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雑記

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その他、他愛もないことを書きます。
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2021年2月の記事一覧

みんな効率のことばかり考えてるけど、世の中はなんでこんなに効率が悪いのか?

チャット、会計ソフト、スケジュール管理アプリ、ビデオ会議システム‥次から次へとビジネスツールが生まれて、毎日のようにアップデートされていくのに、日本人が働く時間が短くなっているとは思えない。メールも、インターネットも、スマホも、なんら効率に寄与するものではないのかもしれない。

「発明は必要の母」と誰かが言っていた。一般的には逆(必要だから発明される)なのだが、ここで言ってるのはそのさらに逆(発明

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ティール組織はアナーキズムであり、共産主義

これは批判しているのではない。なぜなら僕はティール組織にも、アナーキズムにも、共産主義にも、好意的だからだ。

そもそも僕は、アナーキズムと共産主義の区別がついていない。同じものをどの特徴から捉えるかの違いに過ぎないと思っている。

僕が知っているアナーキズム(無政府主義)は、民主的なボトムアップの意思決定プロセスを既成事実的に形成し、国家による規制と暴力を排除することを目的とするものだ。

僕が

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正直、お金刷って配れば全部解決すると思っている

自粛要請されても応じない理由は、お金なわけで、お金がないせいで、社会活動によって人を殺すかもしれないリスクを犯しているわけだ。

お金で命が救えるなら配ればいいのに、なぜそうしないのかわからない。

日銀で刷りまくって、国債買い取って貰えばいい。法律上は直接買い受けはできないけど、別にどうとでもなるだろう。

インフレするかもしれないが、だからなんだというのだ。インフレが起きて社会が混乱して人が死

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読書とは、切り捨てる勇気

プルーストの『失われた時を求めて』を読みながら、デイヴィッド・グレーバーの『負債論』を読み始めてしまった(後者は一度読んだことがあるのだが、あまり内容が身にならなかったので、再読している)。

プルーストの著作は隙間なく文字の詰まった文庫本14冊の連なりだし、グレーバーの著作は筋トレグッズとして売り出されているかのような紙の塊だ。

カイドウとビッグマムを同時に相手するような気持ちになる。片方ずつ

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女性蔑視がダメなら、女性を褒めるのもダメじゃないの?

‥と思うのだが違うのだろうか?

JOC会長の「女性は話が長いから会議が長引く」という発言が注目を集めている。それに対する街の声や識者の声がテレビで紹介されていたが、僕はその様子に違和感を覚えた。

「逆に、女性の方がテキパキと会議を終える」とか、「女性の話が長いのは、忖度せずズバズバ切り込むからだ」などど、女性を褒める方向に話が展開していたのだ。

これは裏を返せば、「男性は話が長い」「男性は過

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ネタバレって、どうして嫌なのだろう?

一方は、自分で読み終えて結末を知っている状態。もう一方は、誰かにネタバレされてから読み終えた状態。何が違うのか?

確かに、衝撃を受けるという体験はネタバレによって失われる。しかし、衝撃というのは一過性のものに過ぎない。

ネタバレされようがされまいが、鑑賞し終えてしまえば、「結末を知っている」という状態はなにも変わらないはずだ。

しかし、ネタバレをされてから知った物語は、振り返ってみても味気が

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