池田名誉会長

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最近の記事

9/10路上飲み

1.概要  外山界隈有志5人による路上飲みである。参加者は、統率が取れると私が考える少人数に絞った。場所はコテコテの大阪というイメージがある、難波である。 2.方法  ツイッターでは路上飲みの予定を公開せずに、各位に連絡を取り、予め決めた時間に集合。役割は私の判断により様々に割り振った。 3.結果  路上飲みを行った場所は先に先客20名がおり、私達はむしろ人民に促される形で路上飲みを行った。  路上飲み場所では人民数名が公然と立ち小便を行っており、参加者は「くさいくさい」

    • 路上飲み闘争の戦果・被害を報告します

      1.なぜ「路上飲み」を決行したか  都及び国から、自由を取り戻すためである。その目的が達成される理路とは、私達が国民の前で公然と路上に立って飲み会をすれば、国民もそれに反応して自粛を徐々にやめていくというものである。 2.「路上飲み」の概要  参加人数は2日間(5/2-5/3)で約15人、場所は中央線某駅前広場、資金及びノウハウは有志によって提供された。  なお、この路上飲みは、あくまでも私達が飲んでいるところ、気の合う人間とたまたま出会ったため、大人数となっただけのも

      • コロナ禍は社会的現象と化した

        1.はじめに この文章では、以下のことを説明する。すなわち、コロナ禍は医者によって、医学として研究されるのではなく、社会科学・人文科学の面から研究されるべきだということである。 なぜなら、医学では説明できない現象が多々あるからだ。 2.本題 一つ例を挙げる。「喪」という言葉がある。身内が死ぬと、一定期間謹慎することで真心を示す風習である。孔子が死んだ時、多くの弟子は孔子の死んだ地でしばらく喪に服した後解散したが、ある弟子は数年も、そこに留まって自らの気持ちを示したとい

        • 卒論「法的根拠がない場合、いかなる行政活動が合法か」(行政法)

          目次 1 序論 1.1 本論文の目的 1.2 本論文の研究手段 1.3 本論文の意義 2 本論 2.1 学説からの検証 2.1.1 学説の概要 2.1.1.1 侵害留保説 2.1.1.2 権力留保説 2.1.1.3 全部留保説 2.1.2 各説の根拠・論拠 2.1.2.1.侵害留保説の根拠 2.1.2.2 全部留保説の根拠 2.1.2.3 権力留保説の根拠 2.1.2.4 侵害留保説の論拠 2.1.2.5 全部留保説の論拠 2.1.2.6 権

          『頭の回転が速い人の話し方』(岡田斗司夫)要約

          知的な会話術を身につけるための本。 1、身内ノリの会話を脱せよ 2、一人で答えを出すな、会話では相手の意見を理解するだけにとどめろ。自分の意見も曲げてよし 3、よい会話をするには、脳をフル回転させないことも重要。すなわちオウム返し 4、相手と合意するための会話の流れ 5、訓練方法

          『頭の回転が速い人の話し方』(岡田斗司夫)要約

          プライベート・ライアン 感想

          『プライベート・ライアン(saving private Ryan)』観てる 中隊長(ミラー大尉)は、「一人の戦死者が十人を救ったと信じてる」と言っていたが、成り行きで「十人が一人を救う」ハメになっている。しかも2回も!戦死者まで出して! なんという皮肉か! それにしても、アパムの立ち位置が分かりかねる。弱そうなインテリ新兵だというのは分かるが。

          プライベート・ライアン 感想

          映画「二百三高地」感想

          「二百三高地」観た。 重要人物が死に、ヤクザと豆腐屋だけが生き残る結果は、日露戦争の厳しさを際立たせる。 古賀中尉(予備役少尉)が好戦的になるのも、仲間を思うからこそであり、嫌な感じは全くしない。

