見出し画像

「荒木飛呂彦の漫画術」を読んで学んだこと5つ

こんにちは、カゲワサビです!最近は漫画力UPのために、いろいろな漫画の指南書を読んでみています🙏
今回はせっかくなので荒木飛呂彦先生の漫画術を読んで学びになった部分を抜粋&紹介していきたいと思います!

※引用元:荒木飛呂彦の漫画術

学んだこと5つ

①動機リストを作ろう

・身を守るため
・愛する人を守るため
・仕事、義務、愛国心
・好奇心
・復讐
・欲望 ・生きる喜びのため……etc.

「この主人公はいったいどうなるんだろう?」「何をするんだろう」と気になって先を読みたくなるような動機がよい動機である。
そんな共感できる動機、興味をひける動機でキャラを作るために日頃から面白いと思った動機リストを作成しておくのがおすすめ
(キャラ作るときに役立つ&新しい面白い動機発見することができるかも)

②漫画の基本4大構造を意識しよう

①キャラクター ②ストーリー ③世界観 ④テーマ

漫画=この四つ+絵で表現する総合芸術!
特に欠かせないものはキャラクターと世界観。
ヒット作をこの構造を照らし合わせて分析するときちんとバランスがとれているorどこかがダントツであったりする。
自分の漫画がこの4つがバランスとれているかまたはどこかが魅力的に秀でているか意識しながら制作をするのがおすすめ。

③恐怖や理解できないことをメモしよう

荒木先生がアイディアとしてメモする内容
1 自分が良いと思ったこと
2 自分とは違う意見や思うできごと、理解できない人
3 怖い出来事や笑える出来事、トラウマになりそうな出来事

面白いと思ったことだけでなく、理解できないこと、怖いことなど心を強く動かす体験やネタがあったらメモしておくと、今後の創作の種になる可能性大!

④プラス、マイナスの法則を意識しよう

主人公のマイナス方向への行動がいろいろあってようやくゼロになっても、読者はあまり進んだ感を感じない。けっきょくやらなければよかったじゃんと思ってしまう(例:キック・アス2)
途中マイナスになったとしても、物語は最終的にプラスになるように心がける。また、あえてマイナスにする場合は上記のリスクを意識したうえであえてやる。
※トーナメント式は常に勝ち上がっていくので、常にプラスになっていく構造のため使い易い(が、そればかり使っていては似通ってしまうのので吟味は必要)

⑤身辺調査書を作るべし

経歴、好きな言葉、習慣、趣味…etc
物語に出ない部分も考えるとよりキャラクターに深みがでる。
荒木先生式の身辺調査書を使用して項目を埋めてみるだけでも、よりキャラの深掘りができる。
(身辺調査書のテンプレは本に記載があるので、購入して見てみてください!)

まとめ

①動機リストを作ろう
②漫画の基本4大構造を意識しよう
③恐怖や理解できないことをメモしよう
④プラス、マイナスの法則を意識しよう
⑤身辺調査書を作るべし

以上が「荒木飛呂彦の漫画術」を読んで心に残った部分です!
ここに記載したことは教えの一部ですが、漫画を面白くする上で重要なことを様々学ぶことができました!
学びを活かして制作をしていきたいです。

↓良書だったので、よければ読んでみてください🙌↓


この記事が参加している募集

#読書感想文

189,568件

いただいたサポートは漫画描きとしての活動費に 使わせていただきます✒️