母の感情が吹き出すか。私のどの言葉が、どの行動が引き金になるかわからなかったから、指先までぴりぴりさせて、生活した。中身を確認されるゴミ箱。閉めさせてもらえない部屋のドア。

買ったばかりのクマのノートがどこかへ行った

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世界は"わたし"でできている

世界は"わたし"でできている

材料は、わたし。
出来上がりは、世界。

生まれた場所、両親、もっと前の祖先、周りの人、そのほかいろいろ、いろんな要素があるけれど、結局のところ材料はシンプルで、"わたし"なのだ。

だから出来上がった世界が気に食わないとしても、ほかの何かのせいにはできない。"わたし"以外の材料はないから。逆に言えばその、"わたし"が少しでも変わると、世界も変わる。

全てが、"わたし"の思うまま。
全てを、"わ

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第2誕生日

第2誕生日

外へ出ないように押し込めているんだよ。
感情がわからないんじゃないよ。

他人の口を通してだったけれど、それは私から「私」への決死のメッセージだった。

「自分が本当ことを言ったら、外へ出したら、私の好きな人たちを傷つけてしまう」、そう思っていた。断片的にではあるけれど、いろんなことを学び、それは随分歪んだ観念だと、理解はしていたけれど、腑に落ちてはいなかった。

どう受け止めるか決めてるのは、そ

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