          映画「二百三高地」感想

          向精神薬・デパス服用体験【削除確定】

          前日譚 近所の内科で、不眠を改めて訴えたところ、「デパス」を出すと返事が出た。 (実は前にも不眠を訴えたことがあり、その時も「エチゾラム」を出そうかという話も出た。結局は生活指導で終わった。なぜか受験勉強の指導もされた) (当方、一年ほど不眠です。昼夜逆転を改善したく、市販の睡眠導入剤や西洋民間療法で使われるハーブを飲んでいた) 薬局で処方箋を頼んだところ、出てきたのは「デパス」。あのヤク中御用達アイテム、デパスである。 ついにメンヘラ界隈の仲間入りかなーと偏見のあ

          向精神薬・デパス服用体験【削除確定】

          ドイツ「戦う民主主義」は欺瞞だ

          ドイツの「戦う民主主義」という概念を、俺は肯定しません。 単なる反政府勢力の取り締まりの為に、政府が使っているからです。 ハッキリ言って特高だよね。 具体的に言えば、ドイツは社会主義が取り締まり対象なのです。「戦う民主主義」を根拠に。 ファシスト憎し(安倍晋三はファじゃないぞ)の感情から、こんな概念「戦う民主主義」を被支配者みずから支持してよろしいものか?こんな概念を掲げる治安行政を応援することは妥当か? いや、政府に逆らう連中を政府がやっつけるのは世の常だから、それは

          ドイツ「戦う民主主義」は欺瞞だ

          浅羽通明『政治学』をあなたに勧める

          浅羽通明の『新書で大学の教養科目をモノにする 政治学』は素晴らしい。元はWセミナー(TAC)の司法試験・公務員試験用テキスト。早稲田生も学部の期末試験対策に使っていたようだ。 エグ味(学者の文章に特有)は少なく簡潔。それでいて、社会批判のテイストがある。 例えば、近代国家を「ブルジョワ国家」、政治思想を「庶民には関係ない」と表現する。 (また、この本は、シールズの負けた理由、現行内閣の強い理由等を説明できているように思える) 以下で、19世紀後半から20世紀の政治思

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          就活オワハラについての分析(体験に基づいて)

          私、実は数回就活でオワハラを食らったことがあります。 友人も2回食らってます。 オワハラとは、A社が内定を出す代わりに、学生にB社の選考を辞退させることです。 そこで思ったのは、オワハラは、強迫を伴わない所が厄介だということです。 具体的に言うと、自分達の知っているオワハラは、とても優しいものです。 「ウチは内定あげたいんだけど、就活やめて、もうウチで働くと決めてくれるよね?」と面接の段階で聞かれます。 (よく聞くような「○○銀行の人事に熱湯をぶっかけられた」「大声で脅さ

          就活オワハラについての分析(体験に基づいて)

          日芸大生の詩を読む

          日芸(日本大学芸術学部)の学生K君の詩を読んで思うところがあったので、詩については門外漢であるけれども、感想を書く。詩は以下の通り。 地方都市K 枯れた花に水を垂らす老夫の朝を パンをちぎるように奪いとる 器用な魚に男はなれないまま グリスの塗られていない徒労 父 祖父 祖父と重なっていく ひえた遺骨の上を歩いて働く 街から抜け出せない街の人となった まずしい風景に鞭を打つ公務員たちは この街の くさった霧の塩気を舐めることなく 春の山菜採りのように ま

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          書評『通俗小説論』。学問のルールがこわれる書。(追記あり)

          目次 ①はじめに ②本題 ③結論 ④参考文献 ⑤追記 ①はじめに 広岡守穂『通俗小説論』(有信堂、2018年)を読む。あまりに酷い書なので、筆誅を下す。 ②本題 「あとがき」と「本文」のズレが酷い。 あとがきにはこうある。たいへん意欲的な研究であると期待できる。 「日本では恋愛がデモクラシーをおし進めてきた。といったらものすごく変に聞こえるに違いないが、 わたしは大真面目である。この本はその考えを実証しようとした研究の成果である」 「政治的な対立を緩和してデモクラシー

          書評『通俗小説論』。学問のルールがこわれる書。(追記あり)