イスラエルがハマスの大規模テロを受けてしまった現状を見る上での疑問点

イスラム教過激派テロ組織であるハマスによるイスラエルに対する大規模テロ攻撃に始まったイスラエルとハマスの武力衝突は激しさを増し、イスラエル側とパレスチナ側の双方で死者数が激増している。
こういった武力衝突や戦争を今後、見て行く中での一般的な注意点として、争いをしている双方の国や組織が、自らにとって有利な情報のみを流し、不利な情報を消したり否定したりするということに注意しなければならない。
このような戦争/衝突/テロ行為があった場合、まず重要なのは歴史的背景や対立構造、その対立構造の裏にいて裏からかかわっている者たちの存在である。


今回のイスラエルとハマスの衝突に関して、既に様々な情報が飛び交っておいる。
一部は真実の情報であろうが、一部は真実を誇張したり捻じ曲げた情報であろうし、一部はフェイク/デマ情報であったりする。
争いのある者たちが関わる情報/ニュースというのはいつの時代もそういうものである。

そもそもイスラエルは世界最高の諜報機関であるモサドを持っており、今回の衝突の発端となったガザ地区については、イスラエルはもともとあらゆる情報網を張っており、最重要監視対象としてハマスの行動を全て把握できるくらいに監視・調査対象となっていた。
にもかかわらず、その監視の隙を完全にかいくぐるかのようにして、イスラエルはハマスによる大規模テロ攻撃を無防備な状態で受けることで、今回の衝突に発展することとなった。

ここで上がる疑問としては、「何故、イスラエルは今回のハマスの大規模テロ攻撃を事前に察知して対処することが出来なかったか」である。
考えられる可能性としては、①ハマスが一枚上手だった、②イスラエルはテロ攻撃を把握していたのにわざと知らないフリをした、③イスラエルとハマスの上層部が実はつながっているか裏切り者がいる、というあたりだろうか。


①ハマスが一枚上手だった

今回のテロ攻撃について、ハマスの技術がイスラエルを超えていた可能性がある。
イスラエルは世界最高峰の監視技術を利用している。
だが、その機器の中には中国・台湾の半導体が使われている。
今や最高性能の半導体を利用する場合、世界最高技術を誇った日本の半導体製造機能は中国・台湾に買収されており、アメリカもイスラエルも中国・台湾の半導体に頼らざるを得ない状況になっている。

アメリカの最新鋭戦闘機に台湾のTSMCより受注した半導体の中に、TSMCに注文したものにはないはずのスパイ回路が組み込まれており、最新鋭戦闘機の情報が中国に自動的に流れる仕組みになっており、中国からのハッキングを受けてしまう内容のものであったことが米国軍によって解析されている。
また先日、アメリカの最新鋭戦闘機のパイロットが飛行中に突然、強制脱出させられてしまった事件があり、TSMCが仕組んだスパイ回路によってハッキングされたためではないかという調査が進められているところだ。

このアメリカの事件はイスラエルにとっても無関係ではない。
実際にイスラエルはハマスの大規模テロ攻撃の際に、全ての監視システムが停止したと公言している。
それが中国・台湾のスパイ半導体による可能性は否定できない。

なお、今回の攻撃を前に、モサドの高官が「ハマスはイスラエルの最新鋭・高性能の監視網に対して、石器時代の原始的な方法でかいくぐってくるかもしれない」と発言している。
たとえ、ハマスが電子機器などを使うことなく、原始的な方法で攻撃をするにしても、モサドはそれを防げないほど愚かではない。
このような背景を考えると、モサドの高官は本当にイスラエルの監視網をかいくぐられると考えていたというよりも、わざとかいくぐらせたという可能性が見えてくるのである。


②イスラエルはテロ攻撃を把握していたのにわざと知らないフリをした

イスラエルは今回のハマスのテロ攻撃を把握していたにも関わらず、敢えてわざと知らないフリをして攻撃を受けて被害を出した可能性もある。
先の①の説明のようにモサドの高官が意味深な発言をしている。

そもそも世界最高峰の諜報機関であるモサドが、最も警戒しているハマスの行動を一切把握できなかったというのも疑わしい。
事実、既に「イスラエルは実はハマスのテロ攻撃を把握していたのに、わざと知らないフリをした」という報道がなされており、これが真実なのか、ハマス側が流したフェイクニュースなのかは定かではない。

いずれにせよ、紛争が始まった現時点では、判明するのが難しい。
ただ、今回のハマスのテロ攻撃が「アメリカの9.11テロと同じだ」と言われている違和感と、「そもそもアメリカの9.11テロはアメリカ政府による自作自演のマッチポンプだ」という可能性がとても高いことが証明されていることから、今回のハマスによるテロ攻撃がイスラエル政府によるマッチポンプの可能性もあるのだ。


③イスラエルとハマスの上層部が実はつながっているか裏切り者がいる

大手メディアの報道ばかりを見ている人からすれば、「イスラエルとハマスの上層部がつながっている」とは思いもしないのではないか。
だが、そもそも、ハマスというイスラム教過激派テロリスト集団は、ファタハというテロリスト集団の威力を削ぐためにイスラエルやアメリカが1986年に設立したという経緯がある。
既に現在はイスラエルがハマスをコントロールできない状態にあるのかもしれないが、もともとハマスを設立したイスラエルが未だにハマスの上層部と繋がっている可能性は否定できないだろう。

そもそも今回のハマスのテロ攻撃自体が、イスラエルが実は把握していたとか、わざと攻撃を受けたとか、イスラエルによる自作自演であったという可能性があることを考えると、そもそもイスラエルとハマスの上層部のつながりがうかがわれるのである。

そもそも世界の支配者たちが中東のイスラエルを中心に第三次世界大戦を起こしたいのではないかという様々な状況証拠がある中で、実は世界の支配者たちがイスラエルとハマスにこのようなことをやらせている可能性さえあるのだ。

また、イスラエル側に裏切り者がいて、その者がセキュリティーの穴を作ってハマスの大規模テロ攻撃を受けさせた可能性もある。
戦争が開始するとき、大抵裏切り者やスパイが紛れ込んでおり、それによって戦争が開始されることもの往々にしてある。
例えば、第二次世界大戦の真珠湾攻撃はアメリカのスパイが計画を立て、宣戦布告をして攻撃をしたにも関わらず、アメリカがわざとそれを知らないフリをして被害を拡大させることで、アメリカが戦争を始める口実を作ったことは有名である。
2022年のウクライナとロシアの戦争に関しても、あれほどロシアは「ウクライナに攻撃することはない」と公言していたにも関わらず、アメリカとウクライナが再三「ロシアが攻めてくる!」と公言し続け、何故かロシアがウクライナに侵攻してしまったのだが、ロシア側に戦争をさせるためのスパイか裏切り者がいた可能性がかなり高いと見られている。



世界中で行われている近現代の戦争のほとんどが世界の支配者たちによる自作自演であることが既に証明されている。
今回のイスラエルとハマスの衝突についても、その可能性が十分にあるということなのである。




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